早朝の電話はドキッとする。真っ先に「志摩の実家からか?」と考える。受話器をとるまでにさまざまなケースが頭を巡る。「おはようございます」長女の声だった。小5の孫が朝起きたら体調が思わしくなく、学校を休むので面倒を見て欲しいとのこと。私たちに何か予定が入っていたら困ったなという不安気な口調だった。
実家の両親のこともあり、私はできるだけ縛りのある生活は避けている。何かあったときいつでも自分の裁量だけで予定を変更できるようにしておくというのが大原則である。すぐに山崎まで車を走らせた。
夕方近くまで布団の中で静養して元気になってきたら退屈で仕方がない。私の部屋で面白そうなものはないかとゴソゴソ探し始めた。好奇心旺盛な年頃である。文庫、新書用に自分で作ったスリムな本箱の最上段に無造作に置かれている箱に目をつけた。ゲームらしき横文字のタイトルが気になったみたいである。
「Jeu Mok(ジュモク)」というのを幼稚園か小1の頃にやった覚えがあるという。1:2:4の比率で作られている天然木の積み木10個を使った簡単なゲームで、言われてみると積み木遊びのつもりで遊んだ記憶がよみがえってきた。
授業や学活などのネタ探しのために色々なものを買った。その多くのものは退職した時に役に立ちそうなところに寄贈[押し付け(笑)]してしまった。行き場所のなかった物たちである。孫の目にとまって久々に最上段から降りることとなった。
その中で一番興味を示したのが『Tetra cube PLUS』であった。4個のキューブでできている6種類の駒に惹かれたようである。
駒を積む「タワー」「ツインタワー」、8×8のゲーム盤を使った「スペース」「地面とり」「道づくり」という5種類の遊び方ができる。私もやったことがなかったので何となく「地面とり」が面白そうに思えたので7回勝負をすることにした。
それぞれが、単色駒6個と二色駒6個計12個を持ち、ゲーム盤の真ん中に置かれたベース駒からスタートして、先ず2色駒を代わる代わる同じ色の面と面がつくようにして置いていく。これが前半戦。最終的に真上から見て自分の色の駒が多い方が勝ちとなる。この時点では12対12である。
後半は単色駒を同じ要領で置いていく。相手の駒を消しながら自分の色を増やしていくというようにオセロと同じ要素があるが、面ではなく空間で考えていく必要があるので読みづらい。すべての駒を置き終わったら真上からみて数えるだけ。
この場合、白25個、茶30個で茶の勝ちとなる。7番勝負の結果は1勝2引き分け4敗プラス「もう1回!」1敗と無残な結果。ちょっといやかなり悔しかった。
娘が夜勤があるので来週また泊まりに来るので再戦を約束する。
実家の両親のこともあり、私はできるだけ縛りのある生活は避けている。何かあったときいつでも自分の裁量だけで予定を変更できるようにしておくというのが大原則である。すぐに山崎まで車を走らせた。
夕方近くまで布団の中で静養して元気になってきたら退屈で仕方がない。私の部屋で面白そうなものはないかとゴソゴソ探し始めた。好奇心旺盛な年頃である。文庫、新書用に自分で作ったスリムな本箱の最上段に無造作に置かれている箱に目をつけた。ゲームらしき横文字のタイトルが気になったみたいである。

授業や学活などのネタ探しのために色々なものを買った。その多くのものは退職した時に役に立ちそうなところに寄贈[押し付け(笑)]してしまった。行き場所のなかった物たちである。孫の目にとまって久々に最上段から降りることとなった。
その中で一番興味を示したのが『Tetra cube PLUS』であった。4個のキューブでできている6種類の駒に惹かれたようである。


それぞれが、単色駒6個と二色駒6個計12個を持ち、ゲーム盤の真ん中に置かれたベース駒からスタートして、先ず2色駒を代わる代わる同じ色の面と面がつくようにして置いていく。これが前半戦。最終的に真上から見て自分の色の駒が多い方が勝ちとなる。この時点では12対12である。




娘が夜勤があるので来週また泊まりに来るので再戦を約束する。