(訂正:S波のスピードがまちがっていたので、訂正しました。<計算式は正しい値を使用>)20130415
3.11の後、あのような大地震が起きた時、とっさにどうするべきか、いつも頭の中でシュミレーションするようになった。
始めの頃は、揺れだすとすぐに、机の下に潜り込むことしか頭に浮かばなかった。
しかし、最近は、この長屋は古いだけに巨大地震で倒壊する可能性が高いので、とっさにもっと安全な場所に逃げ込むことを考えた。
今の段階では、一番安全な場所は、路地に出て家の横の駐車場である。
従って、揺れが大きいと感じたら、すぐに表に出て隣の駐車場に逃げることを考えている。
しかし、直下型で逃げる時間もない場合、上がり框やその踏み台と、玄関の土間の間の隙間に逃げ込めばよいと考えている。
上がり框(あがりがまち)である三畳間と玄関の間のガラス障子の敷居まで、玄関の土間から約50cm近くの高さがある。
上がり框の敷居の下は、レンガ積みの土台の表面にコンクリーを塗っているので、屋根が落ちても多分重さに耐える。
更に玄関の土間と、上がり框の間に、高さ30cm程の踏み台が作ってあるので、その隙間に逃げ込めば、とりあえず建物に押しつぶされて圧死することはなさそうだ。
ということで、今後家に居るときは、突然大きく揺れる直下型地震の場合は、時間がないので、とっさに玄関の上がり框とその踏み台のあたりに逃げ込むことにする。
南海トラフ等の巨大地震の場合は、我が家の場合計算すると15秒程度の余裕があるので、5秒程度の時間で貴重品を袋に入れ、その後服を持って玄関の引き戸を開いて表に出て、駐車場に逃げ込むことにする。
これは、起きている場合でも寝ている場合でも共通であり、これからイメージトレーニングをするようにしたい。
ただ、寝ている場合は、着替える時間はないので、服だけは持って出るようにしたい。
大地震が発生して逃げる場合の事前準備として、常に貴重品や水と非常食や懐中電灯やラジオを即まとめて逃げることの出来る同じ位置に置いておくことも大事だろうし、自分で数ヶ月に一回程度非常収納物を収納する演習も実施しすることも必要だろうと思う。
ついでに、南海トラフ型の大地震の場合逃げることの時間を計算してみた。
家から、紀伊半島沖の震源までの距離を300kmとすると、伝わるスピードの速いP波の最も遅い場合の時間と、スピードの遅いS波が最も早く伝わる時間差が、小刻みな揺れを知ってから、大きな揺れが来るまでの最小時間となる。(従って通常はそれ以上の余裕時間ができる。)
P波の速度は5-7km/秒なので、P波が到達するまで、最長で300/5=60秒 (小さな上下動)
S波の速度は3-4km/秒なので、S波が到達するまで、最短で300/4=75秒 (大きな横揺れ)
で伝わる。
P波の小刻みな上下動の微震動を感じてから、S波の大きな横揺れが来るまで、最短で15秒のタイムラグがありそうだ。
先に書いたように、15秒あれば、貴重品と服としっかりした底の厚い靴を持って家を飛び出して外に逃げ出巣ことが出来そうだ。
繰り返しになるが、事前にすぐに持ち出すものを、極短時間でナップサックに詰め込めるよう配置しておくことが鍵になることは言うまでもない。
津波等の備えは、地震が収まってからの話である。
参考
ウイキペディア 地震波(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E6%B3%A2)
3.11の後、あのような大地震が起きた時、とっさにどうするべきか、いつも頭の中でシュミレーションするようになった。
始めの頃は、揺れだすとすぐに、机の下に潜り込むことしか頭に浮かばなかった。
しかし、最近は、この長屋は古いだけに巨大地震で倒壊する可能性が高いので、とっさにもっと安全な場所に逃げ込むことを考えた。
今の段階では、一番安全な場所は、路地に出て家の横の駐車場である。
従って、揺れが大きいと感じたら、すぐに表に出て隣の駐車場に逃げることを考えている。
しかし、直下型で逃げる時間もない場合、上がり框やその踏み台と、玄関の土間の間の隙間に逃げ込めばよいと考えている。
上がり框(あがりがまち)である三畳間と玄関の間のガラス障子の敷居まで、玄関の土間から約50cm近くの高さがある。
上がり框の敷居の下は、レンガ積みの土台の表面にコンクリーを塗っているので、屋根が落ちても多分重さに耐える。
更に玄関の土間と、上がり框の間に、高さ30cm程の踏み台が作ってあるので、その隙間に逃げ込めば、とりあえず建物に押しつぶされて圧死することはなさそうだ。
ということで、今後家に居るときは、突然大きく揺れる直下型地震の場合は、時間がないので、とっさに玄関の上がり框とその踏み台のあたりに逃げ込むことにする。
南海トラフ等の巨大地震の場合は、我が家の場合計算すると15秒程度の余裕があるので、5秒程度の時間で貴重品を袋に入れ、その後服を持って玄関の引き戸を開いて表に出て、駐車場に逃げ込むことにする。
これは、起きている場合でも寝ている場合でも共通であり、これからイメージトレーニングをするようにしたい。
ただ、寝ている場合は、着替える時間はないので、服だけは持って出るようにしたい。
大地震が発生して逃げる場合の事前準備として、常に貴重品や水と非常食や懐中電灯やラジオを即まとめて逃げることの出来る同じ位置に置いておくことも大事だろうし、自分で数ヶ月に一回程度非常収納物を収納する演習も実施しすることも必要だろうと思う。
ついでに、南海トラフ型の大地震の場合逃げることの時間を計算してみた。
家から、紀伊半島沖の震源までの距離を300kmとすると、伝わるスピードの速いP波の最も遅い場合の時間と、スピードの遅いS波が最も早く伝わる時間差が、小刻みな揺れを知ってから、大きな揺れが来るまでの最小時間となる。(従って通常はそれ以上の余裕時間ができる。)
P波の速度は5-7km/秒なので、P波が到達するまで、最長で300/5=60秒 (小さな上下動)
S波の速度は3-4km/秒なので、S波が到達するまで、最短で300/4=75秒 (大きな横揺れ)
で伝わる。
P波の小刻みな上下動の微震動を感じてから、S波の大きな横揺れが来るまで、最短で15秒のタイムラグがありそうだ。
先に書いたように、15秒あれば、貴重品と服としっかりした底の厚い靴を持って家を飛び出して外に逃げ出巣ことが出来そうだ。
繰り返しになるが、事前にすぐに持ち出すものを、極短時間でナップサックに詰め込めるよう配置しておくことが鍵になることは言うまでもない。
津波等の備えは、地震が収まってからの話である。
参考
ウイキペディア 地震波(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E6%B3%A2)