平成丙申二十八年一月二日
潮(しほ)の八百道(やほじ)の八潮道(やしほじ)の、八重雲(やえぐも)分けて登る日や、天照国照日の出神、現(あ)れます時と鳴り成りぬ、男島女島は神の島、国常立大神の、裏に隠れて三千年、炒りたる豆に花の咲き、時節を待ちて神議(かむはか)り、梅(埋)で開いてその道は、竹の節をば打ち越えて、常磐(ときは)の松の深緑、松で治むる三六九(みろく)世を、開かんとする願いなり、裏に隠れた神々は、艱難辛苦堪へ偲び、体主霊従(からたま)の世を荒びたる、現(こ)の世の立て替え立て直し、美(うま)し御国を開かんと、仕組み議(はか)りて時待ちぬ、瀬織津姫の織なせる、神の奇路(くしろ)を括(くく)るのは、白山比売の神の業(わざ)、括り結びて鳴り成らせ、色つけ形に現わすは、丹生都(にぶつ)の神と言うならむ、さあさあ幕は開けたり、猿田の神は道開き、思凝霊(しこりがみ)等の荒ぶりに、道義礼節うち忘れ、乱る現(こ)の世を立て直し、神人和樂の美(うま)し国、地上天国開くなり、梅の花とは埋めの花、神武以来三千年、埋もれし神の御現(みあ)れぞよ、世の下積となりはてし、真(まこと)の神民興すぞよ、さあ明けそめし申(さる)の年、申(しん)は震(しん)と申すぞよ。
裏が表に出る道は、やむえず荒事(現事)あるものぞ、高山低山の末に、世の元の神現れて、龍神眷属引きつれて、思凝霊(しこりがみ)と大戦(おおいくさ)、始まり時とめぐりたり、されぞ良く良く心せよ、神武以来三千年、現(こ)の世を自在にいたしたる、神や人民いかにせん、打ち負かすにはあらずして、神剣言霊うち振るい、言向け和(やわ)すが神の業(わざ)、仇討ちいたすは繰り返す、その理をしかと心得て、赤白結べば桃となる、裏と表を結ぶ世や、梅は咲いたか桜はまだか、桃の花咲き実みのる、霊体結びの天国を、松(まつ)が神の心なり、鬼神も泣かすは誠心(まごころ)ぞ、清き明るき誠こそ、日の出の心と言うならむ、叢雲かかる奈良の月、月は満つとも欠けるとも、たとえ大地は裂けるとも、誠心(まことごころ)ぞ世を救う。
日本の国は大和(だいわ)なり、大和の元は誠心(まごころ)ぞ、誠心は言霊ぞ、仇なすものにも恩をもて、報いる日本精神(やまとごころ)をば、夢忘れるなよ神民よ、神の通い路橋立の、内外の波の穏やかに、治まる御世を松の風、拝金主義の経済の、網におおわる世界なり、その奥にある神々の、神氣を結ぶ奇路(くしろ•串路)道、神氣織為す瀬織津の、神の経綸知るまでは、世を治まる事はなし、神に生かさる人の世ぞ、梅で開いて竹の節、越えて松の御世となる、松の四九三(しぐみ)は橋立ぞ、男島女島か元と言う、真名井ヶ原の御地場より、世を立て替え立て直す、国常立の大神の四九三(しぐみ)現す申(さる)の年、拍子木の音軽やかに、大芝居の幕開けぞ、三千世界を立て直す、神の四九三(しぐみ)を知る者は、如何なる荒事あるとても、でんと腹すえ落ちつきて、世の流れをば見ておれよ、荒事あるは、現事(あらごと•新事)ぞ、乱れ荒げる現世(うつしよ)を、立て直しゆく神の業(わざ )、新しき世の始まりを、祝い寿(こと)ほぐ神心、塩土翁(しほつちおきな)筆を取り、申の御歳の年始め、嗚呼惟神惟神(ああかんながらかんながら)。
登る日の出もさわやかに、明けそめにける申の年、籠(こもり)の扉打ち開き、天照国照日の出神の御現れの時とめぐりたぞよ。
天の御影、日の御影と現れむ、思凝霊(しこりがみ)や利己主義(われよし)の人民の荒ぶる世界を、息吹き清めむと、荒神(あらがみ)の嵐吹くとも、神界の四九三(しぐみ)ある事知る者は、うろたえ騒ぐ事無く、でんと腹をすえ、神の分かれの御魂の生宮である事自覚、新たに神の道に仕うべし。
結びて開く道なる事を、心得て歩むべし。
鈴を振りつつ猿田彦、導きの役といで立つぞ。
世の元の神々裏に、隠れて議(はか)り議(はか)りし、神四九三(かみしぐみ)、如何なる苦心あるとても、その末に、神人和楽の世をば開かん。 ン
