陶芸ブログ「ひとりごと」

マイペースに陶芸やっています。
委託販売や通販も行っております。

なまず刺繍ハンカチアップ

2025-03-10 | Weblog
今日のお天気晴れ。
minneとCreemaになまずくんの刺繍タオルハンカチアップしました。
暫く、タオル系の刺繍がちょっと調子悪かったのですが対策出来ました。

やっぱり枠嵌めの重要さを実感しました。
隅に刺繍するため、置き縫いに近い状態にするのですが、模様が途中でずれないための対策が必要です。
この柄は割と広い面積を刺繍で塗りつぶすため、ずれが生じやすいようです。

色々工夫して安定して刺繍出来るようになりました♪

淡い黄緑色のハンカチタオルも追加。
タオル地は、綿100パーセント
手触りや吸水性などの使い勝手は良い感じで、私も愛用しています。

先日の失敗の対策。

ここしばらくは市販釉薬を使用してきました。
が、なんか釉かけしにくい性質に変化するものが一部あります。
棒メーカーの品だけで何回か起きてるの現象なので、添加剤か何かなのかなぁ。

というわけで対策として一部自作に回帰。
ポットミルという専用道具はもっていないため、材料を合わせて乳鉢でひたすら擦る!
正直手間暇かかりすぎなため基本やめていたのですが、中身が分かるから細かな調整なども出来て便利な面もあります。

ふるいで丁寧に漉して出来上がり。

テスト焼成してから本番に使います。

何屋さんなんだかという投稿ですね。
刺繍か陶芸かその時の気分に合わせて出来るのは個人的には気に入ってます。
時々切り替えるメリット、デメリットもちろん両方あるなと思います。

なるべく楽しい気持ちで制作に向かえるようにと考えています。

簪アップと窯出し

2025-03-08 | Weblog
今日のお天気曇り。
昨日と今日でminneとCreemaに簪をアップしました。
トップ画像は赤玉に金。
赤玉にアンティークゴールド
二股タイプ
なまこ釉薬
青銅マット釉薬
小豆色釉薬
アンティークゴールド釉薬
紫マーブル
グレーマーブル
白磁長玉
今回紹介している簪の金具は、15年以上同じ業者さんから取り寄せています。
強度の高さを重視しています。

先日、窯出ししました。
今回は、過去にないほどの大失敗!

ぱっと見た感じは問題なさそう?
窯の上のほうに入れたものは良かったのですが、下の段の作品の釉薬がすごい流れてしまいました。
下の段に入れていた玉は全滅・・・
同じ釉薬と素材でも、すごく色が違って出ました。
下の段だけ極端なかいらぎ状態に・・・

釉薬のムラなどで、無事に商品として出せそうなものが数点しかありませんでした。
ここまでの失敗は初めてです。

原因は複合的な印象で、正直よくわかりません。

上下段の温度差が激しくなってしまったことは間違いないです。

熱電対長く使用しているので、表記温度が正確でなかった可能性もあります。

電熱線が劣化で暴れているので、温度ムラにつながった可能性もあります。

石灰透明釉薬をかけるときにも、釉薬の状態に違和感があったので、石灰透明については釉薬側の問題の可能性も。

と、色々原因を探っては一つずつ対応していくしかないですね。
最近は、作品の作りを丁寧にしているから、失敗のダメージもちょっと大きかったです。

そういえば、最近家電が急に調子悪くなって突然治ることが多発しています。
エアコン、炊飯器、ポット、ストーブなどが立て続けに壊れた・・・と思ったら数日後復活してくれてホッとする状態。
因みにドアとか家電じゃないものも似たような感じで・・・不思議です。

本人はというと、暫く不調が出ましたが、毎年春ごろこんな感じですのでまぁ通常運転かな。
気圧の変化に対する弱さは手術後続いてます。
無理せずちゃんと休むようにしてからは、やっぱり気持ちが楽。

