編み物教室はじまる。
全員集合となり、それぞれ休み中に制作した作品を持参して大賑わいである。
教室行く途中の余所様の玄関先の花

3日前爺から特別定額給付金10万円を受け取る。空のお財布が久しぶりにチョット厚みを感じることができた。買うものはもう決まっている。
我が家の釜は古くてもう壊れている、保温機能がついたり消えたりの状態なので新しく買い換えることにした。
爺の10万円については笑えない一幕があった。昨日神妙な顔つきの爺が私の仕事部屋に来て「俺おかしくなったのかな?変なんだよ」と言う。
「どうしたの?」
「俺 最近は自分の財布には5千円くらいしか入れてないのだが、今見たら10万も入っているんだがどこかに払うための金だったのかな?」真剣な顔つきで考え込んでいる。
最近はだいぶ病も進行していると感じてはいたが、まさかの言葉にドキッ!でもここで慌ててはいけいと思い「お父さん昨日私にくれた給付金の余りでしょ」と答えた。
「アッ そうかそうかそうだったな」納得してホットしている様子・・・
忘れることが多くなっていることをカバーしようと自分の一日の行動を時間を入れて詳細に書いている。
几帳面な人なので何時何分に何をしたかすべて分かるように心掛けている。
進行しないようにと薬は飲み続けているが、止められない部分もあるのだろう。
爺の心配より自分自身の方が最近は忘れること・うっかりすることの多いこと甚だしいのである。
私の母も私の歳にはもう完全に認知症が進んでいたので似てきたかも知れない。でも爺より先にボケるわけにはいかない。
爺の認知症の進行を見届けなければならないから私はまだボケられないのだ、そう思いながら頑張ろう。