映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

オデッセイ

2016年02月13日 | 映画
リドリー・スコットは、作品が「すごくいい!」時と「なんじゃこりゃ」の時の差が激しい監督だと思っているのですが、今回は「いい!作品でした。


<あらすじ>Yahoo!映画より
火星での有人探査中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)。乗組員はワトニーが死亡したと思い、火星を去るが、彼は生きていた。空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない危機的状況で、ワトニーは生き延びようとする。一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て、仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた。

マット・デイモンは、あの『インターステラー』でも、状況は違えど星にひとりぼっちという役を演じていたので、また似たような役を…なんて思ったものですが、性格は全然違った役どころでした。

いかに生き延びるかを、前向きな思考と工夫で乗り越える物語なので、こういう展開にありがちな悲壮感というものはあまりないのがいい。(もちろん、素晴らしい頭脳の持ち主だという前提があってだけれど)



食糧問題をどうするか、どうやって地球とコンタクトをとるか、とあらゆる方法を駆使して現状を打開する姿は、頼もしくもあります。
中には難しくてよくわからない理論なども出てきますが
(16進法なんて、『すべてがFになる』を知らなかったらチンプンカンプンだったでしょう

とにかく、彼がどうやって帰還するかというのが大きなテーマなので、次はどうなる?と興味を持って観ていられるので、2時間20分という時間は全然気になりませんでした。

随所にかかる70~80年代ディスコ音楽も楽しかったです。

ジェシカ・チャステイン演じる役の趣味をけなしてましたが、私はこういう音楽が好きですね
(そういえば、ジェシカ・チャステインも『インターステラー』に出ていたのだった)

最近の宇宙映画には良作が多いような気がします。
もちろん全部観ているわけではないだろうけれど。

ところでリドリー・スコット作品の宇宙ものだからといって、エイリアンは出てこないので、くれぐれもそういうのは期待しないでね(←そんなやついるか!
コメント
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