素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

「余録」は日記の代わり?

2023年02月02日 | 日記
 「余録」ノートの過去1年分は、リビングのソファー横に並べて置いてある。青色の印がつけてあるのが2022年1月~12月、今年は赤をつけた。1月は珍しく月内に100%書き写すことができた。用事などで時間の余裕がなく書けない日が月に2~4日はどうしてもある。全ページが埋まっていると何となく気分が良い。
 手の届く場所に置いているのは、1年前は何が取り上げられていたのかと振り返る時に便利だからだ。時間にゆとりのある時は、書き写していない日のページを埋めることもある。

 去年の2月2日のページを開けると、メモ書きで「関西感染者22227人」とあった。多分、夕方のニュースを見ていて「2022年2月2日、1の位の7が2だったらきれいに2並びになったのに惜しいな」という思いで書き留めたのだろう。ちなみに今日の関西感染者数は5697人だった。コロナの方は落ち着いてきているみたいだ。4日に孫の保育園で生活発表会があるが、観覧者数が1家庭1名から2名に緩和されたと娘から連絡がきた。最後の生活発表を見ることができると妻は喜んでいる。小学校の様子を聞いているとインフルエンザのほうが今は主流とのこと。

「余録」は石原慎太郎さんのことであった。作家としても政治家としても評価の難しい人だったということが文章から伝わってくる。「良くも悪くも他者を顧慮することなく、自らをアピールする「無意識」の力で戦後の最も勢いのある時代を彩った石原さんだった」という一文が的確だなと思った。時を置いて読むこともまたいい。

 「余録」は世の中のタイムリーな話題を取り上げているので私にとっては日記の代わりのようなものである。時々読み返すと新しい発見がある。
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