

スイセンの下位分類は、Wikipediaによると以下の通りです。
・スイセン Narcissus tazetta
・ニホンズイセン Narcissus tazetta var. chinensis
和名はニホンズイセン(日本水仙)であるが、原産地は地中海沿岸。室町時代以前に、中国を経由して日本に入ったと考えられている。
園芸作家の柳宗民は、ニホンズイセンは中国から球根が海流にのって漂着したものが、野生化していったのではないかとの説をとっている。
・ラッパスイセン Narcissus pseudonarcissus
・クチベニズイセン Narcissus poeticus
ギリシア神話では、学名の由来ともなっているナルキッソスの生まれ変わりと言われている。
・キズイセン Narcissus jonquilla
・カンランズイセン Narcissus x odorus
・キズイセンとラッパスイセンとの雑種。
また、花の形による分類は、同じくWikipediaによると次の通りです。
・ラッパ咲き - 副冠の長さが花弁の長さと同じかそれ以上のもの。
・カップ咲き - 副冠の長さが花弁の長さより1/3より長く花弁全体より短いもの。
・小カップ咲き - 副冠の長さが花弁の長さより1/3より短く花弁全体より短いもの。
・八重咲き - 花弁や副冠が八重咲きになるもの。
・トリアンドロス咲き - 下向きに咲くもの。
・シクラメネウス咲き - 花弁がシクラメンの花のように反転するもの。
・スプリットコロナ咲き - 副冠が1/3以上裂けているもの。
我が家には6種類のスイセンがあり、1月(一部は12月)から3月にかけて順にお花を咲かせます。
最も早く咲くのが、ニホンズイセンとキバナスイセンです。このうちキバナスイセンは花期が長く3月まで楽しめます。図鑑で見るとキズイセンとは違うようです。
次に咲くのが黄色いお花のラッパスイセン。大きなお花は特に下を向くので、撮影は簡単ではありません。
3月に入ると、白花で房咲きのカップ咲きのスイセンがお花を咲かせます。この品種は香りが強くて、庭中がスイセンの香りに包まれます。
同じくテタテタも3月花開きます。テタテタは小型のスイセンで、株がよく増えるので、我が家ではあちこちに植えています。
我が家で最後に花開くのは、園芸種のプリンセスキコです。白花で副冠がピンクの上品なお花です。この品種は5年位前に球根の栽培が盛んな富山で購入したものです。
キブサスイセン / キバナスイセン(品種名は不明です)
黄色いお花ですが分類上のキズイセンとは違うようです。我が家では12月に咲き始め3月まで咲いています。数も多いです。




ニホンズイセン
我が家では12月か1月に花開きます。年々花数が減ってきています。

ラッパスイセン(品種名は不明です)
このお花はキズイセンとラッパスイセンの雑種かもしれません。
我が家では1月に咲きます。咲き始めは花茎が短いですが、咲いてから伸びていきます。咲き始めがきれいです。


カップスイセン(品種名は不明です)
我が家では3月に咲きます。とても香りが強いです。球根は10cm以上の深さで大きく育ちます。株が増えたので球根を友人に差し上げました。





プリンセスキコ
我が家で3月に一番遅れて咲きます。葉の長さは短めで栄養が少ないためか、今のところ球根も増えていきません。

テタテタ
我が家では3月に咲きます。株が増えたので球根を友人に差し上げたほか、プランターや庭のあちこちに植えています。元気です。
