ブラウン・ソースの草分け的ブランド、HPソース HP Sauce の広く知られたラベルのデザインが変わった...?
スーパーマーケットで見つけて思わず購入しました。
ブラウン・ソース brown sauce はこれなくしてイギリスの食生活を語れない!ほどイギリスにとって重要な庶民的な調味料です。
トマトソースをベースに、モルト・ビネガー(麦芽酢)、モラセス(黒い糖蜜)に、各種秘密のスパイスが材料の、トロンとした濃い茶色のソースです。
肉料理や付け合わせの野菜、目玉焼き、ベーコンやバーガー、トーストにのせたチーズや「チップス(フィッシュ&チップスでおなじみの短冊切りにした太いポテト・フライ)」等にかけるテーブル・ソースとして、あるいは,グレイビー、シチューやスパゲッティ・ボロネーズのソース等々 濃い味の隠し味として調理用にも愛用されています。
他の調味料会社も独自の名前で製造販売していますし、スーパー各社も独自の自社ブランド製ブラウン・ソースを販売しています。
(実はうちには最近買ったスーパー、テスコ製の格安のブラウン・ソースがまだたっぷり残っているのですが)
1899年に製造販売を開始したHPソースが他の追随を許さない完全独走態勢で業界を突っ走っているようです。
今、調べたら74%強のシェアだそうです。すごい!
通常のラベルデザインです↓
(スーパーマーケットのショッピングウェッブサイトから勝手に写真を転載しました)
現在売られている一番上の写真の「臨時デザイン版」ラベルに描かれたロンドンの有名な時計塔、ビッグベン Big Ben (正式名はエリザベス・タワー Elizabeth Tower )が、建築用の足場で囲われているのがわかるでしょう?
調べてみたら、実際ビッグ・ベンは現在、世紀の大改装工事中でした。
(観光写真をまたまた勝手に借りました)
工事が完成し、足場が取り払われるのは2021年以降だそうです。
さて、HPソースの HP とは何か?
House of Perliament ( 国会議事堂=ロンドンのウェストミンスター宮 Palace of Westminster )の略です。
ね、HPソースのラベルにウェストミンスター宮がビッグ・ベン、ウェストミンスター橋 Westminster Bridge とともにちゃんと描かれているでしょう?
あれー、上の観光写真を見ると、ウェストミンスター宮も足場で囲われているではありませんか!?
HPソースのラベルにきちんと反映されていないのが不満....
いえいえ、伝統あるラベルのデザインのビッグ・ベンに足場を書き加えるなんて、それだけで充分芸が細かいです!
20世紀の初頭から現在に至るまで国会議事堂内の議員食堂に独占納品しているのが自慢でHPという名称を使い始めたのだそうです。
雨ふりつづきで肌寒いイギリスから、酷暑の日本の皆様にお届けする涼し気な話題です。
人工甘味料と合成着色料たっぷりのイギリスのソフトドリンク、 A.G. Barr の レトロでキッチュな3部作。
左から、バブルガム、アイスクリームソーダ、チェリーエイド。
近所のコンビニが一缶49ペンスのバー・ドリンクが、3缶で1ポンド(一缶がほぼ無料進呈!)セールをやっていたのでうっかり3缶買ってしまいました。
「バブルガム」はうちの下の息子の大好きな買い食いドリンクです。
親としては買い与えたくない妖しく美しく思いっきり人工的なエレクトリック・ブルー!
昔ながらのバブルガムの、甘~い完熟梨のような風味を感じなくもない、懐かしい味がします!
日本ではドリンクとしてはなじみのない味かもしれません。
「アイスクリーム・ソーダ」。
すごい泡です。
これも大好物なのですが、息子は「アイスクリーム・ソーダ」の現物を飲んだことがないのです。
イギリスでは見かけないのですが、ね、日本では昔ながらの喫茶店の定番でしたよね。「ソーダ・フロート」とか言ったと思います。「コーラ・フロート」というのもありましたね。
かき氷のシロップを炭酸で割ったようなエメラルドグリーンの人工的なメロン味のソーダもありましたよね。
炭酸ドリンクに丸くすくったバニラアイスクリームがぷかぷか浮いているあれ、今でもありますか。
この「アイスクリーム・ソーダ」、甘い炭酸ソーダにかなりくどいバニラ味がくわえられています。
子供っぽい味なのですが、これなら大人の私でも思い切り冷やして暑い日にごくごくいけると思います。
最後に、どぎついピンク!「チェリーエイド」。
セブンアップやスプライトのような「レモネード=レモンエイド」に人工的なチェリー味をくわえた味なのです。
たぶん日本で(子供の頃に?)飲んだことがあるなつかしい味...ドクター・ペッパー?ちょっと違う。チェリー味ののど飴のような...
