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消費税引き上げ or 物品税復活?

2008年09月17日 | 雑感・日記的な
現在、自民党総裁選挙が行われており、このままいくと自民党総裁=内閣総理大臣となるわけですが、その政策論争の中で、「消費税」の引き上げについて議論が交わされております。

はじめに与謝野氏が「堂々たる政治」ということで、「2~3年以内の消費税の引き上げ」に言及しましたが、その他の候補はハッキリとした回答はなかったと思います。

しかし、最近になって、麻生氏までもが「今後3年間は無理だが、将来的には10%に」という見解を示しました。

1989年消費税3%が導入されたとき、そして1997年に5%に上がったとき、日本中には大変な嵐が吹き荒れ、景気は冷え込みました。

しかし、その時より日本の景気状態は悪い中で、更に5%引き上げていくというのは、大変な困難が予想されます。


そこで・・・!


1988年まで摘要されていた「物品税」を復活させてはどうかという話がチラホラ聞かれます。

物品税とは、いわゆる「贅沢品」などにかけられていた税金ですが、1988年といえば、僕は17歳・・・でして、贅沢品とは無縁の世界に生きてましたから、全くと言っていいぐらい、その存在を知りませんでした。

なので、調べてみました

すると、とんでもない税率がかけられていたんですね 一部抜粋しますと・・・

30%・・・大型モーターボート、ヨット、ゴルフ用具、貴金属製等の時計(ロレックスとか?)、普通乗用車(輸入車?大型のベンツとか?)
23%・・・普通乗用車3ナンバー車(クラウンとか?)
20%・・・ルームクーラー、大型冷蔵庫(当時は170ℓ超で大型としていされていたんですね)、大型テレビ、家具類、ハンドバッグ
18.5%・・・普通乗用車5ナンバー車
15.5%・・・軽自動車
15%(小売課税として)・・・貴石(宝石?)、真珠、貴金属、毛皮
15%・・・掃除機、洗濯機、乾燥機、扇風機、小型冷蔵庫、ビデオデッキ、ステレオ
10%・・・時計、香水、
5%・・・小型二輪自動車、化粧品、炭酸飲料、コーヒー、ココア


と、まぁざっと書き出しましたが、時代が時代ですから、おかしなものもありますね。

まぁ時代背景を考慮して、冷蔵庫、エアコン、掃除機なんかっていう生活家電製品とかは、もう少し下げてもいいでしょう。

これを前提として、もう少し改定して、5%刻みぐらいで、最大30%~10%までの枠で、税をかけていくのも一つの方法だと思いますよ。

あとの食料品(高級輸入食材や国産の高級食材なんかの線引きが難しいですが)、衣料品(これも高級ブランド品とかの線引きが難しいですが)、生活必需品(洗剤や薬、その他の消耗品)とか、衣食住に最低限必要なものは5%の消費税据え置きにしといて、何とかやれませんかね?

頭のいい財務省とかの人に考えてもらいたいものです。