まわる世界はボーダーレス

世界各地でのビジネス経験をベースに、グローバルな視点で世界を眺め、ビジネスからアートまで幅広い分野をカバー。

シンガポールは知と金の集積回路

2012-03-16 00:28:54 | シンガポール

My Wifeが雑誌「プレジデント」の2012年
4.2号を買ってきました。「お金に愛される
習慣」という特集の号です。特にお金に
執着があるわけではないのですが、お金持ち
には興味を持っているようです。
それも並のお金持ちではなく、
桁外れのお金持ちに。
先日もForbesの長者番付を丹念にチェック
しておりました。「でもこの番付に入って
いない人で、実はすごい人がいるはず」と
ぶつぶつ言っておりましたが。

そういえば、私も以前、億万長者になる人に
共通の性格を研究(?)していたことがあり
ました。と言っても本を読んでいただけで、
実践はしていなかったのですが、以下の
ブログにそのことがちょっと書いてあります。

億万長者になれる人の資質とは
さらなるミリオネアーの秘密

さて、この雑誌のメインは「金持ち運」を
つかむ黄金法則という特集で、次の8つの
法則が出ておりました。
1) よい仕事ということに集中している
2) 大胆だが、大雑把ではない
3) 体のことに注意している
4) 人のために、生きたお金を使える
5) 見栄を張らず、身の丈の生活をしている
6) 自分は運がいいと思っている
7)失うことに抵抗がない
8) 未来は、いまよりよくなると信じている

なるほど、どれも自分にあてはまる、という
ことは自分も大金持ちになれるのかもと
期待を抱きながらページを進めていくと、

シンガポールにいま、お金持ちが集まる理由
という見出しが!
「人間だけでなく場にもまた、場の持つ
エネルギーというのがある。私たちは自分
で場所を選んでいると思いがちだが、じつは
場も人を選ぶのだ」と書かれている。

その後、数ページにわたって、シンガポール
に拠点を移した30代、40代の日本人の成功者
が数人登場してきます。こういう人たちが
集まってくるということは、お金も、エネル
ギーも、幸運も、インテリジェンスも、情報
もそこに集まってくるということ。
シンガポールという国家の戦略がもともと
そういうことを目指していたのだと思うので
すが、それが結果を産んでいるのです。

先日、トランジットでシンガポールに寄った
時、久しぶりにオーチャードの高島屋の
紀伊国屋書店に行き、その蔵書の豊富さに
感動いたしました。英語の本と日本語の
本のバランス、日本語の本の中でアジアに
特化した本のセレクションの見事さ、
そして、写真や、デザイン、広告、マーケ
ティング、ビジネスなどの英語の本の充実。
このへんはすごいとあらためて脱帽しました。

知が集積する国の書店はさすがにすごいと
思ったのでした。シンガポールのように
経済が元気な場所には、いろんな物が
集まってきているんだなあと思うのでした。

経済のことには全く無縁のMy Wifeは、
「やっぱりそういう所で仕事するのがいい
わよね~シンガポールが呼んでいるかも」
と数年前から言っておりました。



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