聴覚しょうがい者 あろの独り言

生活の中で感じた事を書きます

ろうあ者の事件

2007年09月17日 | ニュースと記事を読んで
消防士の夢かなわず 腹いせに放火 神戸

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2007/09/15



 長田署などに非現住建造物等放火の疑いで逮捕された男が、「消防士になる夢がかなわず、腹いせに火を付けた」と供述していることが十五日、分かった。男の自宅は阪神・淡路大震災で全焼し、逃げ遅れた祖母が亡くなった。大切な人を助けられなかった悔しさから消防士を目指したが、聴覚障害のため挫折。消防への逆恨みが、犯行の引き金になったという。

 男は神戸市須磨区、無職の被告(26)=窃盗罪などで公判中。

 調べや起訴状などによると、被告は昨年十二月二十一日午前一時半ごろ、神戸市長田区のゴム製品加工場で、ライターで新聞紙に火を付け、鉄骨二階建て工場の二階部分約百平方メートルを焼いた、とされる。

 関係者によると、被告の須磨区にあった自宅は震災で全焼し、祖母=当時(84)=が犠牲になった。当時中学生だった被告も消火活動に当たったが助けられず、悲しみに暮れた。人を助ける仕事に就こうと、「消防士になりたい」と話していたという。

 被告は耳が全く聞こえず、手話でコミュニケーションを取っていた。消防士になる夢は「障害のためあきらめざるを得なかった」と供述しており、仕事を転々とし、徐々に消防に対する恨みを抱くようになったという。

 長田署の調べに、「放火して消防を困らせたかった」などと供述。犯行当日に相次いだ不審火のうち二件についても放火をほのめかしているといい、同署はさらに被告を追及する。


    
    この事件を起こした、ろうあ者は、消防士という職に

    着きたいと希望していたけど、不可能だったことで

    逆恨みをしたのです。
    障害という理由で、断られる仕事は多いです。
    消防士、警察、海上保安官、パイロット
    色々ですが、この仕事は電話、無線を使ううえ
    人の命を預かる、職だから、いざという時
    対応できる、体でないと、不可能でしょう。
    
    放火をした男性は、消防士という仕事に
    こだわるよりも、他の何かを見つけなかったから
    つまらない、生活を送っただろうか?
    でも、自分の障害を認めるべきです。
    逆恨みをしたからと言って、
    放火をして、相手に損害を与えるという犯罪は
    許しません。


    でも、ろうあ連盟が運動で、消防士もろうあ者が
    就職できるようにという、スローガンの中に
    入れたりはしないだろうか?