散歩者goo 

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昨日記131130土(西天満  一日パス 「文明の衝突と21世紀の日本」)

2013年12月01日 11時37分48秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
天気 晴 ―mm  12.2 3.1℃ 57% 1.9m南西

昨日も、冷え込み、冬が定着した感じだ。
これから、少しは小春日和があっても、寒暖繰り返しながら、例年よりかなり早く本格的冬になるのかも知れない。
一昨日から昨日の朝にかけては、夜中に足元が冷えて起き、ひざ掛けを足元に被せて冷えを解消したが、夜明け前になって上半身が寒くは無いが多少冷えていて、うつらうつらしている状態から次第に目覚めてしまった。
時計を見ると、5時半と中途半端な時間なので、少し涼しい程度で寒くは無かったので、そのまま目を閉じて半ばうつらうつらしながら、目覚ましで起きた。
うつらうつら寝ながらも、寝る前の寒さ対策を怠ったことを悔いていた。

従って、昨日は朝から今夜寝るときに防寒対策をすることを、決めていた。
それに、机に座っていると、ひざ掛けをしても膝が冷えて不快なのでひざ掛けの大きいmのを買おうと思った。
私は、冷え症ではなく、椅子に座ったときに膝から下は暖かいので、単なる自然対流による膝からの放熱と断定した。
即ち、膝の断熱さえ強化すれば解消する問題だ。

昨日も昨日記の作成に手間取り昼食が遅くなった。
更に、夕食とか今日の分の食事の準備で時間を費やした。
ひとまず、面倒な食事関連の家事を済ませ、西天満に出かけた。
毎週出来るだけ西天満の画廊街は、回ることにしているが、他にも行きたい展覧会は多くある。
しかしそういうところをすべて回っていると、時間も費用もかかる。
先ず現在の経済状態で、電車に乗って京都神戸奈良等へ何度も出かけていたら、私の経済的能力を超えてしまう。
基本的に他府県にいく場合は、交通費以外の食事等も必要になることが多い。
そういう意味で、生活保護同然の私にとっては、分不相応の活動は、カットし、必要なものだけ行くようにしなければと思っている。
当分アルバイトでもして、余裕のある生活が楽しめるよう努力するが、当面なんとなく行きたい美術館の展覧会や、他府県での展覧会に行くことは、諦めた。
是非行きたい展覧会とか、よく知る人の展覧会とか程度は、回数も限られるのでこれからも行くだろう。

ただ最近気付いたことがある。
一日乗り放題の乗車券の利用だ。
例えば、大阪市交通局(http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/eigyou/price/jyousyaken_annai/benri-joshaken.html)は地下鉄・ニュートラム・バス全線1日乗り放題の乗車券を800円(土日祝600円)で発売している。
今探すと阪急阪神(http://rail.hanshin.co.jp/ticket/otoku/?mode=detail&seq=84)も同様のパスを発行している。
こういうのを利用すれば、無理なく行けそうだという気もする。
元々月に2-3回程度なら他府県へ行くことも経済的に問題ないはずだ。

こういうことを書いている、とすぐにお金の話になるのもいかがなものかと思う。
しかし私が余裕あった頃には、全く気付かなかったが、移動の自由もお金があってのことだ。
私の場合は、ギャラリー経営時代に、食費にも窮したことがあり、それが借金を増やす要因にもなった。
昼食は、お金が無いので、もらったカップヌードルだけで何日間も過ごしたこともあった。
来年のコンピューター買い替えが終われば、もっと余裕が出来るだろう。
とにかくXPのサービスが終了するまでに、PCを新しいものに買い換えなければならない。
今のところ、節約すれば無理しなくても問題ないし、年末のアルバイトを勤務表どおり実行すれば私の経済問題は問題ないだろうと考えているが、間違って無駄使いすると大変なことになると思うので、当分これぐらい気を引き締めておかなければ、自己破産と同じ過ちを犯す。

午後から西天満のギャラリーを回った。
西天満では珍しいアールブリュット系も含め、いろいろな作品を見たが、書くと長くなるので省略する。

西天満のカフェで(ファストフード)ハンチントンの「文明の衝突と21世紀の日本」を読了した。
分厚い「文明の衝突」は途中後半までしか読んでいない。
この本(「文明の衝突と21世紀の日本」新書版)を読んで(イラク アフガン戦争前の2000年発行)思うことは多くあるが、機会があれば書きたいが、内容は当然すばらしいが、各国民族の文明の多層構造の分析や日本や中国の全体の分析が物足らないような気がする。
日本人自身、日本文化の源流がどこにあって、中華文明や儒教・仏教・道教との係わり合いと影響といった評価は、確定していないと思う。
例えば、明治以降でも日本文化の基底をなしていた仏教を排斥否定する廃仏毀釈をし、神道を国家神道にし、改めて忠孝の儒教による修身教育を徹底し、同時に和魂洋才を取り入れ、その後敗戦によるアメリカ文化の流入と自由主義民主主義の採用といった、近年だけでも大きな文化文明の大変革があった。
近代化と西洋化は違うとハンチントンはいうが、我々日本人は生活習慣も、考え方も洋風化していると思っている。
無論、ハンチントンの指摘するとおり、非欧米文明(イスラム 儒教 東方正教会・・・)においては伝統回帰の大きな流れがあり、イスラムのみならず、日本もその流れにあることは間違いないが、欧米化したものが大きく元に戻ること、例えば強い家父長制・大家族制を望むことは日本ではありえないであろう。
その実態は、学問的に(文化人類学、社会学等・・)どうなのか、議論するべきことは多いと感じている。
ウエーバーの場合は、プロテスタント各宗派やカトリックに関して深く分析していた。
そうした深い分析の上に立脚した更なる議論を期待したいものだ。

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