昨日は天気が良いだけではなく、久しぶりに気温が28度まで上がった夏日和でした。
気温は高くても空気がカラッと乾いているので蒸し暑くはなく、快適に過ごせました。
自宅からクルマで10~15分ぐらいの場所にある、住宅街の真っただ中にある牧草地の前を通ったら...
ウシが3匹放牧されていました。
クルマで通り過ぎた時は、道路沿いの金網のすぐ近くでかたまってのんびりと草を食んでいました。
運転していた夫にたのんで、クルマをちょっと宅地の中の道に駐車してもらってクルマを降りてウシ見物!
少し離れたところにクルマをとめて、私が牧草地に歩いて行った頃には3頭はバラバラ別行動になっていました。
放牧場内の写真はすべてこの、トラクターを通す道路に面した鉄格子のゲート越しに撮りました。
トフィーのブチのお姉ちゃんウシと、グレーのブチの妹ウシ、それにお乳のりっぱなトフィー色のお母さんウシの母子トリオじゃないかと思います。
お母さんウシ(と勝手に決める)はゆっくりと道路から離れて牧草地の中ほどへ歩いて行ってしまいました。
姉妹2頭にも小さいけれどちゃんとしたおっぱいがありました。
ヒツジと違ってたいていの放牧ウシは好奇心旺盛で人見知りしません。このお姉ちゃんウシも鉄のゲート越しに差し出した私の手の匂いを嗅ぎに来ました。
額のあたりをなでてやろうとすると、静かに後ずさりしてやっぱり離れていきました。
私とかかわりを少しでも持ってくれたのはこのティーンエイジャーのお姉ちゃんウシだけ。
妹は怖がっているようには見えませんでしたがあまり外の世界に興味がないようで、こちらには寄ってきませんでした。
大規模な酪農場の母ウシは母乳がとまらないように妊娠、出産を繰り返させられ、生まれた子ウシからすぐに放されます。
とても母性愛の強いウシが仔ウシと一緒にすごすことを許さない酪農業のあり方は動物の権利擁護団体の非難の的になっています。
その点、この3頭は家族水入らずで(しばらくの間は)一緒にすごせて幸せそうです。お父さんが見当たりませんが。
この放牧場は、冬のあいだ、地面が巨大な水たまりにたびたび覆われる フラディング flooding (冠水)現象に見舞われる場所としてずいぶん前にストックポート日報で紹介したことがあります。
記事のリンクを貼りました☟
おなじみ冬の風物詩、空き地の池・・・晴天の日の日暮れクリスマスが終わり、日が長くなるのを少しずつ実感
この牧場は、ロックダウンのさなかに散歩に来てぐうぜん大量のウシの放牧に行き会わせた、小川沿いの渓谷の散歩道に通じる放牧場と地続きです。
奥の緑の木々の茂みの向こう側に、渓谷に降りる遊歩道があります。
パンデミックの真っ最中の緊張感とウシに囲まれた幸福感が懐かしく思い出されるその時の記事のリンクもはりました☟
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