私は、三ヶ月前、左足にモートン病を発症しました。
しかし、足指を広げる百均の商品を妻が持っていて、閃きで、これを足指に付けてみました。
これは、脱臼防止用にインナーマッスルを鍛える為に買ったものです。
まあ、大した病気では無く、女性では、ハイヒールを履いている女性の多くがなる神経病でありまして、ジョギングのし過ぎでなる病気でもあります。
ランニングしている時に何故か痺れる左足の中指薬指。違和感を感じておりましたが、痛くも無く、ランニング後は何の痺れも感じて無い為に放置していました。
そして、勤める会社の専属医の整体の先生に聞くと、おそらくその原因は、足首の柔軟性が無いと言われました。
何にせよ、走る事は、心肺機能、体力を鍛える事になるのと修行、修道の一環と考えていたので、空いた時間を見つけると走ったり、筋トレをしておりました。
ある時、仕事でしゃがみ、爪先立ちで、動いていると、左足裏に激痛が走りました。
現在の左官仕事は、しゃがみ、爪先立が多い仕事なのです。
痛みを愛する私でも、かなり痛い。
あまりに痛いので、妻がすすめる整骨院に行きました。立って左足に荷重がかからないと、痛みが発祥せず、足指を折り曲げたり、足裏をさわったり、エコーをあてますが原因はわかりません。
取り敢えず、痛んだ箇所に電気を当てて、足首のリハビリを受けて、痛い箇所にゴムパットを当てて様子見になりました。
しかし、安静にする事が出来ないのが現場作業です。パットが足指に変な体制をとらせた為か、更に痛みが酷くなり、左足の中指にも激痛が走る事となりました。
何日か整骨院に通いましたが、良くなる兆しが見えないので通うのをやめました。
作業中、足を踏み込めば、激痛が私を襲い、それがストレスとなり、筋トレも暫く出来ませんでした。
ユーチュウブなどで、モートン病を検索し、改善法を実行しましたが、いずれも効果はありませんでした。
ネットでモートン病を完治出来る所を探しても、原因は背骨の歪みとか云々とかで、爪先立ち仕事をするガテン系の人の治療方法はありませんでした。
取り敢えず、日々我慢をしておりました。
このまま、永遠に走れない、また、痛みと付き合う日々に心は折れかけました。
しかし、足指を広げる百均の商品を妻が持っていて、閃きで、これを足指に付けてみました。
これを付けて、試しに筋トレのバックランジをしても、痛みが走りません。
痛みを発症から一ヶ月して、ようやく筋トレが再開できました。
これを付けて仕事をしますと、痛みが半分無くなりました。
ゆえに、なんとか、六甲山も登れるかもしれないと、六甲山剣坐へ、向かいました。
六甲山には、松葉が生えていますので、松葉を頂戴する為でもあります。
足指を広げて、六甲山を登り降りましたが、1時間ぐらいたつと、物凄い痛みが襲って来ます。
登山とは非常に、足指を動かし、平地より、足指に負担がかかる事を知りましたね。特に登る時の痛みより、降りる時の痛みには、歯を食いしばるのみでありました。
剣坐に着いた時は泣きそうでした。しかし、いつも、剣の磐座では、磐笛、祝詞.経.咒をあげるだけなのですが、痛みが酷くて、つい小岩に腰をかけてしまい、そのまま、坐して、しまいました。
怪我の功名か、その時の、坐がとても良く、様々な感合を受けました。また、その話しはまた、ブログにて書きたいと考えます。
どうすれば、足の痛みが治るのか。会社の産業医(柔道整復師)に相談し、足首に、テーピングしたり、骨盤の歪みを治したりしましたが、どうにもなりません。
左足は常に踏み込むと、スイッチが入り激痛があります。
それでも、足開きのアイテムにより、多少は救われておりました。
その最中、会社の役員が、前に足の親指を痛めた事があり、2度のブロック注射で治ったと言われ、整形外科を進めて下さったので、素直に、整形外科に行きました。
近くの整形外科の老先生による診察は先ず、問診です。レントゲンを撮ります。さらに問診です。
足を広げる段階で、広げる事により、神経の圧迫が減少していて、やはり、モートン病であり、「あなた、この病気について、良く勉強されている」と言われ、治療には、インソールを履いて、矯正治療するか、注射を打つか、手術するかと、言われましので、即座に注射を打ってくださいとお願いしました。
本来は痛みが出る、トリガーポイントを探して注射を打たねばなりませんが、私の場合はピンポイントの痛みはありませんので、足裏のコキコキ鳴る、スイッチ箇所に打ってもらうようにお願いしました。
そうすると痛みが、足の中指以外は消えました。
整形外科とは、レントゲンを撮り、痛み止めのシップや内服薬をくれるだけで、根本治療では無いと常に考えておりましたので、ブロック注射を見直しました。
ちなみにインソールも、安全靴に敷き大分楽になりました。
それから二週間して、整形外科に行き、まだ痛む足の中指に注射をお願いしましたから、壊死するからダメだと、言われ、ならば、前に打った人差し指と中指の中間の足裏にお願いしましたら、注射はそんなに打つもんでは無いと言われ、「内服薬と塗り薬で、痛みが和らいでいくから」とお願いされたので了解しました。
