shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

白山テント泊お花見ハイキング その② 別当坂後編

2022-08-01 04:26:48 | 山行・旅行
私が歩くのもゆっくりだが、このブログもゆっくり歩調に合わせてゆっくり進めていきたい。
さて、その①からの続きだ。

■1日目(7月23日、雨のち曇りのち晴れ) 1枚目の地図参照。コースタイム5時間50分。
別当出合→別当坂分岐→(観光新道)→殿ヶ池避難小屋→黒ボコ岩→エコーライン分岐(砂防新道合流点)→(エコーライン)→エコーライン分岐→(南竜道)→南竜山荘→南竜ヶ馬場野営場(泊) (赤字部分が今日ご覧いただく範囲。)




別当出合を6時20分に出発して、高山植物が豊富な観光新道に向けて、勾配が急な喜市郎坂を登って行く。


喜市郎坂は、白山登山口の市ノ瀬にある永井旅館の創始者、永井喜市郎の名をとって付けられている。
永井喜市郎は、別当出合を起点とする観光新道を切り拓いた人であり、別山登山道(今の別山・市ノ瀬道)を拓いた人でもある。
今年この道は雪崩のため一時通行止めとなっていたが、修復され安全に通れるようになった。
道沿いにお花が次々に現れてきた。

ヨツバヒヨドリ(キク科ヒヨドリバナ属)。


アザミ(キク科アザミ属)の仲間。白山にはフジアザミ、オニアザミ、ハクサンアザミ、タテヤマアザミ、ノリクラアザミなど、多くの種類のアザミが咲いている。
このアザミは花が上を向いていることから、タテヤマアザミかノアザミの可能性が高い。白山の亜高山帯より上部で観られるアザミの多くは、タテヤマアザミだということだ。




サンカヨウ(メギ科サンカヨウ属)は実が着いていた。


シモツケソウ(バラ科シモツケソウ属)が見られだした。この先の尾根道でたくさん咲いていた。


ヤマブキショウマ(バラ科ヤマブキショウマ属)も見られだした。


7時50分に別当坂分岐に到着した。ほぼコースタイム通りであった。ザックを下ろして休憩した。


近くにササユリがまとまって咲いていた。やや見ごろを過ぎていたが、それでもササユリはいとおしい。


こちらはツバメオモト(ユリ科ツバメオモト属)の葉に似ている(花はまったく違う)。同じユリ科のミヤマバイケイソウ(ユリ科シュロソウ属)の花後かもしれないが、自信がない。
keitannさん、なつみかんさんからノギラン(キンコウカ科ノギラン属)だと教えていただきました。ありがとうございました。


オオバギボウシ(キジカクシ科リュウゼツラン亜科ギボウシ属)が咲いていた。この先でもたくさん見られた。


白山テント泊お花見ハイキング その③ 観光新道前編 に続く。
コメント (13)
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