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世界買い出し考 -ニューヨーク- 1988.3.19~22

(左)バッテリーパークシティから見たスタッテン島(遠くに自由の女神像)(右)ビルの間に世界貿易センタービルが。
ニューヨークを訪ねる日本の様々な調査団が必ず一度は訪問するのがバッテリーパークシティ。我々の調査団も御多分にもれずご当地に向かう。が、しかしである。はからずも同じ建設省の住宅局調査団とN.Y. Port Authority(港湾局)で鉢合わせになるというN.Y. Port Authority(港湾局)には誠にもってお恥かしい事態が出現してしまった。まさに縦割り行政のなせるわざで、事務局の事前調整のまずさが露呈した次第。
ロングアイランド鉄道車庫の上にデッキを張って空間利用計画
もうひとつの調査対象はロングアイランド鉄道車庫の上部空間の開発計画調査である。さすがにここでは住宅局との鉢合わせはなかったが。

(左)海から見たマンハッタン、バッテリーパーク (右)新しく開発されたSouth Street Seaport
ニューヨークを離れる日は、出発時間までバスでショッピングツアー。小生はこれをパスして当社のN.Y.事務所に足を運び、昼前まで歓談して駐在のT君と一緒にウォーターフロントの見学に行く。スタッテン島へのフェリーで自由の女神を横目に、海からマンハッタンの水際開発を見学し、フルトン魚市場近くのPIER17で昼食。日本でも最近はウォーターフロントの開発が盛んだが、水際空間は何故か人の気持ちを和らげ、開放的にしてくれる。ここSouth Street Seaportには様々なお店が出店している。インテリアグッズの店でライティングで羽根の色がなんとも美しい綺麗な蝶々の標本を購入。

(左)South Street SeaportのPIER17 (右)羽根の色が綺麗な蝶々の標本
PIER17を後にして、サックス・フィフス・アベニューで母親の土産探しをしてトランプタワー近くまで来ると、どこかで見たバスが停まっている。我が調査団のバスである。
これから空港に向かうと言うので、ここでT君と別れて車中の人となる。バスの中は皆さん、お土産物の山である。ある人はティファニーに入って、「ショウウィンドウのここからあそこまでの商品を全部くれ!」と言って買物をした勇者もいたようだ。きれいなリボンのついた数々のブランド名を誇示した紙袋が車内を独占している。
初めての海外旅行の人も多く、自由時間が豊富で、しかも上級管理職クラスの多い今回の調査団は、正に買出し旅行の一面も有している。

(左)5番街の「Tiffany本店」 (右)バスの中、座席にはこの袋や箱が満杯状態
しかし、何故こうもブランド製品に憧れるのであろうか、成金大国日本の旅行者は、ここアメリカに来てもヨーロッパブランドを追い求め、欧米の区別さえつかない人もいる。
もっともほとんどが家族や会社の女性からの頼まれもののようだが、空港の待合所で買ったばかりの綺麗な包みを破いて、新品のバッグの中にこれまた新品のバッグやその他の戦利品を何重にも押し込む様は、米国人にどのように映っているのであろうか?
世界買い出し考 -ニューヨーク- 1988.3.19~22


(左)バッテリーパークシティから見たスタッテン島(遠くに自由の女神像)(右)ビルの間に世界貿易センタービルが。
ニューヨークを訪ねる日本の様々な調査団が必ず一度は訪問するのがバッテリーパークシティ。我々の調査団も御多分にもれずご当地に向かう。が、しかしである。はからずも同じ建設省の住宅局調査団とN.Y. Port Authority(港湾局)で鉢合わせになるというN.Y. Port Authority(港湾局)には誠にもってお恥かしい事態が出現してしまった。まさに縦割り行政のなせるわざで、事務局の事前調整のまずさが露呈した次第。

もうひとつの調査対象はロングアイランド鉄道車庫の上部空間の開発計画調査である。さすがにここでは住宅局との鉢合わせはなかったが。


(左)海から見たマンハッタン、バッテリーパーク (右)新しく開発されたSouth Street Seaport
ニューヨークを離れる日は、出発時間までバスでショッピングツアー。小生はこれをパスして当社のN.Y.事務所に足を運び、昼前まで歓談して駐在のT君と一緒にウォーターフロントの見学に行く。スタッテン島へのフェリーで自由の女神を横目に、海からマンハッタンの水際開発を見学し、フルトン魚市場近くのPIER17で昼食。日本でも最近はウォーターフロントの開発が盛んだが、水際空間は何故か人の気持ちを和らげ、開放的にしてくれる。ここSouth Street Seaportには様々なお店が出店している。インテリアグッズの店でライティングで羽根の色がなんとも美しい綺麗な蝶々の標本を購入。


(左)South Street SeaportのPIER17 (右)羽根の色が綺麗な蝶々の標本
PIER17を後にして、サックス・フィフス・アベニューで母親の土産探しをしてトランプタワー近くまで来ると、どこかで見たバスが停まっている。我が調査団のバスである。
これから空港に向かうと言うので、ここでT君と別れて車中の人となる。バスの中は皆さん、お土産物の山である。ある人はティファニーに入って、「ショウウィンドウのここからあそこまでの商品を全部くれ!」と言って買物をした勇者もいたようだ。きれいなリボンのついた数々のブランド名を誇示した紙袋が車内を独占している。
初めての海外旅行の人も多く、自由時間が豊富で、しかも上級管理職クラスの多い今回の調査団は、正に買出し旅行の一面も有している。


(左)5番街の「Tiffany本店」 (右)バスの中、座席にはこの袋や箱が満杯状態
しかし、何故こうもブランド製品に憧れるのであろうか、成金大国日本の旅行者は、ここアメリカに来てもヨーロッパブランドを追い求め、欧米の区別さえつかない人もいる。
もっともほとんどが家族や会社の女性からの頼まれもののようだが、空港の待合所で買ったばかりの綺麗な包みを破いて、新品のバッグの中にこれまた新品のバッグやその他の戦利品を何重にも押し込む様は、米国人にどのように映っているのであろうか?
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