天橋道士龍華斎 修聖拝写
潮(しほ)の八百道(やほじ)の八潮道(やしほじ)の、八重雲(やえぐも)分けて登る日や、天照国照日の出神、現(あ)れます時と鳴り成りぬ、男島女島は神の島、国常立大神の、裏に隠れて三千年、炒りたる豆に花の咲き、時節を待ちて神議(かむはか)り、梅(埋)で開いてその道は、竹の節をば打ち越えて、常磐(ときは)の松の深緑、松で治むる三六九(みろく)世を、開かんとする願いなり、裏に隠れた神々は、艱難辛苦堪へ偲び、体主霊従(からたま)の世を荒びたる、現(こ)の世の立て替え立て直し、美(うま)し御国を開かんと、仕組み議(はか)りて時待ちぬ、瀬織津姫の織なせる、神の奇路(くしろ)を括(くく)るのは、白山比売の神の業(わざ)、括り結びて鳴り成らせ、色つけ形に現わすは、丹生都(にぶつ)の神と言うならむ、さあさあ幕は開けたり、猿田の神は道開き、思凝霊(しこりがみ)等の荒ぶりに、道義礼節うち忘れ、乱る現(こ)の世を立て直し、神人和樂の美(うま)し国、地上天国開くなり、梅の花とは埋めの花、神武以来三千年、埋もれし神の御現(みあ)れぞよ、世の下積となりはてし、真(まこと)の神民興すぞよ、さあ明けそめし申(さる)の年、申(しん)は震(しん)と申すぞよ。
裏が表に出る道は、やむえず荒事(現事)あるものぞ、高山低山の末に、世の元の神現れて、龍神眷属引きつれて、思凝霊(しこりがみ)と大戦(おおいくさ)、始まり時とめぐりたり、されぞ良く良く心せよ、神武以来三千年、現(こ)の世を自在にいたしたる、神や人民いかにせん、打ち負かすにはあらずして、神剣言霊うち振るい、言向け和(やわ)すが神の業(わざ)、仇討ちいたすは繰り返す、その理をしかと心得て、赤白結べば桃となる、裏と表を結ぶ世や、梅は咲いたか桜はまだか、桃の花咲き実みのる、霊体結びの天国を、松(まつ)が神の心なり、鬼神も泣かすは誠心(まごころ)ぞ、清き明るき誠こそ、日の出の心と言うならむ、叢雲かかる奈良の月、月は満つとも欠けるとも、たとえ大地は裂けるとも、誠心(まことごころ)ぞ世を救う。
日本の国は大和(だいわ)なり、大和の元は誠心(まごころ)ぞ、誠心は言霊ぞ、仇なすものにも恩をもて、報いる日本精神(やまとごころ)をば、夢忘れるなよ神民よ、神の通い路橋立の、内外の波の穏やかに、治まる御世を松の風、拝金主義の経済の、網におおわる世界なり、その奥にある神々の、神氣を結ぶ奇路(くしろ•串路)道、神氣織為す瀬織津の、神の経綸知るまでは、世を治まる事はなし、神に生かさる人の世ぞ、梅で開いて竹の節、越えて松の御世となる、松の四九三(しぐみ)は橋立ぞ、男島女島か元と言う、真名井ヶ原の御地場より、世を立て替え立て直す、国常立の大神の四九三(しぐみ)現す申(さる)の年、拍子木の音軽やかに、大芝居の幕開けぞ、三千世界を立て直す、神の四九三(しぐみ)を知る者は、如何なる荒事あるとても、でんと腹すえ落ちつきて、世の流れをば見ておれよ、荒事あるは、現事(あらごと•新事)ぞ、乱れ荒げる現世(うつしよ)を、立て直しゆく神の業(わざ )、新しき世の始まりを、祝い寿(こと)ほぐ神心、塩土翁(しほつちおきな)筆を取り、申の御歳の年始め、嗚呼惟神惟神(ああかんながらかんながら)。
登る日の出もさわやかに、明けそめにける申の年、籠(こもり)の扉打ち開き、天照国照日の出神の御現れの時とめぐりたぞよ。
天の御影、日の御影と現れむ、思凝霊(しこりがみ)や利己主義(われよし)の人民の荒ぶる世界を、息吹き清めむと、荒神(あらがみ)の嵐吹くとも、神界の四九三(しぐみ)ある事知る者は、うろたえ騒ぐ事無く、でんと腹をすえ、神の分かれの御魂の生宮である事自覚、新たに神の道に仕うべし。
結びて開く道なる事を、心得て歩むべし。
鈴を振りつつ猿田彦、導きの役といで立つぞ。
世の元の神々裏に、隠れて議(はか)り議(はか)りし、神四九三(かみしぐみ)、如何なる苦心あるとても、その末に、神人和楽の世をば開かん。 ン
天橋道士龍華斎 修聖拝写