近状報告

　　　　　　過日Gの病気の件では皆様にご心配をおかけして心より感謝と御礼申し上げます。

　　　　　　　　　　　　

４回の検査の結果が今日医師から告げられる。

医師の説明によると予想より腫瘍の位置が少し肛門より離れていた事と他に転移していないという事などの理由もあり、脳梗塞治療の病院の医師とも話し合って下さり、はっきりは言わないが体力や高齢などの理由で開腹手術はしないことに決定する。

今度は消化器内科にて内視鏡的切除になった。一応内視鏡で切除して癌が残っている場合は外科手術になるらしい。

癌の内視鏡切除の適応原則はリンパ腺に転移していないこと・大きさと腫瘍の位置・深達度などによって適応できるかできないかが決まるようだ。

とにかく腹を切らなくて済んだのでホッとしている。Gも私も開腹手術はしない心積もりでいた。大手術になって寝込んだら脳梗塞の機能も戻ってしまうだろうし体力的に乗り越える気力も以前より薄れていると思う。

最初の診察の時の説明は人工肛門か直腸を切り取るか自然に任せるかの三択しかなかった、Gも心を決めて今日は出かけたので内視鏡と聞いて安堵した次第である。

10日に内視鏡切除がいつになるかが決まる。10月には白内障の手術もあり病院とはずっと繋がりそうだ。

Gは若い頃から人一倍健康には気をつけていたのになぜこんなに病に追われるのだろう。私のようにいい加減な好き勝手な生き方をしてきた人が元気でいられるというのに不思議である。

・・・・というわけで取り敢えず近状報告です。ありがとうございました。