息子もこれを飲むのは実は初めてだそうで、私に一口くれたあと、一緒に味の形容を考えました。
二人とも思いついたのは、息子に子供の頃飲ませた液体の薬、各種。
イギリスの小児用の飲み薬にはたいていこのチェリー味か、ラズベリ―味がたっぷりべっとりつけられていて薬の苦みを押し隠しているのです。
私は飲んでみたことがないのですが、小さかった息子たちに飲ませる前にむせそうなにおいをかいでみて想像できました。
スコットランドに本社、工場がある飲料会社、A.G.バーは コーラ、ジンジャー・ビール ginger beer の他に、アップル・エイド appleaid、ライム・エイド limeaid というのも製造販売しているようです。
味は想像がつきます。
売られているのを見たことがないのですが、もしかしてイングランドでは地域限定なのかもしれません。
去年の砂糖税 UK Sugar Tax の導入以後、ほとんどの清涼飲料は、糖分の代りにカロリーは低いらしい人工甘味料を使い始めたようです。
詳しく調べてはいませんが、その多くは課税を免れているらしいのです。
コカ・コーラは-人工甘味料の導入を拒否して昔ながらの(砂糖たっぷりの)クラシック・コークを販売し続けています。
100mlにつき糖分8gの割合で24ペンスの税金を払ってでも飲みたいクラシックファンがいるんですね。
(導入時はかなり話題になったものの、1年以上経過して課税の仕組みはすっかり忘れ去られています。私も忘れていたのでグーグルしました)
私はパブに行けば必ずダイエット・コーク(日本ではコカ・コーラ・ライトといっていますね)を注文します。
砂糖税は課税されていません。
そして、バーのクラシックなキッチュ・ドリンクを砂糖税の導入前からかくれて愛飲している息子は「砂糖も人口甘味料も味は変わらない」ときっぱり言っています。
イギリスの夏といえば、これ。
キッチュなキッチュなスラッシュ・パピー Slush Puppy。
半解したズルズル(スラッシーな)かき氷のような冷たい飲み物です。
先が丸く開いて小さなスプーン状(耳かきのよう)になったストローでじゃりじゃりすくいながら飲みます。
溶けたり氷ついたりしないように、コンクリートミキサー車のようにスラッシュがゆっくりゆっくり攪拌されつづけているディスペンサーは夏のカフェや映画館の売店などで涼感をもたらすディスプレイになっています。
それなのに、マスコットのぜんぜんかわいくない子犬がセーターに暑苦しい毛糸の帽子なのはなぜ!?
上の写真はクラシックな「バブルガム」と「ラズベリーフレーバー」。
舌が真っ青かどピンクに染まります。
絶対に体に悪いはずです
...悪いと断言はできませんが健康ドリンクでないことは確かです!
うちの下の息子が愛好してやまないくだらない柄ソックス!と.....
....くだらないダジャレ入りかわいいソックス!
月曜日は息子の誕生日でした。
うちのネコ、ホレイシオからのプレゼントは、ダックスフント柄のソックス。ネコの柄のソックスがあればよかったのですが。
男性用のくだらない柄ソックスの典型的デザイン、同じモチーフの繰り返しです。
一方、ガールフレンドからのプレゼント(のごく一部)、くだらないダジャレ入りかわいいソックス(例によって女の子用!)
ダジャレ解説 1; THERE IS SO MUSHROOM IN MY ♡(heart) FOR YOU
mushroom (キノコ) は much room (余裕たっぷり)のしゃれですね。「あなたのことを思っても思ってもまだ思い足りない(意訳)」って感じでしょうか。
ダジャレ解説 2; I'm soy into you
soy (beans)というのは大豆のことです。soy source はお醤油のこと。
I am so into you あなたにこーんなに夢中 という気恥しい常套句にかけているんですね。
キッコーマンのアイコニックな卓上瓶入りのお醤油と握りずしの幸せそうなアツアツぶりのイラストを見れば状況がよくわかります。
息子は翌日お寿司のソックスをはいてカレッジに行きました。
これ、女の子好みのかわいいデザインですが、ロマンチックなメッセージがたっぷりこもって意味深です。
さて、女の子が自分で買ってはくんでしょうか。
それとも女の子が自分のボーイフレンドにプレゼントしてはかせる狙いのマーケティングなのでしょうか。
実際もらって喜んではいて歩く若い男性が(うちの息子以外)そんなにたくさんいるとも思わないのですが....
以前の、息子所有のくだらない柄ソックスとくだらないダジャレ入りかわいいソックスの記事のリンクです☟
教育の節目、統一試験の結果発表日! 刺青柄ティーシャツ購入の翌日!(イギリスの若者ファッション考察)
15歳の少年所有のキッチュ!かわいい!女の子向きの靴下に見るイギリスの少女のかわいい!感覚
今日、12月26日はクリスマスの祝日2日目、ボクシングデイ Boxing day です。
さて、今日の話題はスーパーマーケット、アスダで見つけた巨大なアルミの樽入りビール(しかもクリスマスビールだそうです)。ブリュードルフ BREWDOLPH !
イラストのすばらしさ!シャレの低級さ!
クリスマスを代表する(特に子供に)人気のルードルフ Rudlf(赤鼻のトナカイ)はたいていマンガっぽい表現の赤いおだんごのような鼻がドンとついたトナカイの絵なのですが、これはリアルな表現で、よっぱらったように鼻がなまなましく赤らんでいます。
Brew はビールを醸造するという意味です。ビールの醸造所で働いているルードルフが抱えているのはビールの材料ホップ hop。
HAVE A HOPPY CHRISTMAS とかなしいダジャレのダメ押し!
はい、以前にもご紹介した、プラスチックの指輪付きのクリスマス・リング・バン Christmas ring bun、おなじみ全国展開のベーカリーのチェーン店、グレッグス Greggs のオリジナルです。
クリスマス・キャラクターとしてルードルフと並ぶ人気の野鳥、ロビン。
鳥の図柄を表面から描くのはちょっと独創的だと思いませんか。
クリスマス・ツリーの指輪とペアアップして、クリスマスツリーを飾ります。
クリスマス・ツリーの指輪ののったクリスマス・リング・バンについて書いた記事のリンクです。
今度はクリスマス・モチーフ!子供だましの指輪付き!子供の好きなフェアリーケーキをカフェで食べる
これまたおなじみベーカリーのグリーンノールスGreenhalgh's のジンジャーブレッドクリスマス・モチーフ。
機関車がディスプレイに初登場。
サンタクロースが持ってくるテディベアと並ぶ子供のおもちゃの代表格、というわけで、クリスマスの時期によく見かけるモチーフです。
ところで、ボクシング・デイのいわれは、というと伝統的に使用人や御用聞きにプレゼントをあげる日だからなのだそうです。
プレゼントは箱(box) に入っていますよね。
一日おいて、クリスマス・ジャンパー Christmas jumper の続きです。
ちなみに、金曜日は前回お伝えしたとおり、ナショナル・クリスマス・ジャンパー・ディ National Christmas Jumper Day でした!
