聴覚しょうがい者 あろの独り言

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ネコのお巡りさん 駐在のアイドル

2012年05月18日 | 動物ニュース
ネコのお巡りさん 駐在のアイドル


山田巡査部長(右)と共に地域の防犯活動に一役買っている伊右衛門(宮津署養老駐在所で)

 京都府宮津署養老駐在所(宮津市岩ヶ鼻)で飼育されているオス猫「伊右衛門(いえもん)」(1歳)が、かわいらしい制服と帽子を身に着けた姿で、地域のお年寄りたちに振り込め詐欺への注意を促すなどの広報活動で活躍している。府警も「地域の安全維持に貢献している」として、その働きを認めており、宮津署は18日、こうした活動をたたえる感謝状を贈る。

 伊右衛門はもともと捨て猫の赤ちゃんだったが、同署の山田達見・巡査部長(27)が昨年4月、同駐在所に着任した後、地域住民から譲り受け、駐在所で飼うことに。山田さんと妻、佳世さん(27)が面倒を見てきた。

 当初は手のひらに載る程小さくて全身が白っぽかったが、その後、すくすくと育ち、今は体長約1メートル、グレーの毛並みも交じり、真っ青な澄んだ目がチャームポイントだ。

 今年に入って同署管内では振り込め詐欺などの被害が急増。駐在所管内でも高齢者世帯が多く、山田巡査部長は、地域を巡回する際、「伊右衛門を連れて行けば、お年寄りも心を和ませ、よりじっくり話を聞いてもらえるはず」と、同行させることを思いついた。

 伊右衛門のため、佳世さんは、紺色の制服と猫の足跡マークが入った帽子を作り、“出動”の際、身に着ける。愛らしい姿に住民らの評判も上々で、不審な電話を受けた高齢者が「電話口で『株を買わないか』と勧誘されたが、断った」と山田さんに気軽に連絡を寄せてくれるようになったという。山田さんは「住民の皆さんが駐在所に相談しやすい雰囲気になったのは伊右衛門のおかげです」と話す。

 府警地域部は「ユニークな広報活動を考案し、地域安全に成果を収めている」として今月初めに山田さん夫妻を表彰。宮津署も18日、伊右衛門に、感謝状と記念品の首ひも、そしてキャットフードをプレゼントする。

(2012年5月18日 読売新聞)





ネコのお巡りさんも頑張っているですね。
   私の家にパトロールに来てくれたら、歓迎しますわ。
   優しい、飼い主に大事にされて、地域のアイドルになって、警察署からも働きぶりを
   認めてもらえて、よかったです。
   これからの活躍を楽しみにしています。
   いや、この駐在所へ訪問したいなあ。
   道を聞くふりをして、伊右衛門に会いたいなあ。