素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

運転免許更新の高齢講習は70歳以上からか!

2015年10月30日 | 日記
86歳になる母が来年の5月に運転免許証の更新を迎える。「さあ?どうするか?」帰省するたびに話題に出る。私はハムレット状態になる。一番近くのスーパーまで私の足で30分かかるため車は必需品である。生協の個配を利用したりして工夫をしているが限度がある。私が足がわりなることができれば即返上という答えが出るのだがそうもいかない。運転ぶりを見ていれば技術的にも判断力にも問題はないと思う。「しかし、何かがあってからでは遅い」という声も聞こえる。春までには結論を出さないといけない。

 そんなこともあり、高齢者講習での適性検査についてはよく聞かされていたが、てっきり後期高齢者の75歳以上が対象だと思っていた。ところが、今日ジムで70歳になる人が、高齢者講習の通知が来たとぼやいていた。講習料5600円が痛いということや実車1時間が不安だという話であった。近くの教習所で受け付けているみたいだが、教習所のコースには嫌な思い出が多いとのこと。

 75歳以上になると加えて、記憶力・判断力を見る予備検査がある。母はこの検査のことをよく話すので75歳以上と思い込んだ次第。

 それにしても、最近ブレーキとアクセルの踏み間違いや逆走などによる高齢者の事故が多い。私もコンビニやスーパーの駐車場では前に行くはずの車が後ろに下がってくることがありうると用心して歩くようになった。歩道を歩くときもしかり。車を運転しているときも逆走してくるかもしれないと心の準備をするようになった。

 他人事ではなく、自分自身への戒めでもある。便利だが凶器ともなるということを常に忘れないことが大切。自転車保険にも加入した。他人の所業はしっかりと見えるが、自分のことは見えない。内省を怠らないようにしたいものだ。

 私が高齢者講習を受けなければならない頃は、もっと検査が厳しくなっているかもしれない。
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