道行く人々の多くがクリスマス・ジャンパーを着ていました。
実は、前回下調べ不足でいいかげんなことを書いてしまいましたが!
ナショナル・クリスマス・ジャンパー・ディというのは、全国一斉開催の「チャリティ・イベント」だったのです!
世界中の、あるいは国内の恵まれない子供たちを支援する Save the Children というチャリティ団体が、会社や学校 他さまざまな団体に呼びかけ、その日クリスマス・ジャンパーを着て出勤、登校するだけではなく、クリスマス・ジャンパーを着て出席するパーティを開いたり、また「ダサいクリスマス・ジャンパー・コンテスト」をふくむ、参加者から寄付を募る催しの企画をよびかける運動です。
知りませんでした。
ダサいクリスマス・ジャンパー・パーティ(コンテストあり) ロゴ。
独自のチャリティイベントを企画する団体も多数。
ロンドンの人気のサッカーチーム、ウェスト・ハムはオリジナルのクリスマス・ジャンパーを販売して、売り上げを地元のチャリティに寄付しているようです。
はい、今回は食べ物の話題です。
クリスマスの日に食べるローストされたターキー tukey (七面鳥)。
breast manと いう決まりきった表現があるのかどうか調べました!!
ずばり、「女性のおっぱいに夢中な男」のことだそうです。
イラストのターキーはクリスマスの食卓に上るおなじみの丸ごとターキー whole turky ですが、ターキーの一番おいしい部位は胸肉(ブレスト)なのです。
私がお手伝いしているチャリティショップ、オックスファムがボランティアスタッフを招待してくれる、年恒例の「クリスマス・ディナー」(今年もトルコ料理でした)の出席者が着ていました。
これ、「職場でのセクハラ」認定してもいいかもしれません。
この人はサンタの帽子がかぶされた脚がピコピコ動く薄気味悪いターキーの帽子をかぶっていました。
こんがりとジューシーに焼き上げられ、豪華に盛り付けられてテーブルにセッティングされたおいしそーうなロースト・ターキ―の写真はクリスマス料理のカタログやレシピでおなじみなのですが、頸を落とされ羽根をむしられたターキーの姿態はけっこうグロテスク、あるいはユーモラスですよね。
「Winner winner chicken dinner!」というのは、イギリス英語で、賭け事に勝った時に喜びを表現する決まり文句なのです。
賭け事をしたことがない私は実際使ったことも言っている人を実際に見たことはないのですが、よく知られたあまり品の良くない表現です。
ターキーとともに、クリスマス・プディング、ミンス・パイ mince pie (中央)も並んでいます。
ミンス・パイについては今年も(!)また改めてごしょうかいしますが、はっきり言って、絵になりませんね。
一番上の写真は典型的なデザインの好例、クリスマス・プディング Christmas pudding 。最も絵になる、クリスマス図柄静物カテゴリーではクリスマス・ツリーと並ぶ筆頭の使用頻度です。
ビブ bib(よだれかけ)を見つけました!
Mummy's little pudding、かわいーいですね。
今年赤ちゃんを産んだお母さんへのプレゼントにぴったり。赤ちゃんのいるお母さんが自分で買ってもよさそうです。
イギリス人は恋人や妻や、赤ちゃんなどかわいくてたまらない相手に呼びかける時にプディングとか、ソーセージとか言うんです。
Save the Children のチャリテ―クリスマス・ジャンパー・イベントを支援する、郵便局(Royal Mail)が呼びかけウェッブサイトやポスターで使った写真です。
同じく赤ちゃん用のティーシャツです。
クリスマス料理の付け合わせになくてはならない!!ブリュッセル・スプラウト( Brussels sprouts 芽キャベツ )!
12月になるとスーパーに出回る、代表的な冬の野菜。
子供が大嫌いなことでよく知られています。
「Little sprout 」もかわいいですね。スプラウトは「芽」のことです。赤ちゃんにぴったり。
最後に、薬局チェーン、ブーツ Boots で買った、あっぱれなリップクリーム!
私は実はリップクリーム/リップバームの熱心なコレクターなのです。
いえ、コレクションしているのではなく、実際買ったものはすべて使いますが。
かわったフレーバーのリップクリームを見かけると、安いのに限ってですが、つい買ってしまいます。
どちらも成人した男のくせに私に倣ってフルーツ味のリップクリームの大好きな息子のために買ってみたのですが、実は私が欲しくなったのであげるのはやめにします!まだ開けていません。
12月の初めに見つけたのですが、翌週には売り切れていました。
「All that baste」ロースト・ターキーの香り!ベイストというのは脂やタレなどをつけてじりじり焼き上げることなのですが、ぬらぬら脂ぎった唇を連想させます。唇の渇きやすいこの時期、なかなか購買欲をそそるキャッチかもしれません。
「Brussels pouts 」!ブリュッセル・スプラウトならぬブリュッセル・スパゥト!ブリュッセル・スプラウトの香り!
spoutというのは唇を突き出してうんざりした顔つきをするという意味なのですが、白人女性があこがれる、黒人のようふっくらした唇のことでもあります。
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イギリスの楽しい、恥ずかしい、12月の風物詩 クリスマス・ジャンパー Christmas Jumper の話題、3回目です。
今日、12月14日は誰が決めたのか(衣料業界でしょうね)「クリスマス・ジャンパーの日 National Christmas Jumper Day 」らしいのです。
昨日までの記事のリンクです☟。
イギリスのクリスマス、クリスマス・ジャンパーにみる商業主義と快楽主義、とにかく堅いこと言わない!!
