やっぱり日本人って凄いかもしれない～パタゴニアレース編

　昨日見たテレビ（録画ですが）
パタゴニア冒険レース！

どこが冒険って？

全てです、８日間不眠不休でバイク、トレっキング、カヤックで走りぬけるこの競技。

男３女１の４人チームで争うのですが、本当に冒険なんですよね。

頼れるのは簡単なマップとコンパスのみ。

もちろん主催側が立てた目印なんてなし、、基本的にコース無し！道なき道を、橋なき川を渡る、絶壁も勝手に上りやがれ状態です。

さすがに前夜祭からして肉食、欧米南米チームは「木でも食べても進むけん！」と言う感じでハイテンションですが、日本チームは４人ともどこかよそよそしく「だ、大丈夫か～」と心配したくりました（みんな小さい～リーダーメガネかけてるし）

日本女子選手のウっチーさんはキャリア３年の初心者ながら、やはり都会の女子よりもバイタリティーある（オセロの中島似の）チャーミングな女性でした。

が二日目で足がボロボロで、肋骨を折ると言う凄い状況。

レース半ば、雨が続き気温も体温も下がり、命自体が危ない、、、リタイアか？と言う状況を、優しそうで穏やかでメガネのリーダーが「辛くても続けよう。」と僕的には予想外の決断をして（彼女はリタイアしたい気持ちはあったと思う、、多分）我慢して結果５位と言う好結果！


後半は男子選手が荷物を持ったり、バイクでは風邪をさえぎったり牽引したりと、「イェーイ」「ハグ」「キス」と言う映画みたいな一場面なんてなかったですが、凄い団結力でした。

他のチームは全員エベレスト登山者とか、凄い人ばかりでしたが、あの中で小さい東洋人が入賞するのは凄い事ですよね。

東北の災害でも日本人の姿は美しく映ったと思いますが、こんなレースでも日本人の誇りを見せてくれます。

「クール　ジャパン」

アニメだけではないのですよね

しかし一位のイギリスチームとの差は５時間ほど、途中日本チームって３度ほどコース間違いで大きなタイムロスしてしまいました、これがなかったら順位も変わったかもしれません。

日本人って戦争の時でも今回の災害の時でも情報戦が苦手みたいです。
これが伴えばもっと凄い国になるような気がするのですがね。