父の形見－サンダーバード

「ようやく３月３日に父の納骨式が済みました。」という話を先日書きましたが、父が亡くなってから、母が遺品の整理をしてまして、ネクタイとかカフスとか、万年筆、ボールペン、中には新品の物も沢山でてきました。

もちろんそれぞれ兄弟や親戚、知り合いの人にもらってもらったり形見分けをしたんですね。

時計も何本かでてきまして、オメガやロンジンなどのクォーツも３本ほどありました。　そのロンジンのクォーツはバンドがボロボロになってましたんで、新しい黒クロコのバンドを購入し交換してもらいまして、僕が着けてます。

そうしてましたら先日、ウチの母が「また時計が出てきたから見においで。エエ時計やで。」と言いますので、実家に行きますと、ナント！ロレックスでした。
＼(◎o◎)／！

「うわ～こらスゴイ！ロレックスやんか！でも・・・・もしかして偽物ちゃうやろねぇ！」と、疑いの眼差しを母に向けますと、「そんなん！本物に決まってるやんか！」と激怒されました。

家に帰って、ネットで調べて見ますと、正式名称は「ロレックス サンダーバード WG/SS Ref.16250・R-1540」という品で、書いてある通り、もうすでに廃盤となっているものでした。

シリアル№を見てネットで年代を調べてみると、7519XXXという番号は、１９８２年頃の製造でしたから、もうかれこれ２５年ほど前の製品ということになります。　アンティークというほどでもありませんが、年代物であることは確かです。

あまり父が着けているところを見たことはなかったんですが、「これはエエ時計なんや。」と話していたことを薄っすら記憶しております。

「大切に使っていたんやなぁ」と、しみじみ思い起こしました。

しかし長年しまってあったんで、結構汚れていましたし、小キズも沢山あったので、オーバーホール＆ポリッシュに出す事にしました。

もちろん正規店に出せばいいのですが、相当な値段がしますので・・・・お金もありませんし、早速、ネットで色々と調べてみますと、何店かのお店がピックアップできました。

見積りを依頼して、一番早くて安くできるところに決めました。(^_^;)

そして約３週間ほどで、「作業完了しました」とのメールがきまして、修理代金を振り込みましたら、すぐに発送していただき、今日届きました！！

ドキドキしながら開けてみると＼(◎o◎)／！もうピッカピカでした。

本当に新品のような輝きで、本当に嬉しかったです。

出す前にブログ掲載用に写真を何点かとっておいたんですが、一番良くわかる比較対象写真を出します。

ＯＨ前


ＯＨ後


もちろん表面の方も、ピッカピカになっているんですが、前に撮った写真と区別が付きにくかったんで、あえてバンドの部分を出してみました。

これから父の形見の時計「ロンジン＆サンダーバード」を大切に使っていきたいと思ってます。