かわいい!クリスマスにおなじみの動物モチーフ、おなじみでない動物や空想の動物や太古の生物や.....要するにウケれば何でも良いクリスマスジャンパーの美学
一番上の写真とこの写真の雪だるまのセーターはどちらもマンチェスターの、寄付された古着等を売って発展途上国を支援するチャリティショップ、オックスファム Oxfam で撮影しました。
大き目のセーターの真ん中に、編み込み模様やアップリケで単独イメージのクリスマスモチーフをドーンと配置するのは古典的デザインなのです。
そういえば、この頃ドーンと配置タイプを新品として売っているのをあまり見かけない気がします。
それに、雪だるまは大人にも子供にも愛される、コミカルなクリスマスマスコットの定番なはずですがやはり近ごろは単独デザインは見かけないようです。
雪だるまと同様、子供たちに大人気! 大人用、子供用、どちらのセーターにも引っ張りだこのサンタクロース!
雪だるまと同様、男の子、男性限定のマーケティングのようです。
やっぱり子供用で多用されていますね!
ちなみに、サンタの帽子をかぶったストーム・トゥルーパーの連続模様とルードルフ(赤鼻のトナカイ)のデザインは大人の男性用サイズもあります。
右下の図柄は(よく見えないのですが)南国の海辺でサーフィンをする半そでの赤いコートを着たサンタ。
アクティブなサンタクロース、クリスマス・ジャンパーの人気モチーフになっているようです。
「クール・サンタ」カテゴリーに分類したいと思います。
着ている人がサンタになれる、インスタントの扮装ティーシャツ。
実写ルードルフと雪景色の背景付きの凝ったグラフィックのデザインです。
サンタのお手伝い妖精、エルフの扮装ティーシャツもあります。(大人の男性用です!)
安物の既製品、たぶん子供用の 仮装衣装の写真を精密にプリントした、工夫のあるデザインです。
こちらは女性用のセクシーなミニ丈の寝間着 Tシャツ。
サンタ絡みのお色気ジョークがプリントされています
こちらは、男性用の綿のシャツ。
自転車サンタ、雪だるま、ルードルフを細かく散らしたクリスマス柄の会社や趣味の会などのクリスマス・パーティ用にぴったりな控えめなクリスマス気分盛り上げファッション。
女性用のシルキーなポリエステル製ブラウスもついでですのでお見せします。
三賢王に扮する王冠をかぶった(コウテイ?)ペンギン柄とキャンディ・ケーン、ジンジャーマンとお菓子の家のお菓子尽くし
後ろの紺地のはデフォルメされたロビン、クリスマス・ツリー、クリスマス・プディングの柄です。
うーん....,クリスマス・ジャンパーの着用はできればごめんこうむりたい。でももし着て行かなくてはならないとしたら....細かいペンギン柄....も実は趣味が違うのですが、ぎりぎり妥協できる線です。
来年の編み物の会のクリスマスパーティ用に、北欧調の古典柄を自分でアレンジして編んでみてもいいかもしれません。
サンタクロース テーマのひねったデザイン。
サンタクロースはNorth Pole(北極)に住んでいるといわれています。
サンタクロースが車の上にクリスマスツリーの生木を積んで、自宅に持ち帰る図でしょうか。
おばちゃん好みの、「ジャンパー」ではなく、ティーシャツ。
上のレイルの右端、Mrs Clouse と書かれた女性向きのサンタクロース夫人の扮装ティーシャツ。
うーん、趣味が今ひとつ。
最後に、クリスマス・ジャンパー お下劣大賞。
露出サンタ。大事な部分が赤い鈴二つ。着て歩くとシャリシャリ音がします。
顔色が薄気味悪いですね。
私がお手伝いしている、ストックポートのオックスファムで撮りました。
驚くべきことに店頭に出したその週に売れました。
人気のないかんちがい男性がウケねらいで会社のパーティに着て行って「セクハラ疑惑」を受けないか、心配。
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「クリスマス・ジャンパー考察」です。
昨日の「クリスマス・ジャンパー序章/概論」記事をまずお読みください。
イギリスのクリスマス、クリスマス・ジャンパーにみる商業主義と快楽主義、とにかく堅いこと言わない!!
12月になったらほぼ解禁、クリスマス気分を盛り上げるクリスマス・ジャンパー Christmas jumper!!
今日はクリスマスらしい動物柄の特集です。
一番上の写真はチャリティ・ショップ(一般からの寄付品を販売して売り上げを慈善事業の運営に使う非営利団体の経営するセカンドハンドショップ)、オックスファム Oxfam のマンチェスター店で撮りました。
典型的なクリスマス・ジャンパーです!
他の写真はほとんどすべて大手スーパー、アスダ Asda とセインズベリー Saindsbury's のかなり大きな衣料品売り場で撮りました。
まず、クリスマスの図柄で代表的な動物柄といえば、トナカイ reideer。
となりの赤いセーターは、ビーグル犬の子犬でしょうか、トナカイのツノをつけています。(どちらも大人サイズと子供サイズがあります)
この「なりきり動物」もクリスマスモチーフの定番になりつつあるのです。
おなじみの愛玩動物、イヌ、ネコ、ハムスターなどがサンタクロースやエルフ(サンタの手伝い妖精)の帽子をかぶっている図像はクリスマス・カードなどでも もうすっかりおなじみです。
サンタクロースのそりを引くトナカイは雪景色、寒い場所にぴったりのイメージで昔ながらの北欧調、ノルウェー風スキーセーターの図柄でも雪の結晶などとともにおなじみなのですが、クリスマス・ジャンパーの定番は、やはり赤鼻のトナカイの顔正面アップ。イギリスではルードルフ Rudolf と固有名詞で親しまれています。
この写真は私がお手伝いしている、ストックポートのオックスファムで。ジャンパー(セーター)ではなくTシャツですが。
なぜか!「角にクリスマスの飾りつけ」が近ごろのトナカイ図像の定番になりつつあるようです。
豆電球を連ねたフェアリー・ライト fairy lights、トウィンクル・ライト twinkle lights と呼ばれているクリスマス飾りの電灯が絡まる図柄もおなじみなのです。
ペンギン penguin も冬を彩る雪景色(というか南極は年中雪景色ですね)とともにおなじみのクリスマス・モチーフです。
シロクマ polar bear のほうがペンギンよりクリスマスらしいかもしれません。
サンタクロースが北極のそばに住んでいるらしいのでサンタクロースといっしょに描かれることもあります。
おばさまが手に取ってみているのは シロクマ2頭をシークィン(ラメ)で縫い取りした北極風景。
(角に飾りをつけた赤鼻のトナカイ柄がここにもありますね)
となりは(見えにくいのですが)ユーニコーン unicorn(一角獣)にのったサンタクロース、同じくシークィンの縫い取りです。
え、ユーニコーン!?
