昨日は、「発達脳科学」の授業。
旧哺乳類脳から新哺乳類脳の増築について、
辺縁系と前頭前野の関係から、その発達についてのべた。
しかし、自らの息があがる。
その息のあがりから、授業自体が、あちらこちらに飛び回る。
時間がなく、そのままなだれ込んだため、
このようなことが起こってしまった。
それでも聴いてくれる教育学部、人間環境デザイン学科の学生に感謝。
「心の理論」が存在する学生としない学生の存在。
そのことを説明していても、それに気づかないのは、
少々悲しいのもあるが、
これもインタラクションが不十分なのだと思い、
次回は体調を万全に戻し、修正したいものだ。
脳の活性化以前に、その脳幹的な体力がないと、
なかなか、授業もうまくいかない。
少し早めに終え、そのまま近鉄にのり、
愛媛県に向け出発。
さすがにこう実習地訪問が続くと肉体疲労が激しい。
久しぶりに「しおかぜ」にのり、
20年になった瀬戸大橋をわたった。
川之江に到着。
ノスタルジックなアーケードに感動(?)しながら、
石川病院へ。
同級生の横内先生と会い、
学生が問題ないことを確認し、
そのまま懇親会へ。
高知時代の教え子、畿央時代の教え子、卒業後に知り合った皆さん、
そして、1年目のnew faceを交えて、懇親会を行う。
21時すぎには終わり、少し楽な懇親会だった。
いつもは、21時まで実習施設に対する講義を行い、
そして、懇親会となるので、
それとの体と比較したのだろう。
明けて、本日。
今から奈良に帰り、会議、会議、そして大学院の授業を行う。
研究者として、研究を行う時間がないのが、少々つらい。
が、うまく時間を見つけたいものだ。
その時間を見つけるのも「脳」のメモリだから。