前回の続きです。
佐世保の町の海岸沿いの道を通ると、たくさんの大きなクレーンが林立しているのが見られます。
以前来た時は、特に気にとめることもなく通り過ぎてしまったのですが・・・
さて、タクシーの運転手さんが教えてくれた場所とは・・・
ここです。ここ、どこだかわかりますか?
SSK(佐世保重工業)の造船所です。
この低くなっているところがドッグ。大きな船が造られています。
造船不況なんて言葉が今でも印象に残っているものですから、こんな大きな船が
造られているんだとびっくり。こういうドッグが海岸沿いにいくつもあるようです。
とても広くて、なんでもバカでかい大きさです。
あっ、左側の大きなコの字型のクレーンが、グワーーンと手前に動き出しました。
たくさんのクレーンは造船所で使われていたんですね。中に見える青いところが船の船体です。
こんな大きなものを作っているのだから、クレーンが大きいのも納得です。
この広い造船所、どこから見学しているかというと・・・
こんなところから。
道路の脇に車が数台停められる空き地(目印は道路向かい側にあるコンビニ)があって、
そこから、フェンス越しに造船所の様子を見ることができます。
高台からなので、全貌が見渡せるだけでなく
大きなクレーンが動くのも間近で見られてものすごい迫力です。
あっ、今度はこっちのクレーンが動き出しました。
何か吊り下げられています。
わお!
これ、船の最後尾、スクリューがつくところですよね。
すると今度は下の黄色い平らな台がするすると動き出しました。
この車、前後左右に動くようです。
おや、写真を見て気がつきました。
作業しているかたは自転車で造船所内を移動しておられるんですね(矢印に自転車)
後ろにも分割された船の一部があります。平らな車が真下にやってきました。
積み込むために微調整をしているようです。どこへ持っていくのでしょう。
大きすぎてクレーンの上の方は写真に入りませんでした。
まだまだ、見ていたかったうさぎとくまでしたが、あまりに蒸し暑くて
正ちゃんが車に戻りたがったので、やむなくこの場をあとにしました。
ああ、おもしろかったぁ。
次に向かったのはそこから少し西に行ったところにある半島の展望台。
逆光だったので影絵のようになってしまいましたが、この風景、観光ポスターなどでおなじみですよね。
西海国立公園「九十九島」です。この展望台へは初めて来ましたが、素晴らしい眺めです。
ここでも、いつものように景色を眺める正ちゃん。
180度のパノラマ。右上の方に佐世保の市街地も見えます。
拡大したら米軍の艦船も写っていました。
あいにく霞んでいてよくわかりませんでしたが、ここからは五島列島も見えるそうです。
・・・・・ 次回へ続く ・・・・・