フラミンゴ flamingo!?クリスマスに!
左上から、シークィンのきらびやかなフラミンゴ、サンタクロースのそりを引くユーニコーンとフラミンゴ、「今年はサンタのそりを僕がひく」と宣言している赤鼻のユーニコーン。
ユーニコーンとともに、女の子に大人気のはやりのモチーフなんです!!!!
ヤシの木にフェアリー・ライト!
特にティ―ンエイジャー、小さい女の子、近ごろはおそらくはお母さんからはじまって、大人の女性にも人気が広がっています。
ユーニコーン、フラミンゴ、クリスマスらしさにこだわって登場、サンタさんの帽子をかぶって、フェアリーライトをおなかに巻いたペンギン!女の子は大喜びでしょう!
総柄は上からペンギン、フラミンゴ、ナマケモノ(!これも人気です)ユーニコーン、またペンギン...がそれぞれサンタクロースの帽子をかぶっています。
盛りだくさん!
ついでにラーマ llama。
ラーマも大人気です。
さて、男の子向きの真ん中のサンタクロースの帽子をかぶった恐竜、ティー・レックス T -rex(タイラノソウラス・レックス)に注目!
(はい、となりのアメリカっぽいキャンディ・ケーンとジンジャーマンとやはり角に飾りのボーブル(ガラス玉)を下げられた赤鼻のトナカイもお見逃しなく)
恐竜が男の子の間にモチーフ、キャラクターとしてはやっているようなのです。うちの上の息子が小さいころ、男の子らしい興味で恐竜に夢中でしたが、今回の流行はファッション傾向らしいのです。
ティーレックスが「Tree Rex」とか「Merry Rex'mas」なんて情けないじゃないですか!!(オヤジギャグ?)
これはマンチェスターのショッピングセンターに入っている、比較的廉価な男性のファッション衣料チェーン Burton のショーウィンドウで見かけた、なかなかおしゃれな北欧調古典クリスマス・ジャンパーの恐竜柄、大人バージョン。
男の子向きの総柄もあります。
ルードルフ、ティーレックス、雪だるま snowman に雪の結晶 snowflakes、サンタの帽子にクリスマス・プディング Christmas pudding、ジンジャーマン gingerman とクリスマスツリー、またルードルフ。
となりの機関車トーマス、懐かしいなあ。おじいちゃんをコンセプトにしたマーケティングかもしれません。
女性と女の子がトナカイになりすました愛くるしいビーグルの子犬柄なら、男性はサンタクロースになりすました男っぽいボクサードッグ。
たぶんこれはボクサードッグを飼っている男性にターゲットを絞ったマーケティングだと思うのですがどうでしょうか。
かわいーい子犬柄はビーグル犬を飼っていない女性も喜んで着ると思うのですが。
女性に人気のパグとダックスフントのなりきりデザインの写真も撮ったのですが、どこかへ行ってしまいました!見つけ次第追加で載せます。
さて!クリスマスの古典的動物モチーフに戻ります。
ロビン Robbin。
日本で見かけないと思います。ムネアカコマドリというそうです。その名のとおり、体の前面が濃い朱色なのです。
クリスマス・カードのモチーフとして雪景色といっしょに枝にとまるロビンがよく知られています。
イギリスではめったに雪は降らないのですが。
古典的北欧調の丸ヨークデザインを基調にした現代版クリスマス・ジャンパー。おなじみのクリスマスモチーフが満載。
大人用と子供用(赤ちゃんから)サイズがあります。
クリスマス・ジャンパー、明日に続きます。
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クリスマス・ジャンパー Christmas jumper!私の大好きなイギリスの季節の風物詩!!
「ジャンパー」というのはイギリス英語で「セーター」のことです。
イギリス人のクリスマス観を端的に表現する、もっとも即物的で視覚的な例です!
クラシックな北欧調のトナカイや雪の結晶柄などの しかも手編みのもの、あるいはデザイナーブランドの高級品などももちろんありますが、その多くは、キッチュです!
「クリスマスは欧米人にとって聖なる儀式であり、家族の絆を静かに深める習慣だ。日本人のクリスマスにまつわる商業主義を見直すべきである」
「キリスト教徒でもない日本人が西洋の習慣にあやかってクリスマスを口実にどんちゃん騒ぎをするのは本家の西洋諸国に対して顔向けできない愚行である」....
