映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

トゥルー・グリット

2011年05月19日 | 映画
<ストーリー> 映画.comより抜粋

ノーカントリー」のコーエン兄弟が、ジョン・ウェイン主演の名作西部劇「勇気ある追跡」(1969)をジェフ・ブリッジス主演でリメイク。
父親を殺された14歳の少女マッティは犯人を追跡するため、隻眼の凄腕連邦保安官コグバーン(ブリッジス)を雇う。
だが、コグバーンは元泥棒で大酒飲みの自堕落な男で、彼を信用できないマッティはコグバーンに同行して犯人を追うことになる。





コーエン兄弟監督、前作の「バーン・アフター・リーディング」のコメディからうってかわって今回は西部劇。
西部劇ならではの馬に乗って駆けたり、銃の撃ち合いもシーンもありますが、その他はシンプルに淡々と進むドラマといった感じでした。
西部劇というにはあまりに地味なイメージですが、各エピソードによって人物ひとりひとりの個性やお互いの関係や交流が丁寧に描かれているのが良かったです。
特にコグバーン(J・ブリッジス)やラビーフ(M・デイモン)は最初と終盤では見る目が変わってしまいましたが、それまでの過程でじわじわ~っと二人の人の良さの部分に触れたことができたような感じがしました。
マッティ役のヘイリー・スタインフェルドは、美少女ではないからこそ、この役にピッタリはまった気がします。
また実力派俳優たちを相手に堂々とした演技をしているのがとても印象的でした。





ところで、この作品でのマット・デイモンは50代の役のために少し老けメイクをしていましたが、やっぱりどこかまだ若いというかどこか幼さを感じる顔立ちに思えて…。
とはいうものの、マット・デイモンの実年齢を調べたら現在40歳ということで、思っていたより年をとっていたので驚きでした。(まだ30代そこそこかと思っていました

しかし、それにも増して驚きだったのは、バリー・ペッパーが出演していたことに気付かなかったこと
エンディングでキャストに名前が出て初めて出ていたことを知り、何の役だった??と疑問だったのですが、後で知った時には思わず「え~っっっ」しか言えませんでした。
だってネッドの役って…。あれはただの汚いおっさんだったし←失礼

皆さんはどうぞ、バリー・ペッパーをお見逃しなく…








監督・脚本・編集:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
製作:スコット・ルーディン、ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、ロバート・グラフ、デビッド・エリソン、ポール・シュウェイク、ミーガン・エリソン
原作:チャールズ・ポーティス
撮影:ロジャー・ディーキンス
美術:ジェス・ゴンコール
音楽:カーター・バーウェル
原題:True Grit
製作国:2010年アメリカ映画
上映時間:110分


<キャスト>

ジェフ・ブリッジス
マット・デイモン
ジョシュ・ブローリン
バリー・ペッパー
ブルース・グリーン
ヘイリー・スタインフェルド

コメント
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