陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

没頭できて良かった。

2018-05-27 19:56:20 | 
先日『1Q84』を読み終わりました。
最後はきっかりハッピーエンド、とはいかない感じがよかったと思います。
物語の途中、かなり没頭しました。

村上春樹氏はこの世の中のわけのわからなさを描きたい方なのでしょう。
現在読んでいる『ねじまき鳥クロニクル』も、『1Q84』と角度を変えてわけのわからない状況に主人公を引きずり込もうとしているみたいです。

実際、この世の中は小説ほど極端ではないにせよ、思うようにはいかないことのほうが多い。
いや、むしろ、ほんとは筋が通っているのかもしれないけど、人それぞれの性格や考え方、都合なんかがその人の世の中の見え方にバイアスをかけてしまうのかもしれません。

そうしているうちに、その人なりのわけのわからない世の中に迷い込んでしまうのかな。

『1Q84』の世界から1984年に戻った青豆と天吾。でも、戻ったつもりが第3の別の世界かもしれない、なんて、皮肉な終わり方ですが、それが真実なのかも。
ちょっとヘンがほんとの姿。
ラストにすべて総括されるのではなく、途中途中で「ふむふむ」「なっとく」な部分がありました。
その部分は人それぞれで、解を見つけるのは読者にゆだねているのでしょう。

世の中がどうだ、こんな世の中だから・・など、よく言われることではありますが、そんなことではないっ!どんな世の中でもどう生きるか、そこなのですね。村上氏が言いたいことは。

そんな風に思いながら『ねじまき鳥クロニクル』を読み進めております。
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「生まれる」は受身形?

2018-05-27 11:46:38 | 雑感
日本語のレッスンで受け身について教えようと思案中です。
今、頭の中は「~れる、~られる」の例文でいっぱい。

そういえば、「子供が生まれる」とは受身形でしょうか?
どちらかというと、能動的なイメージで使っていますよね。
「発生する」というような感じでしょうか。
でも、子どもは自然に発生しません。

母親が子供を産みます。
子どもは母親によって生まれます。

いや、子どもは母親に産んでもらいます、でしょ。

???

「~してもらう」は使役になるのかな?

最近の私の頭の中はこんな感じ。
言葉を考えすぎたり、簡単な言葉に置き換えようとしてうまく言葉が出てこなかったり。
日本語さえもカタコトになってしまいそうです。



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寒い5月と水着

2018-05-27 11:30:09 | 旅行
今年のシベリアの春は寒い。みんなそう言っています。
去年の今頃はもう夏の装いだったそうですよ。

ロシアには町のはずれにサウナがあります。
グループでサウナの部屋をひとつ借り切って、みんなでおしゃべりしたりリラックスしたりして過ごすのです。
日本の温泉ように男女の区別がないのでまた違った楽しみがありますね。
ほとんどの場合、水着を着用します。

また、ノボシビルスク州にはオビ川という雄大な川が流れています。
地元の人たちは「オビ海(うみ)」とよぶほどです。
夏はこのオビ海で日光浴や水遊びを楽しむそうです。
もちろん、市内にはプールもあります。フィットネスのプールも、ウォータースライダーがあるようなプールも。

だから、ロシアでは水着がよく売れています。
ショッピングモールの各店舗ではさまざまな水着が売られていて、とってもにぎやか。
けっこう必需品かも。



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