


上野に出かけた。
国立西洋雨美術館の「ラファエロ」展を観てきた。十数年前イタリア旅行中フィレンツェで鑑賞してきた絵にもう一度会えた。
ウフィツィ美術館で見たラファエロの自画像など何点か見覚えのある絵を思い出した。「大公の聖母」もフィレンツェで観たんだ。
「ラファエロ」展のあと昼食をして国立博物館で開催中の「飛騨の円空」ほほ笑む仏像を鑑賞する。

円空の粗彫りの仏像が100体あまり展示されていた。簡素で素朴な感じがとても温かみを感じた。
人々のために12万体を作ろうと願をかけたそうだが現存しているのは約5200体で愛知県が一番多く残っているという、円空が生まれた岐阜県には1600体が残されていると書いてあった。
昼食は上野公園の中にある韻松亭という懐石料理を食べることにした。この店は130年の歴史の中には横山大観がオーナーだったこともあるそうだ。私たちが案内されたのは静かな趣のある古い茶室だった。





玄関先には明治時代のお雛様が飾られていた。

玄関脇の花々


今日の歩数は12100歩…国立博物館から谷中墓地を通り抜けて日暮里駅まで歩いた。