...と思っている日本の方も けっこういらっしゃるのではないでしょうか。日本に住んでいたころの私もそうでした。
日本の有識者なんかがいまだにそんな発言をしていますよね。
断言します、それは日本人の思い込みです!クリスマス・ジャンパー文化を通じてありのままの西洋文化の再認識をお願いします。
他の「欧米諸国」のことは知りません!がしかし、イギリスに関していえば、多くの人に信仰はなく、クリスマスは単に楽しむ / 儲けるためのかっこうの口実なのです。
ダイエットも放棄しておいしいものをおなか一杯食べる、この時期こそとアルコールの摂取量を上げる、ほしかったものを我慢しないで買う、あるいは親しい人に買ってもらう、子供たちをプレゼント漬けで甘やかす、職場や学校やご近所など所属するあらゆる団体がこぞって親睦を深めあう!
......ついでに言えば 負債をこしらえる、ストレスで仲たがいをする、孤独感をかえって深める、 アルコールがらみの事件の多発 など 「クリスマス・デフィシット現象」も顕著です。
こういった機会を装いで盛り上げてくれるのがクリスマス・ジャンパーなのです。
カジュアルなパーティーや職場、学校、気の置けない家族の集まりにクリスマス・ジャンパーを着ていくのは「かたいこと言わないで、この季節をめいっぱい楽しんでいる!!!」 というビジュアルな表現/主張なのだ と私は思うのですが、どうでしょうか。
イギリスでも「みんなが楽しんでいる時に楽しんでいないのがまるわかり」「他人の楽しみに水を差す」人と思われるのは 社会生活上 ちょっと厄介です。
そういう人たちのことは英語で wet blanket ( 燃え盛る火をけす濡れ毛布)といいます。もしかして日本では「空気が読めない」というのがこれに当たるのでは?(え、用法が間違っている?)
以上、庶民派スーパー、アスダAsda と比較的高級志向のスーパー、セインズベリー Saindsbury の衣料品売り場で撮りました。
大手スーパーの自社ブランド衣料ですので 価格はお手頃、着ている人もよく見かけます。
もちろん、ほとんどの衣料メーカーが品質はピンからキリまで各自ものすごい数のクリスマス・ジャンパーを製造販売しているのです!
そろそろ、店員、テレビ番組の司会者はもちろん、市役所、工事現場、セキュリティ、清掃、郵便、学校の先生等 公共の場で働く人々すべて、町ゆく人々のほぼ10人に1人がクリスマス・ジャンパー着用というイギリス狂奔の一週間に突入です。
クリスマスに家族が集まってすごすことにこだわり、喜びを見出す人がほとんどなのも事実です。
ホームレスや途上国の人々、恵まれない子どもたちなど喜びの季節からとりこぼれた人たちに対する援助を呼びかける運動、それにこたえる一般の人々の数が激増するのもこの時期のイギリスの特徴だ とも付け加えておかなければなりません。
「喜びを分かち合う」善意の習慣がしっかりと残っているのです。
キリストの生誕を心から祝う敬虔なキリスト教徒も もちろんいますし、クリスマスそのものを認めない厳格なキリスト教ー派も存在します。
明日からはクリスマス・ジャンパーのモチーフとその傾向分析を記事にするつもりです。
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安売りショップで見つけ、缶のデザインにひかれて買ったエネジー・ドリンク。
ムース(ヘラジカ)の筋肉もりもりマスコット、以前にもご紹介しました。
その時の商品は「プロテイン増強 パンケーキのもと」でした。
イラストのムースの体型を目標に筋力トレーニングをするマッチョな男性が自分でホットケーキを焼いて食べている姿を想像するとほほえましいのですが、これはもっと具体的に 筋肉増強トレーニングに効果をはっきしそうです。
下の息子とそのガールフレンドがコップに分けて飲みました。私も一口お相伴。
薄いピンクでシャンパンのようなキラキラ発砲性のきれいな見かけと、人工的な甘酸っぱいラズベリー味で完全に女性好み!
飲んだらのぼせる思いっきり精力のつくドリンクじゃないかという心配は杞憂でした。
イギリスではどうやらムースはなぜか精力絶倫のシンボルらしいのです。
日本ではそんなことありませんよね。
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うちのネコ、ホレイシオは食にうるさく、16歳になる今までずっとネコ用缶詰のぷりぷり煮凝りゼリーのやわらかい肉が常食で、乾燥のネコ用ビスケットには見向きもしません。
しかし、この「ドリーミーズ Dreamies 」は別格!い
乾燥ビスケットなので開封した後も長く持ちますし、持ち歩きも可能で便利です。
それなのに、中にグレイビー状のねっとりしっとり食肉のエキスが詰まっているのです!
口の奢ったぜいたくネコ、ホレイシオも夢中です。
けっこう高いのです。
「ネコのエサ」ではなく、「ネコ様に差し上げる特別のおやつ」です。
ネコ様むきクリスマスプレゼント用のギフトボックス入りを買いました。
夫がスーパーの売り場で、重さと値段を計算して、かなりお得だと断定。
私の購買意欲をそそったのはなんといっても悲しいダジャレ!(日本では今オヤジギャグというそうですね)
サンタ・クロース・エディション!Santa Claws Edition!
Claw というのはネコなどの「かぎづめ」のことです!!
ネコがかぎづめでひっかいて中味が見えるように透明の傷跡が表れています。
以前の「ひっかき跡がバーコード」グラフィックの秀逸さを紹介した記事も見てください。
ネコが引っかきバーコード・・・憎めない、あなどれないイギリスのパッケージのばかばかしさ実は秀逸?
ネコが夢見てあこがれるドリーミーズという気恥しい製品名と言い、キッチュ路線がさえてます!
クリスマスを待たず、開封、ホレイシオ満足!
