天災とは、人間から見れば、人間を損ない、害毒を与える。しかし、地球から観れば、地球と人類によるカルマの躍動に過ぎない。
天災も、何れ過ぎ去る。そして、人類には、必ず平安が訪れる。その一時を見て、人の世を平和と吟う。
笑止。
例え今の日本に天災と争いがなくても、同じ地球人類の大多数が死に瀕している。
今の情報世界に於いて、我は知る。世には餓死する人もいる。森林火災で焼かれる人もいる。戦争で惨殺される人もいる。強盗強姦、銃殺斬殺。
至聖先天老祖の弟子である者と、道を修める者は悟らねばならない。
これから人類に訪れる悲惨な予兆を。
この世とは、確かに天国写しでもあるが、地獄の写しでもある。故に老祖の弟子は、来るべき人類を滅ぼす、兵劫と天変地異を日々畏れ、油断なく、睥睨し、災いを先天の内に彌化するのである。
目に見える災害を怖れるが人類。道を修める人は、目に見えぬ兆しを恐れるのである。