ポルトガル北部の町、ポルトの旅行記、15回目です。
昨日は図らずも休刊してしまいました。発刊手続きが完了していなかったのです。
気づいた時は、日本時間の午後遅くになってから。次号との間が短いので、休刊にしました。
ポルトで食べたもの。食べた場所
ポルトガルの料理に関してはほとんど予備知識もなく、海鮮料理、特にイギリスで食べる機会がまったくと言っていいほどない タコが食べられるぐらいの期待でいきました。
初日、昼過ぎ、ホテルにチェックインして行き当たりばったりで入った、地元の小さなカフェ。
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ポルトのカフェやレストランには、メニューがない・・・?
観光客が来るレストランには、フランス語、英語、スペイン語のメニューがありますが、ここのような「地元カフェ」には、英語版がなかったので、私たちはくれなかっただけ?
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(ちなみにここは地元の犬が勝手に出入りする例のカフェです)
次々と入ってくる常連客らしいポルトガル人も、メニューなしに、ウェイターにいろいろ聞いて注文していました。
英語が少し話せるウェイターに、ヴェジタリアンの夫のために「肉の入ってないものを」、私のためには「肉の入ったものを」と、英語がわかりやすいように注文しました。
「ブタ食べる?何のブタ?」と聞かれて、「ポルトガルのブタが食べたい」とできるだけわかりやすく言った私にもってきてくれたものは・・・・・
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ポーク(豚肉)と言わずに、ピッグ(ブタ)と言ったのでおつきあい。
この料理の名前を紙ナプキンに書いてくれたけど、なくした!(残念)グーグルしたけど、該当するものはでてきません。
ポルトガルの常食だとか。他にも食べている人がいました。
コリコリした「胃袋」とぶよぶよした正体不明の肉の部分がはいっていました!
有名な、内臓と白いんげんのシチューではありません。
ほろほろに柔らかく煮込んだあまり上等でない部分の肉が骨の周りについています。
味付けは塩味。骨のまわりの肉は、口当たりがいいので食べました。
汁が滲みた柔らかい白いごはんは、はっきり言って、犬のえさ、あるいは「ねこめし」です。
ごはんが意外なおいしさでびっくり。
粗く切った塩茹でのキャベツにも肉の旨みが滲みていました。
こりこりした胃の部分は残しました。まずかったから。(食べるべきだったのか、謎です。肉汁のダシだと解釈)
イギリスでは、パンやライスが、じゃがいもといっしょに出てくることはありません。
じゃがいもが主食、日本で言う「ごはん」がわりなので。
ポルトガルでは、日本と同様、じゃがいもは付け合せあつかいのようです。
ヴェジタリアンの夫のためには、缶詰のツナと野菜と、とうもろこし入りのサラダを作ってくれました。味付けは、オリーブオイルと、お酢。
特製だそうで、気に入った夫はイギリスに帰国してからも、自分でまねしてつくって食べています。
お支払いは・・・・2人分の食事と、セブンアップとビールを含めて驚きの 5ユーロ(617円)!安い。
その後、ドゥーロ河沿いの観光客でにぎわうカフェでコーヒーと、ビールを飲みました。
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川沿いにテーブルが並ぶ、おしゃれなカフェですが、カフェそのものは、うら通りにあります。カウンター奥で入れた飲み物を、運んできます。
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トイレも、カフェの建物内にあります。暗くて、狭くてレトロでキッチュな内装でした。大きな音量で、テレビがついていました。
カフェ・オレや、カプチーノでも注文しないかぎり、どのカフェでもコーヒーにミルクをつけて出さない、ミルクがいるか聞かないのも驚きです。
日本の喫茶店で、牛乳ではなくすっぱいコーヒー・クリーム?がついてくるのは世界中の驚異の的ですが、夫に言わせれば、イギリスのように「ホワイト(ミルク入り)」か「ブラック」かを選ばせるのも邪道なんだそうです。
大人のヨーロッパ人は、ブラックが当たり前・・・ほんとでしょうか?