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
3月に記事にしたうちの息子の靴下三足セット(女の子向き)☟記事のリンクです。
15歳の少年所有のキッチュ!かわいい!女の子向きの靴下に見るイギリスの少女のかわいい!感覚
もう16歳です。またガールフレンドにかわいい3足セットをもらいました。
大事にはいています。
ナーウェル(イッカク?)とアボカド。
なぜナーウェル?空前絶後のユーニコーン(一角獣)ブームのスピンオフでしょうか。
AVO-CUDDLE!アボ-カドル
cuddle はギューッと抱きしめることです。この手のなさけないジョークにしては秀逸。
ペアの片方のおなかに埋まったタネがもう一方のおなかにあいた丸い穴にはまるようになっているらしいのが親密さを際立てていますね。
タコス、一回すでにはいた靴下を洗って写真を撮りました。
LETS TACO'BOUT IT (Let's talk about it) じっくり話そう。
タコ(日本ではタコスって言われていますね)そのものは図柄としてはそれほどかわいくもないのですが、悲しいダジャレとコンボでほほえましいデザインになっています。
ユーニコーンのほか、サボテン、アルパカ、アボカドと南米モチーフが人気です。タコもその一つとして登場したのかもしれませんね。
他には季節を問わず熱帯イメージのフラミンゴ、スイカ、パイナップル、むいたバナナなども人気です。
細かいモチーフちらしの靴下が男女ともにはやっています。
私が追い求めているのは、ナサケナイ英語のダジャレスローガン入りかわいいの!
機会を見つけて写真を撮ります。
☟前回の靴下記事に後日譚までありました。ついでですからリンクを貼ります。よかったら見てください。
最近のストックポート日報記事の後日譚、かわいいキッチュ、ニセ札、ガーデン・ノーム
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スーパーマーケット、アスダの健康食品売り場で見つけたプロテイン補給食品のパック。
筋肉もりもりムースがイメージキャラクター!思わず写真を撮りました。
よくある牛乳や水で溶かす粉末タイプの「プロテイン・ドリンクのもと」、かと思っていたら...
写真を見て気づきました。
ハイプロテイン・パンケーキとマグ・ケーキのもと、でした!!
マグ・ケーキ mug cake というのは今大流行のケーキの材料をマグカップに入れて電子レンジでチンすると ふっくら もっこり焼きあがるお手軽「カップケーキ」みたいなお菓子です。
筋肉もりもりになりたいマッチョな若い男性が1人でパンケーキやマグケーキを作っているほほえましいようすを想像するのは楽しいですね。
お相伴で筋肉もりもりケーキなど食べたがるガールフレンドや妻、母などはたぶんあまりいないでしょう。
プロテイン補給食品がものすごく売れています。シリアル、ドリンク、チョコレートバーまでたんぱく質強化をうたっています。
日本ではどうでしょうか。
国営放送BBCの消費者啓もう番組のレポートによると、イギリスのほとんどの成人男性はすでに日常、たんぱく質をとりすぎだそうです。
その上むやみに補給食品を摂取するのは、「健康上百害あって一利なし」だと栄養の専門家が言っていました。
スポーツや筋力トレーニングで体づくりが必要な場合、資格のある専門家の指導のもとにたんぱく質補給をするように、とも言っていました。
それにしても、ムース!(私は大好きなのですが!)精力がやたらに強いらしいのですが!筋肉もりもりで男らしいキャラクターとしてどれだけ男性消費者にアピールする魅力があるのか!?
もう一題。
おなじみ IMPERIAL LEATHER のバス・クリーム/バブル・バス(アワのたつ入浴剤)のおいしそうな香りシリーズ、今回はマシュマロ。
前回、載せた、ベーカウェル・タートとバナナの香りの入浴剤の話題は、イギリスのお菓子カテゴリーに分類しました。☟リンクを開けてみてください。☟
人気のお菓子、ベーカウェル・タート、チェリーがあるとかわいさ倍増、限定販売入浴剤もあり
500mlで1ポンド(約143円)。
ベーカウェル・タートとバナナの香りは、かなりリアルにというか むしろ大げさに強調して人工的に再現されてありました。でも、マシュマロは、といえば...。
マシュマロに香りってありますか。
マシュマロの味は なんとなく甘い印象。外はさらっと中はもちっとしたテクスチャーと、口に入れるととろける舌触りはかなり強烈ですが、香りは全く印象に残りません。
「マシュマロの香り」の入浴剤なんて企画したのだれ?!?
特徴のないただの砂糖のあまい香りでした。強いて言えば縁日の綿あめやのような...?
前回のベーカウェル・タートとバナナと同様、思いっきりどぎつい彩色でけばけばしく表現したボトルのイラスト!あまりおいしそうには見えませんが、お風呂に入れて体を浸したい!という欲望を確かにそそります(よね?)
入浴後も体にほんのり甘いいいにおいが残ります(例によって、すすぎません!)。
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気になるパッケージデザイン、ふたたび。
意図的にやっているみごとキッチュの一例です。
かわいくないネコのイラスト、配色のどぎつい品のなさ、バンダナを巻いたニワトリとウシのイラスト!...可愛らしい動物が食材であることを意識させるこの悪趣味感覚は、普通イギリスではみかけません!
インパクトはばっちり強烈で効果的ですが。
鶏肉80%、牛肉80%のネコ用超高級ビスケット。数粒ずつアルミの個別包装になっています。半額セールで買いました。
高級キャットフードのマーケティングの定石をやぶって「おネコ様むきグルメ路線」で攻めない姿勢も斬新。
デザインチームが優秀なのは、箱のサイドの「バーコード バリバリ引っかき跡効果」が物語っています。
キッチュに見せる手の込んだ工夫が凄い。
話変わって、現在ヨークシャ―南部(ダービーシャーの近くです)のドンカスター Doncaster に滞在しています。
ネコのホレイシオと下の息子の世話を上の息子に任せてちょっとした気分転換に。
夫はチェスの試合に、私はお相伴。
お高いのでめったに買いませんが、Dreamie's はホレイシオの大好物です。
うちの15歳の息子がガールフレンドにもらった、女の子向きの靴下3足セットについて書いた記事のリンクです。☟
15歳の少年所有のキッチュ!かわいい!女の子向きの靴下に見るイギリスの少女のかわいい!感覚
息子がだいじにとっている包み紙を発見! こっそり写真を撮りました。
LOOKING PURRFECT! ピンクのバックグラウンドに、サングラスとチューチューを身に着けた子ネコ!(かわいい!)
