コッツウォルズはその中に、車で30分程度の距離を置いて、幾つもの心安らぐ田舎町や村が点在しています。
ロンドンから手頃な距離にあることも人気の秘密かもしれません。
そんなコッツウォルズで、次ぎに目指したのはウインチクーム(Winchcombe)のスードリー城(Sudeley Castle)でした。
スードリー城にはアスコット卿と婦人の結婚を記念して作られた「シークレット・ガーデン」があって、イチイの生垣に囲まれた庭に800種のバラが植わっているのだとか。
運転しながら、幾度もシャッターを押したくなるほど魅力的な緑の丘を、ナビに任せて走り抜けて行きます。
唯一気がかりなのはナビに標示される時刻。
スードリー城の開園時間は10時半から17時です。
多分、30分前には入場が締め切られるでしょう。
幅の狭い田舎道を急ぎました。
そして、
正門前の駐車場に着いたのが16時45分。
受付に行ってはみたものの、
「今日は入園時間を過ぎました。明日も朝10時から開園しております」とのつれないご説明でした。
仕事で受付をされてる方に交渉しても、結果は見えていますので、無駄な努力は止めて、さっさと次を目指すことにしました。
更に残念なことに、時間ばかりを気にしていたのでウインチクームの街の写真が一枚もありません。どうぞご容赦下さい。
スードリー城は絶倫王と言われたヘンリー8世の6番目の妻、キャサリン・パーが住んでいた城で、丘の斜面に家々が並ぶウインチクームの村は、教会や、石畳の道などが続き、ありふれた佇まいながらも印象深い面影の村でした。
次の目的地はバイブリー(Bibury)です。
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