御巣鷹35
その日、お盆休みを交代でとっていたのと、退社定時をまわっていたので企画部の事務所内には私ともう一人いただけだった。
帰ろうかと支度を始めたその時、秘書部から電話があり、JAL伊丹便が行方不明との連絡。
この便は、当社も東京出張の際、復路便として大抵毎日数名が利用している。
かく言う私も当時は週に1,2回は必ず朝一番のJAL便で上京し、18時のJAL便で帰阪していた。
早速手分けして、全所属で出張者の有無、この日の伊丹便を使う可能性のある者を調査した。
一名乗客名簿と同姓同名(カタカナ表示)がいたので大いに心配したが別人であることが確認できた。
この日、当社の人間が乗っていなかったのは奇跡的であった。
あの日から35年が経つ。さぞかし長時間にわたって怖い思いをされた被災者の方々のご冥福を心からお祈りしたい。
圧力隔壁の損傷が原因だったようだが、コロナで多くの飛行機がスタンバイ状態が続いている。
この際整備だけはしっかりとお願いし、空の安全をより確かなものにして欲しいものだ。
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Regards,
Valentine
Rotterdam