キュー王立植物園前に9時に到着しました。
早かった為か、今日はメインゲート前に駐車スペースを得ることができました。
開園を待って園内へ進みます。
門を入ると直ぐに「インド栃の木」が満開の花を咲かせていました。
Indian horse chestnut.
今日も良いお天気に恵まれました。
昨日は寄る時間がなかった、温室の中へも入ることができました。
温室では、昨年、小石川植物園で開花して話題を呼んだ「ショクダイオオ コンニャク」が咲いていたようです。
インドネシア産の稀少植物で「世界最大の花」を咲かせると言われています。
Titan Arum
ロックガーデンなどでは初めて見る植物のオンパレードでした。
Sempervivum
センペルビブム属は、ベンケイソウ科(Crassulaceae)の多肉植物で、 主にヨーロッパ・アルプスに生育する高山植物です。
Escallonia ‘William Watson’
エスカロニア ウィリアム·ワトソンはE. rubra と E. virgateの交配種で、夏から秋にかけてローズレッドの花を咲かせます。
European larch 学名 Larix decidua
Stone pine
イタリア石松(Stone Pine)は傘松やパラソルパインとも呼ばれ、地中海地方が原産で、南ヨーロッパ、北アフリカなどに生育しています。先史以前から実を収穫する為に栽培され、実は食用ナッツとしての価値が高く、その抽出油には抗酸化作用があるそうです。
等等、時計を気にしながらも、私は満ち足りた思いで「イギリス一周 花の旅」の締めくくりの時をキュー王立植物園に過ごしました。
そして、いよいよ旅を閉じる時がやってきました。
二週間、寝食を共にしたニッサン「クァシュカイ」君とヒースロー空港へ戻ります。
レンタカー会社へ彼をお返しする時に、あれほど心配した違反の通告はありませんでした。
あっけない程簡単に手続きも終了し、私は早々にJALに荷物を預け、ザック一つを片背に掛けて、身軽な出て立ちで空港ラウンジへと向かいました。
ラウンジでは日本語が通じます。ここはもう半分は日本です。
もう運転する必要もありません。
私は滑走路を見渡すカウンターに席を確保すると、よく冷えたワインで、永くて短かった二週間の「イギリス一周 花の旅」の無事を祝しました。
ご紹介してきましたように、物価高のイギリスですが、工夫次第で費用をかけずに、安価に旅することが可能です。
私の今回の旅は飛行機代を除いて、イギリスを一周し、23万程の費用で終わらせることができました。
オリンピックを機にイギリス旅行を予定されている方に、このブログが多少でもお役に立つことがあれば幸いです。
長い間のご愛読を、本当にありがとう御座いました。
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