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昨日のストックポート日報でご紹介した「今しかない」フディー(フード付きのトレイナー)、買いました!!
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下の息子へのクリスマスプレゼントとして。
気に入って着てもらえるかどうかはともかく、少なくともウケるはずです。
「洗濯物を下にもっていきなさい!(例)」と言う私に、いつも「Later (あとで)...」と返す息子にぜひ身に着けてもらいたいスローガンです。
昨日はクリスマス前の最後の土曜日です。
「しまった、買っておけばよかった!」と気がついたならすぐにお店に引き返さなければ売り切れている可能性、大です。
バルセロナから、クリスマス休暇で一時帰国している上の息子と一緒に私の午前中シフトの仕事が終わり次第、ストックポートのタウンセンターに行って、クリスマス・ショッピングをしました。
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もーのーすーごーい人出を覚悟していたのですが、ピーク時を過ぎていたのか(3時過ぎ、夕やみの午後です)思ったよりずっと空いていました。
フディーを買いに戻った安売り衣料スーパー、プライマーク Primark はさすがにいつになく混雑していました。
たたんで積まれた衣類の山が瞬く間に崩れ、まるで潮干狩りでアサリを掻きとってバケツに入れるかのようにメッシュの袋に詰めていく客たち....
ストレスと屋内の暑さに異常に弱い私の心拍数が上がる光景なのですが息子という連れがいたせいか落ち着いて観察できました。
最後に二枚残った目当てのフディーは1サイズ大きいものを買わざるを得ませんでした。
(大き目のフィットは今年のトレンドだと上の息子が言っているのでだいじょうぶでしょう。)
通常時の数倍の人数の店員が、たたみなおして、積みなおして、補充して、客を誘導して....と実に見事な人海戦術で店側の対応は万全でした。
いつもなら2~3人しかいないチェックアウト(レジ)スタッフが昨日は17人も配置され、空いたチェックアウトに迅速に客を誘導する「交通整理」要員までいて、驚くべきスピードで長い長い列がさばけて行きました。
この日は一年で一番の客入りが予想される日だったはずです。
クリスマス当日用の丸ごとチキンを買いに寄ったスーパーも思いのほか空いていました。
比較的ザワザワしている通常の土曜日とあまり変わらない人出です。
店内でコーヒーを買って売り物の甘くないパイ(昼食用)とお菓子類が食べられるベーカリー、グレッグス Greggs で一休みしました。
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息子が食べたのはフェスティブ・ベイク festive bake 。
クランべりーソースを絡めたロースト・ターキーとスタッフィング(パン粉と玉ねぎ、ハーブを丸めてローストしたお団子、ロースト・ターキーの付け合わせです)、炒めたベーコンの細切りが詰まったクリスマス期間限定、アツアツのパイです。
先日、弟と来た時は売り切れていて、イギリスにいるうちにぜひ食べていきたい!と熱望していた一品だそうです。
昨日は4時近くに入ったにもかかわらず、目の前で次々と焼き立てが補充され、営業時間延長だったらしく、次々と入ってくる買い物疲れした客にてきぱきと対応していました。
星形のショートブレッドは私が食べました。。
息子がスペインでシェフをしている、というとたいていの人は「おいしいスペイン料理を作ってもらえるんでしょう」とうらやましそうな顔をします。
実は息子はバルセロナに数多くある「アイリッシュ・パブ」で働いているのです。
作る料理は、スペイン人に大人気らしいイギリスのパブで出されるような典型的なパブ・ディナー(主にオーブン料理)ばかり。
お友達と出かけた時に食べるのはピンチョス(薄切りのパンの上に新鮮な具材を載せたお寿司のような、人気の一口おつまみ)かメキシコ料理が多いそうで、スペイン料理についてはあまり知らないようです...
昨日、間食に作ってくれた、本格スペイン料理(らしい)、スパニッシュ・オムレツ。
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前日の残りのゆでたポテトがゴロゴロ入った厚焼き玉子です。
イギリスのチェダーチーズが溶け込んでいます。
ベジタリアンの夫に配慮してチョリッツォ(ソーセージ)は省略してあります。
スパイスも、うちでイタリア料理に主に使うありあわせのもので代用したので、本格的とは言えないかもしれません。
おいしかったです。
.....私のクリスマス・ショッピング、完了!
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「今しかない」フディーはじめ、まだ包んでいないものもたくさんあります。