しかし、実際にはこの薬の効果はありませんでした。
そこで、モートン病が何故発症したのかを考えると、私の足指は、親指以外はろくに動かせません。そこで考えたのは、西洋靴が世に広まってから、モートン病が現れ、足の指を使って、大地を踏み締めていた、原始古代、江戸期には、無かったのではと考え、今更、裸足で外出することは不可能ですので、足指をストレッチ用のゴムバンドを使って鍛えることにしました。
これは、脱臼防止用にインナーマッスルを鍛える為に買ったものです。
これを使って親指以外の足指を一つ指ずつ、五十回、両足を2セットから4セットするように心掛けました。
当然に五十を超えるおっさんの足指は退化しておりますので、反応は鈍いのですが、千里の道も一歩からでございます。
筋トレと並行して二週間行い、左足中指の痺れ感はありますが、痛みが和らいで来たので、いよいよランニング再開する事にしました。
久しぶりの走りは気持ち良く、また、途中の公園の鉄棒にて順手懸垂も10回しました。懸垂は肘を伸ばし必ず、顎を鉄棒より上げてします。行き帰りの鉄棒箇所は二箇所あるので、10回四セットです。いずれ、20回を1セットとして出来るようになりたいです。
さて、久しぶりに走っていると、右膝に違和感です。さらに走ると痛み出しました。5キロ走り3キロ歩いてしまいました。
体力的には全然行けるのにと、右膝に不安感が増しました。
モートン病の足指は、少し痛いぐらいで、全然平気でした。
次の日も走りだすと、途端に右膝に痛みが出て、速く走って、痛んで来たら歩いてと交互に歩いたり走ったりしました。
右膝の痛み対策として、太ももの内側広筋をゴムバンドを使って筋トレをし、2日後、対策として、臍下丹田に意識を込め、尚且つ全身の経絡に気を入れるイメージをし、特に右膝は強固になるように、気を入れて走りました。
走っていると右膝が弱気となり、違和感が出て来ますが、その度に臍下丹田に力を入れ、気を経絡に入れ、右膝を強化するイメージで走りましたら、痛み無く完走(八キロ)出来ました。
まあ、なんせ、五十を超えてから、走るゆえに、いろんな身体の貧弱差と故障箇所が出て参ります。
ああ、ちなみに、学生時代は、帰宅部でした。
人生に於ける修行的には、肉体をなるべく若い内に酷使し、鍛錬を積み重ねるが正解である事をつくづく考えます。
元々貧弱な私が筋肉を鍛えて、尚且つ、五十歳を超えてから、走る事は、無茶であります。
ゆえに、様々な障害が生まれてきます。私のモートン病のように。
されど、私は、太陽の洗礼、コロナウィルスに罹った時に改心し、肉体を疎かにしないと。
故に無茶を承知で、吾が肉体を苛め、鍛えているのです。
週に三回か二回ですが、筋トレのメニューは、腹筋ローラーを膝付きで20回2セット、立ちコロで腕を真っ直ぐに伸ばして、10回。
腹筋ローラーの膝付きでは、負荷が少なくなって来ましたので、立ちコロに変えつつあります。昔は立ちコロと言っても中途半端な体制でやって、腹筋をよく攣っておりましたが、最近は立ちコロで全力で腕を水平に伸ばし、自分の限界を超えるべく頑張っております。正味の全力の水平の立ちコロは、2回しか、出来ませんが、最初は1回も出来なかったので、千里の道も一歩からであります。
バックランジ100回、十キロ重さ100回、二十キロ重さ100回。
二十キロスクワット20回2セット。(私の家には五キロの鉄アレイが4本しか無く、それを使っているためです。)
腕立て(ついでに握力を鍛える為に指立てています。)ふせ、100回2セット。
腕立て伏せも、50回までは何とかでしたが、騙し騙し、100回をし、それを初めて2セットした時は、あまりのしんどさで、夜は眠れなくなりました。夢に出て来るしんどさでした。
腰の筋トレ30回2セット。
背筋起こし、50回、左起こし50回、右起こし50回、2セット。
鉄アレイ二十キロプレス50回2セット。
頭に五キロの鉄アレイを持ったまま、レックレイズ50回2セット、十キロ1セット。
これ以外でも、脱臼防止用のインナーマッスルの筋トレ等等しており、筋トレの時間が1時間から、2時間ぐらいまで、時間がかかり過ぎるのが悩みの種でございます。
筋肉とは、破壊と再生の機能を持ち、インドの神、シヴァの如きであり、鍛えれば、応える、人体の神秘でもあり、それは、老若男女を問いません。
また、筋肉とは荒御魂であり、勇気と忍耐力を表します。
また、私が良く参拝する、兵庫県西宮市の廣田神社の祭神は、天照大御神の荒魂であり、瀬織津比売神であり、浄化を表し、肉体の免疫力を上げて、不浄病を浄化する働きがございます。
血は気であり、筋肉を動かすことにより、血流は増し、血気盛んと成る所以でございます。
今、運動が出来るのであれば、運動し鍛練すべきです。
人は裏切る人もおられ、信頼出来る人も当然におられますが、筋肉は決して、当人を裏切りません。
精神世界を探索する者の多くは肉体をないがしろにする人が多いが、魂は天に還り、歩んだ経験なる魄が想念界に残り、魄は肉体に比例する為に、死んだ後は骸の如く地に沈む者が多いのであります。
中和なる魂と健全なる肉体を以って、人は天地に還るべきなのでございます。