大分復活したので、今回出た焼成課題の対策等しっかり進めていこうと思います。


刺繍のアゲハ蝶ヘアゴムアップ

2025-02-19 | Weblog
今日のお天気晴れ
Creemaminneにアゲハ蝶のヘアゴムアップしました。

ミシン刺繍のデザイン作りをし始めたころに作り、少しずつ改良したデザインです。
色味次第で雰囲気が変わるのでとても楽しいです。

華やかな色も出来ますが、落ち着いた色合いの人気が高いように感じています。

青系と藍色系。
色味は近いですが、藍色系の落ち着いた色合いは職場などでも使いやすいようです。

裏はこんな感じに手縫いでゴムを通す部分を付けています。
ゴムの交換がしやすいように、通すだけの作りにしています。

また、三部紐が通る程度の幅があるので、帯留めとしても使えます。
金具を付けた帯留めタイプもありますが、お好みでお選びいただければと思います。

最近の製作は、土の再生やバレッタ成型など。
素焼きに向けて、準備など色々進めています。

季節的に、ネーム入れの外部仕事なども行ってます。
色々切り替えながら作業するのも面白いですね。

昨日は今年初の鳳整骨院に行ってきました。
大分あちこち大変な状態になっていて、こんなところがひどく凝っていたのと驚くことも多かったです。

枕の高さが合っていない可能性を指摘いただき、調整して寝てみたらよい感じ!
実は寝る環境を変えていました。
以前慎重に合わせたつもりの枕では、今の環境では低かったようです!

こういうところに気が付いてアドバイスいただけるの本当にありがたいです。
以前から身体の状態に合わせた運動のアドバイスや、姿勢の悪癖なども見つけていただいて、少しずつ修正しています。
おかげで、健康状態は良い方向になっています。
サボるとやっぱりでてしまいますけどね(笑)

改めて健康の大切さを実感した次第です。

登り窯作品焼き直し

2025-01-29 | Weblog
今日のお天気晴れ。
先日、だいぶ前に登り窯で焼いていただいた作品の再加熱をしました。

被った灰がいまいち溶け切れていないざらつきのある風合いでした。
これはこれで悪くないけど、販売しても反応はいまいち。

時分としても、もう少し艶感のあるほうが好みでしたので再焼成しました。
普通に電気の窯で焼くだけで大丈夫とのことでした。
左が再焼成しなかったもので、右が再焼成したもの。
うん。このほうが良い!
ということで、ショップ作品を再焼成したものに入れ替えました。
(備前風のものは土が熱に弱いため再加熱は出来ません)

再加熱後の抹茶茶碗

再加熱前の抹茶茶碗





再加熱前のぐい呑み

再加熱前のぐい呑み

最近の絵付け中作品。
淡いふんわりした色合いのアンモナイト制作中。
最近の失敗と実験。

マグカップの上絵を焼いていたところ、器の内側に釉薬の細かな泡立ちが出てしまいました。
大分以前にも一度ありましたが、炉内水分などが原因らしいのですが・・・
気を付けていたつもりでしたので、ほかに原因あるか検討しています。

器として使うのは厳しいと判断して、ものは試しと上絵済の作品を本焼き再加熱しました。

すると、釉薬のクレーター状態のぶくが出て焼きすぎ状態に。
外側は、黒の上絵付が釉薬に沈むイングレーズ状になって、色は変わるけど模様は残りました。
なるほど。
備忘録的なメモでした。

因みに現在工房環境の都合上ろくろ作品の新規作成はお休みしています。
よろしくお願い致します。

ヘアゴムアップと上絵テスト

2025-01-22 | Weblog
今日のお天気晴れ。
トップ画像は艶黒釉薬にアゲハ蝶模様のヘアゴム(小)

こちらは紫釉薬に銀ラメ細菊模様のヘアゴム(小)
なまこ釉薬のヘアゴム(小)
木の板の上に乗せると、白背景より青系の色味は引き立ちます。
ですが、実際見た時の印象とのギャップが出ないように、色々な角度で、主に白背景で撮影するようにはしています。

青緑系の薔薇

丸っこいどんぐりヘアゴム。


こちらは上絵が焼きあがったキノコ。
簪のトップを飾る予定です。
竹軸は出来ているのですが、軸に色塗りをしたくて準備中です。

梅の玉で、花を入れる前に枝だけ描いて焼いたところです。

こちらは書き黒に赤の盛り絵の具のテスト。

普段は洋絵の具を使用していますが、表現のために和絵の具を試している状態です。

盛り絵の具は素地のピンホール隠しに使えると聞いていましたが・・・
大きいピンホールはさすがに隠れず、同じところに穴が出ました!
下の黒も、上の赤も消えなかったのは幸い。
色味はちょっと落ち着いた雰囲気です。

この和の盛上絵の具だと、鮮やかな赤い椿というわけにはいかない感じですね。

上絵付けも含めて、陶芸のいろいろな知識を改めて増やしていきたいなと思っている次第です。
最初から思ってましたが、本当に奥が深く幅も広い世界です。