purrfect! というのは perfect! カンペキ!のシャレです。
ネコがのどを「ごろごろ」鳴らすのは、英語で、purrrrrrrrrrrrr....(パールルル.....)と表現されます。
purr は「ネコがのどを鳴らす」という動詞でもあります。
私には purrr でもゴロゴロでもなく「ウーロウロウロ」と聞こえます。
日本人は、擬態語をカタカナで書いて自由に表現しますよね。イギリス人にはなぜか、purrrrrrrrrrrrr....としか聞こえないらしいのです。
purrr...の決まりきったシャレ、恥ずかしいなぁ。私は日本語の、ネコが「うれしいにゃあ」とかイヌが「おいしいわん」などと言っているのもかなり恥ずかしいと思います。
ずいぶん前の、イギリスのパッケージ・デザインのあれこれの記事、好評でした。
調子に乗って、また集めてみました・・・またまた動物・・・今度は 牛。
すべて、乳製品です。
ミルク・シェーキ、「フリジ Friji」。
ボトルが牛柄。
これはチョコレート味ですが、ほかにバニラ、バナナ、イチゴ味があります。
黒のブチ柄のこの牛、日本では「ホルスタイン Holstein 」と呼ばれているようですね。
(だいぶ前に日報に載せたことのある写真です。ちょっと柄が個性的すぎてホルスタインらしくありませんね)
イギリスでは、「フリージアン Friesian 」といいます。
ホルスタインは通じません。
ホルスタインと呼んでいるのは、アメリカと、明治時代に酪農技術をアメリカから学んだ日本だけだそうです。
オランダのフリーシアンと、ドイツのシュレスビッチ・ホルスタインの2地域を起源とするこの品種、どっちの名前で呼ばれても間違いではないんだそうですが、酪農関係者の間では、混乱を避けるため、国際的にホルスタイン・フリージアンという正式名で呼ばれることが多いんだそうな。
冷やすとおいしいです。そのことと関係があるのか・・・英語で冷蔵庫は、リフリジレイター、略してフリッジ fridge。
The Collective というヨーグルト専門会社の、けっこう高価な「グルメ・ライブ・ヨーグルト Gourmet Live Yogurt」のシリーズ。
味の種類は限りなく多く、目移りします。
これは、ロシアン・ファッジ味。
こちらは コンビニや、ニュース・エージェント(新聞、雑誌、たばこ販売店)のサンドウィッチ売り場で買える一回用のかわいいサイズ。
ミカンやリンゴ(イギリスにはお弁当箱用に極端に小さいリンゴがあります)など果物を持ち歩くときに重宝するサイズです。
写真のぺちゃんこ桃は、重ねて3つ入ります。
牛を連れて放浪する少年のシルエットがトレード・マークの、「ノーマディック・ヨーグルト Nomadic Yogurt」。
ノーマディックというのは放浪の、というような意味です。ヨーグルトの名前らしくないですね。
容器がシリアルとヨーグルトの二部に分かれていて、食べるときに一緒にまぜるようになっています。
使い捨てのスプーンもついています。
携帯に便利な、お出かけ用という意味でついた名前だと思うのですが。
アイスクリーム。
Mackie's of Scotland の real daily icecream(牛乳が主原料のアイスクリーム)。
乳しぼりの娘は、「伝統的な製法で作りました」の典型的な表現です。
もちろん 機械で絞った牛乳をつかって、工場で大量生産されているはずですが。
放牧場のそばに、風力発電所もあるみたいですね。
コーンウォール名産の、乳脂肪分がたっぷりのクロッテット・クリームを使った、コーニッシュ・アイスクリーム。
Kelly's of Cornwall社製のこの製品は、イギリス中どこのスーパーでも買えます。
すくってコーンに入れて売っている、観光地などのアイスクリーム・スタンドでも見かけます。
この左右対称の乳牛2頭が口にくわえた草がハートをかたちづくっているかわいい図柄の看板が目印。
子供のお弁当用に便利、チーズスプレッド、デイリリー Dairylea。日本人には発音しにくい名前です。
バターの代わりにサンドウィッチに塗ります。
もちろん、トーストや、チーズ用のクラッカーにぬってもおいしいですよ。
(甘くて子供っぽい味です)
黒いウシ坊主の生意気な表情が愛くるしい。
なんだかベタベタぬるぬるした製品名のロゴも子供にウケそうです。
何日か前に見つけた、新製品、大人向きらしい?ミルクシェーキ、シェークン・アッダー Shaken Udder。
アッダーというのは、牛やヤギの乳袋のことなんですけど・・・インパクトのある命名です。シェイクした乳袋!
いかにもゆすられて吐きそうなキャラクターの牛の表情も意表をついています。
ソルテッド・キャラメル風味。
よく振って飲みました。とてもおいしかったのですが、飲んだ後すぐにまたのどが渇きました。
330ミリリットルが1ポンド80ペンス、無法に高価です。コンビニでプロモーション価格、1ポンドで売っていたので、買ってみました。
一日に摂取すべきカルシウムの50パーセントが1瓶に含まれているんだそうです。「ウシグラフ」参照↓。
以上、第一弾でした。
まだまだあります、牛のパッケージ!
グルメ・ライブ・ヨーグルトの丸い容器と、ケリーズのコーニッシュ・アイスクリームのタブは、とっておいて、タッパー容器代わりにとても重宝しています。重ねられるし、冷凍も電子レンジでの加熱もききます。
蓋をきっちりとすればお弁当箱にもなります。
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