ポルト Porto の続きです。
いちおう旅行記なので、名所の写真も、載せることにしました。
大聖堂 Se Catedral
大聖堂下、裏通りから撮りました。
見上げれば絵になる構図がいっぱいです!
内部、静謐なロマネスク様式。
祭壇は金ぴかゴテゴテ、バロック様式、修復中。
横手の、回廊(クロイスター)とその上階の入場には、1人3ユーロ請求されます。
上から2番目の前景写真の、右手に張り出している横長の建物です。
17世紀の建て増しです。
回廊の壁際は、ずらああああっと、ポルト名物の青い絵タイルで覆い尽くされています。
夫の、魚図鑑が青でプリントしてあるシャツは、ポルト観光にうってつけ。
アーチにぴったりフィットする手の込んだ構成ですが、いかんせん絵がへたです。
回廊の小部屋の、ゴテゴテバロック様式の聖人の遺品、レリックが飾ってあるガラスケースの後ろ、アルコーブもタイルで覆われています。
ガラスケースの中には、17世紀の衣装を着た、聖人に見立てた人形が寝転がっています。
へんです。
夫が写真を撮れと言うから、撮りました。
最後の晩餐のテーブルに載ってるのは犬の丸焼き・・・・にしか見えませんが、子羊です。
回廊の上階、屋外ギャラリー部分もずらっと青タイル。
写真が大嫌いな夫が撮った、たった2枚の写真のうちのひとつがタイルのこの部分。
ケープを着た男と少年と、犬まで!左側を指し示しています。
スクロール(渦巻き模様)に囲われた独立した絵柄で、彼らが指差しているものは描かれていません。
夫は、場面すべての意味が知りたい、と言いましたが、私は意味なんてないと思います。
17世紀のタイル画家は隙間を埋めようと必死だったんじゃないかと思うんですが。
ポルトガルにダチョウがいた?
いない。
見たこともないダチョウを想像で一生懸命描いたら、こんなかんじ・・・・?
当時、ダチョウのお尻の羽で帽子や女性の頭髪を飾るのがはやっていたはずです。
ダチョウのお尻の羽で体をおおっただけ!
揚げ足をとっていたらきりがないんですけど、絵の稚拙さに驚く。
釣竿の下、もぐってるアヒルの絵のわけのわからなさに注目。
心無い人に目を潰されています。
上階屋内のタイル絵。不快!ブタ狩りの残酷さ。
イノシシではなく、どうみてもブタですよね・・・?
一階のタイル絵は、ギリシャ神話風のモチーフ(キリスト教会の大聖堂なのにいいのかなあ)
が多いように見受けられましたが、上の雨ざらしタイルは、17世紀の日常生活を画家が勝手に描いたみたいに思えます。
上階ギャラリーから見た、身廊外側。
上階屋内の美しい、踊るチュラブ(天童)2体。
口に蛇口をつっこまれて怒っている水盤の顔
大聖堂前の広場の眺望は素晴らしい。
半円陣を組んでいる観光客のいる所は、大聖堂を背景に記念撮影する人気スポット。
青タイルシャツのうちの夫を見つけてください。
明日は、一日で残りの名所スポットをざっとおみせしますね。
一昨日までのポルトの記事のリンクを下に添付しました。↓
ポルトガル北部の都市、ポルトに旅行2016年5月3日ブログ
ポルトガル北部の古い町、ポルト、ドゥーロ河周辺2016年5月4日ブログ
ポルトガルの古い町、ポルトのうら通り、その12016年5月5日ブログ
ポルトガルの坂の町、ポルトのうら通り、その22016年5月6日ブログ
ポルトガルの古い町、ポルトのボロ建築2016年5月8日ブログ
ポルトのストリート・アート2016年5月10日ブログ
昨日の記事のリンクが上手に貼れません。
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