聴覚しょうがい者 あろの独り言

生活の中で感じた事を書きます

私も乗りたいです

2007年09月19日 | ニュースと記事を読んで
いちご電車におもちゃ電車、駅長はネコ

貴志駅では猫の駅長たま(左)と助役のミーコらがお出迎え
 「いちご電車」に「おもちゃ電車」、駅長に猫を任命--。ユニークなアイデアで、地元住民をはじめ全国の鉄道ファンを魅了する和歌山電鉄貴志川線。和歌山県北部を走るこのローカル線は、廃線の危機から再出発した昨年度、利用者増に成功した。地方では、赤字ローカル線の存廃が問われており、地方鉄道の再生モデルとしても注目を集める。人々の期待と希望を乗せ、「日本一心豊かなローカル線」を目指す。【清水有香】

 ◇廃線危機から乗客増に成功

猫が駅長を務めています。

可愛いです。




デビュー以降、順調に利用者数を伸ばす「おもちゃ電車」
 「あっドラゴンボールや!」「ガンダムもあるで」

 ここは電車の中。「乗るだけで楽しい電車」をキャッチフレーズに導入された「おもちゃ電車」、通称「おもでん」だ。2両編成の電車が、今年7月29日の運行開始から、わずか18日で利用者1万人を突破した。

 赤い外観で、カラフルなシートやつり革が見た目にも楽しい。車内にはおもちゃを飾るショーケースや、おもちゃの販売機「ガチャポン」。小さな子どもも安心なようにとベビーベッドまであり、「大都市を走るぎゅうぎゅう詰めの電車にはできない、ローカル線の強み。こんな電車、他にないでしょ?」と同社の小嶋光信社長(62)はにっこり笑う。


車内の「ガチャポン」は子どもたちに大人気
 貴志川線(和歌山-貴志、14・3キロ)は和歌山市と紀の川市貴志川町を結ぶ。利用者数は74年度の約360万人をピークに、04年度は約192万人まで減少し、年間約5億円の赤字を計上。南海電鉄が04年8月、撤退を正式に表明したが、沿線住民らの存続を求める声は強く、公募により岡山電気軌道(本社・岡山市)の継承が決定。新会社の和歌山電鉄が06年4月、運行を開始した。

 乗客増へまず、同年8月、地元特産のイチゴをイメージした「いちご電車」を導入。今年1月、貴志駅の「駅長」と「助役」に駅前売店の飼い猫を任命した。缶バッジや絵はがきなどの売れ行きも好調。「駅長たま」に会いにきたという大阪市旭区の会社員、山本佳代子さん(39)は「電車も駅長も可愛くて、感激しました」と満足そう。

 沿線住民らも盛り上げる。「貴志川線の未来を“つくる”会」(浜口晃夫代表)や沿線の高校生が、駅周辺の清掃や駅のペンキ塗りを実施。浜口代表は「鉄道はまちづくりの要。会社だけでなく、住民、行政の協力で走る『三位一体』鉄道を目指したい」。地元の那賀青年会議所は「貴志川線」をテーマに「世界一長い絵」に挑戦し、住民らの協力で約4663メートルの世界記録を達成した。


貴志川線グッズも充実。「猫の駅長たま」シリーズが売れ筋だ
 06年度の利用者数は、05年度を約19万人上回る約212万人。今春の大型連休期間は連日満員で、利用者数は前年同期比約40%も増えた。

 一方で課題もある。06年度決算で赤字は約8000万円まで圧縮されたが、10年間の自治体からの財政支援が切れた後も走り続けるには、一層の増収が必要だ。小嶋社長は「本当の勝負はこれから。お金をかけなくても、アイデア一つで楽しく乗ってもらう工夫はできる。乗客の心をしっかりつかまえ、長く利用してもらえるよう、真のお客様の確保に努めたい」と話している。


白と赤の外装に、木を多く使った可愛らしい内装が評判の「いちご電車」
 2007年9月19日



http://www.mainichi-msn.co.jp/kansai/photojournal/news/images/20070918oog00m040028000p_size8.jpg

私もこの電車に乗りたいです。

猫の駅長に、会いたいな