ポルトでは、たのめば快く持ってきてくれるミルクは、必ず温めてあります。
イギリスではコーヒー、紅茶には室温のミルクを入れるのが普通なので、夫は特におもしろがってました。
邪道とか、正当とか、、国や土地柄によってちがっていいものだと思いますが・・・
・・・・・こぎれいなショッピングエリアにある手作りチョコレートショップに、東京の渋谷辺りにありそうな、明るい内装のティールームがありました。
そこで、注文した「イングリッシュ・ティー」のお粗末さは特筆ものでした。
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2人前。
2人用サイズの、イギリスでは「コーヒー・ポット」と呼んでいる縦長のポットにはいったお湯と、カップ2つ、フランス語の書かれたティー・バッグひとつ!!と煮立てたミルクが運ばれてきました。
わきたてのお湯でなければ紅茶は出ませんっ!
ティー・コージー(ポット・カバー)もかかってない、冷めかかったお湯にこれからティーバッグをいれても、薄く色のついた、味も香りもないお湯しか出てこない。
「薄い」と、ウェイトレスに文句を言ったら、もうひとつティーバッグをくれました。
もうひとつ入れても、もちろんお湯が完全に冷めているので、ひとつの時よりもかえって薄い茶色のぬるま湯が出るだけです。
運んできたトレイをテーブルの上に残していくのも、イギリスでは絶対に考えられません。
このカフェは、他にも問題大有りの札付きの、マヌケ・カフェでした。二度と戻ってこない観光客相手なのでやっていけるのでしょう。
もしかして、イギリスの外では、「イングリッシュ・ティー」なるものは、イギリス国内とはちがう形態で喫されているのかもしれませんが、ここはちょっと常識はずれ・・・・
ホット・チョコレートを注文したフランス人は、チョコレートがぜんぜん溶けてないので、英語でがみがみ怒っていました。
ポルト特集、今日で終わる予定でしたが、食べ物について、イギリス、日本との比較も含めて書くことがけっこうあります。
もうちょっと、続けようと思います。
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
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昨日は図らずも休刊してしまいました。発刊手続きが完了していなかったのです。
気づいた時は、日本時間の午後遅くになってから。次号との間が短いので、休刊にしました。
ポルトで食べたもの。食べた場所
ポルトガルの料理に関してはほとんど予備知識もなく、海鮮料理、特にイギリスで食べる機会がまったくと言っていいほどない タコが食べられるぐらいの期待でいきました。
初日、昼過ぎ、ホテルにチェックインして行き当たりばったりで入った、地元の小さなカフェ。
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ポルトのカフェやレストランには、メニューがない・・・?
観光客が来るレストランには、フランス語、英語、スペイン語のメニューがありますが、ここのような「地元カフェ」には、英語版がなかったので、私たちはくれなかっただけ?
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(ちなみにここは地元の犬が勝手に出入りする例のカフェです)
次々と入ってくる常連客らしいポルトガル人も、メニューなしに、ウェイターにいろいろ聞いて注文していました。
英語が少し話せるウェイターに、ヴェジタリアンの夫のために「肉の入ってないものを」、私のためには「肉の入ったものを」と、英語がわかりやすいように注文しました。
「ブタ食べる?何のブタ?」と聞かれて、「ポルトガルのブタが食べたい」とできるだけわかりやすく言った私にもってきてくれたものは・・・・・
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ポーク(豚肉)と言わずに、ピッグ(ブタ)と言ったのでおつきあい。
この料理の名前を紙ナプキンに書いてくれたけど、なくした!(残念)グーグルしたけど、該当するものはでてきません。
ポルトガルの常食だとか。他にも食べている人がいました。
コリコリした「胃袋」とぶよぶよした正体不明の肉の部分がはいっていました!
