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キュー王立植物園の花と木

2012-07-30 21:14:13 | イギリス一周 花の旅

 キュー王立植物園前に9時に到着しました。

 早かった為か、今日はメインゲート前に駐車スペースを得ることができました。

    

   

 開園を待って園内へ進みます。

    

 門を入ると直ぐに「インド栃の木」が満開の花を咲かせていました。 

     

Indian horse chestnut.

   

    

 今日も良いお天気に恵まれました。

    

    

 昨日は寄る時間がなかった、温室の中へも入ることができました。

    

    

 温室では、昨年、小石川植物園で開花して話題を呼んだ「ショクダイオオ コンニャク」が咲いていたようです。

 インドネシア産の稀少植物で「世界最大の花」を咲かせると言われています。

     

Titan Arum

   

 ロックガーデンなどでは初めて見る植物のオンパレードでした。

     

Sempervivum

    

    

 センペルビブム属は、ベンケイソウ科(Crassulaceae)の多肉植物で、 主にヨーロッパ・アルプスに生育する高山植物です。

    

    

 

Escallonia ‘William Watson’

    

  エスカロニア ウィリアム·ワトソンはE. rubra と E. virgateの交配種で、夏から秋にかけてローズレッドの花を咲かせます。

     

 

European larch  学名 Larix decidua

     

 ヨーロッパ落葉松(European larch)は樹高25~45m、直径1m になる 欧州産の高木で、古い松ぼっくりが、長年にわたって木の上に残るのだそうです。
 その為か、枝には松ぼっくりが鈴なりでした。

   

 

 Stone pine

      

 イタリア石松(Stone Pine)は傘松やパラソルパインとも呼ばれ、地中海地方が原産で、南ヨーロッパ、北アフリカなどに生育しています。先史以前から実を収穫する為に栽培され、実は食用ナッツとしての価値が高く、その抽出油には抗酸化作用があるそうです。

     

 等等、時計を気にしながらも、私は満ち足りた思いで「イギリス一周 花の旅」の締めくくりの時をキュー王立植物園に過ごしました。

    

    

 そして、いよいよ旅を閉じる時がやってきました。

    

 二週間、寝食を共にしたニッサン「クァシュカイ」君とヒースロー空港へ戻ります。

    

   

    

 レンタカー会社へ彼をお返しする時に、あれほど心配した違反の通告はありませんでした。

   

 あっけない程簡単に手続きも終了し、私は早々にJALに荷物を預け、ザック一つを片背に掛けて、身軽な出て立ちで空港ラウンジへと向かいました。

    

    

 ラウンジでは日本語が通じます。ここはもう半分は日本です。

 もう運転する必要もありません。

    

    

 私は滑走路を見渡すカウンターに席を確保すると、よく冷えたワインで、永くて短かった二週間の「イギリス一周 花の旅」の無事を祝しました。

     

    

   

 ご紹介してきましたように、物価高のイギリスですが、工夫次第で費用をかけずに、安価に旅することが可能です。

 私の今回の旅は飛行機代を除いて、イギリスを一周し、23万程の費用で終わらせることができました。

 

 オリンピックを機にイギリス旅行を予定されている方に、このブログが多少でもお役に立つことがあれば幸いです。

 

 長い間のご愛読を、本当にありがとう御座いました。

 

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クイーン・メアリーズ・ガーデン

2012-07-30 12:17:49 | イギリス一周 花の旅

 2012年6月26日 今日がイギリス一周 花の旅の最終日です。

 成田への飛行機は、今晩19時15分にヒースロー空港を飛び立ちます。

    

 レンタカーを返して、お土産を選んで、等等を考えると15時には空港に戻っていたいところです。

     

 実は、心配症の私は、スピードカメラで違反を撮影されていないかを案じていました。

     

 勿論、スピード違反をしないように安全運転に徹しましたが、幹線道路でも市街地へ入ると急に制限速度が低下します。

 標識を見落とした可能性もあります。

    

 また、都市部ではバス専用レーンなどもあって、左折時に、いつそのレーンに入っていいのか迷いました。また、そのような場所には必ず監視カメラが設置されていました。

   

 サッカーのオフサイドやバレーボールでのタッチネット等は故意でなくても反則です。

 その意味では運転に反則は付きものですから、今回の旅で違反がゼロだったとは断言できません。

 また、それを記録された可能性もゼロではありません。

 何しろ全てがあちらのルールと判断ですから。

   

 そして、その違反の有無はレンタカーの返却時に明らかになるはずです、・・・多分。

  

 罰金はせいぜい3万円止まりでしょう、・・・多分。   

 しかし、その為に煩雑な作業が生じた場合、飛行機の出発に間に合わない可能性があります。

  

 ということで、早目にヒースロー空港に帰る予定で、一日のスケジュールを考えました。

 

   

 昨日はキュー王立植物園の全貌を見ることができなかったので、今日は、もう一度キュー王立植物園を訪問する予定です。

   

 キュー王立植物園の開園は9時半です。

   

 いつものように朝早く目が覚めて、車の中でのんびりしていたのですが、そうだ、朝のラッシュ前にロンドン市内の公園を見ておこう、と思い付きました。

 

 すぐに行動開始です。

   

 

   

 まずは、テムズ川沿いに走ります。

    

    

 ロンドンブリッジを渡りました。

 橋の天井にオリンピックマークが格納されていました。

    

 日本に帰ってから、このマークが橋を飾っている姿がテレビに映しだされていました。

     

 

    

 目的地はクイーン・メアリーズ・ガーデン(Queen Mary's Garden)です。

    

 400種類、30,000 本以上のバラが植えられているそうです。

 事前の調査で、開園は朝5時です。

    

 ロンドン市内は早朝にも関わらず、交通量も多く、神経を使いました。

    

 ガイドブックにも、慣れないうちはロンドン市内に車で入らないほうが良いと記載されています。

 その通りだと思いました。

    

    

 ガーデンへは7時半に到着しました。

    

    

 クイーン・メアリーズ・ガーデンはリージェンツ・パーク(Regent's Park)の一画にあり、更にその中にローズ・ガーデンが作られています。

   

    

 6月はバラの季節です。色とりどりのバラが咲き揃っていまいた。

    

     

 バラだけではなく、滝や池の周囲に水生植物などが植裁され、小鳥の囀りが明るく響いていました。

     

    

 園内には市民が寄贈したベンチが置かれ、その背には

    

 I watch the sunrise lighting the sky,

 and on this bright morning I feel your presence near me.

   

 (空を朝陽が染めるのを見つめ、その輝く光の中で私は、すぐそばに貴方を感じている)

    

といったプレートが収められていました。

    

    

 

    

 お洒落ですね~ 嬉しくなっちゃいますね~!  

 市民の心持ちの豊かさを、ひしひしと感じます。

    

 良いものを見せて頂きました。

    

   

 さて、そろそろ私はキュー王立植物園へと向かうことに致しましょう。

        

 ロンドンの都心へ向かう対向車線では渋滞が始まっていました。

   

    

    

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