有名な、内臓と白いんげんのシチューではありません。
ほろほろに柔らかく煮込んだあまり上等でない部分の肉が骨の周りについています。
味付けは塩味。骨のまわりの肉は、口当たりがいいので食べました。
汁が滲みた柔らかい白いごはんは、はっきり言って、犬のえさ、あるいは「ねこめし」です。
ごはんが意外なおいしさでびっくり。
粗く切った塩茹でのキャベツにも肉の旨みが滲みていました。
こりこりした胃の部分は残しました。まずかったから。(食べるべきだったのか、謎です。肉汁のダシだと解釈)
イギリスでは、パンやライスが、じゃがいもといっしょに出てくることはありません。
じゃがいもが主食、日本で言う「ごはん」がわりなので。
ポルトガルでは、日本と同様、じゃがいもは付け合せあつかいのようです。
ヴェジタリアンの夫のためには、缶詰のツナと野菜と、とうもろこし入りのサラダを作ってくれました。味付けは、オリーブオイルと、お酢。
特製だそうで、気に入った夫はイギリスに帰国してからも、自分でまねしてつくって食べています。
お支払いは・・・・2人分の食事と、セブンアップとビールを含めて驚きの 5ユーロ(617円)!安い。
その後、ドゥーロ河沿いの観光客でにぎわうカフェでコーヒーと、ビールを飲みました。
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川沿いにテーブルが並ぶ、おしゃれなカフェですが、カフェそのものは、うら通りにあります。カウンター奥で入れた飲み物を、運んできます。
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トイレも、カフェの建物内にあります。暗くて、狭くてレトロでキッチュな内装でした。大きな音量で、テレビがついていました。
カフェ・オレや、カプチーノでも注文しないかぎり、どのカフェでもコーヒーにミルクをつけて出さない、ミルクがいるか聞かないのも驚きです。
日本の喫茶店で、牛乳ではなくすっぱいコーヒー・クリーム?がついてくるのは世界中の驚異の的ですが、夫に言わせれば、イギリスのように「ホワイト(ミルク入り)」か「ブラック」かを選ばせるのも邪道なんだそうです。
大人のヨーロッパ人は、ブラックが当たり前・・・ほんとでしょうか?
ポルトでは、たのめば快く持ってきてくれるミルクは、必ず温めてあります。
イギリスではコーヒー、紅茶には室温のミルクを入れるのが普通なので、夫は特におもしろがってました。
邪道とか、正当とか、、国や土地柄によってちがっていいものだと思いますが・・・
・・・・・こぎれいなショッピングエリアにある手作りチョコレートショップに、東京の渋谷辺りにありそうな、明るい内装のティールームがありました。
そこで、注文した「イングリッシュ・ティー」のお粗末さは特筆ものでした。
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2人前。
2人用サイズの、イギリスでは「コーヒー・ポット」と呼んでいる縦長のポットにはいったお湯と、カップ2つ、フランス語の書かれたティー・バッグひとつ!!と煮立てたミルクが運ばれてきました。
わきたてのお湯でなければ紅茶は出ませんっ!
ティー・コージー(ポット・カバー)もかかってない、冷めかかったお湯にこれからティーバッグをいれても、薄く色のついた、味も香りもないお湯しか出てこない。
「薄い」と、ウェイトレスに文句を言ったら、もうひとつティーバッグをくれました。
もうひとつ入れても、もちろんお湯が完全に冷めているので、ひとつの時よりもかえって薄い茶色のぬるま湯が出るだけです。
運んできたトレイをテーブルの上に残していくのも、イギリスでは絶対に考えられません。
このカフェは、他にも問題大有りの札付きの、マヌケ・カフェでした。二度と戻ってこない観光客相手なのでやっていけるのでしょう。
もしかして、イギリスの外では、「イングリッシュ・ティー」なるものは、イギリス国内とはちがう形態で喫されているのかもしれませんが、ここはちょっと常識はずれ・・・・
ホット・チョコレートを注文したフランス人は、チョコレートがぜんぜん溶けてないので、英語でがみがみ怒っていました。
ポルト特集、今日で終わる予定でしたが、食べ物について、イギリス、日本との比較も含めて書くことがけっこうあります。
もうちょっと、続けようと思います。
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。