きみぱんのひとりごと

東京の清瀬市にある、小さな小さなパン屋さん「きみぱん」のブログです!

リハビリ病院

2008-06-05 23:14:45 | 家族
4月18日に入院して以来、50日が過ぎました。
日に日に良くなっていくのは、とても嬉しいことです
ここの病院に入院して、いろんな先生に治療していただいて、
看護師さんにお世話になって、毎日毎日24時間休み無く面倒を見ていただいています。

ところが、丸2ヶ月を前にして、退院と言うか、転院をしなくてはなりません。

日本の、医療制度なんだそうですが、
病気や怪我を治す病院、病気や怪我が治ったら、その後のリハビリを受け持つ病院、
もしくは、リハビリしても回復が望めないようなら、療養型の病院、と、
役割分担があるそうなんです。

うちの場合のように、重度の頭部の疾患または、外傷で、脳にダメージを受けた場合は、
ほとんどの場合、治癒後にリハビリが必要になってきます。
私は、普通に怪我が治ったら、その病院で、ずっとリハビリもやり、
完治して退院、というふうに進むものだと思っていました。

ところが、そうでは無い様なんです…

受傷後に受けた手術日から換算し、2ヶ月以内にリハビリ専門病院に転院しないと、
リハビリ専門病院に受け入れてもらえなくなる、と言うんです。

まあ、細かくは、もっといろいろな換算の仕方があるんでしょうけれど、
うちの場合はそうなんです。
簡単に見つかるのなら、いいんですが、
実際のところ、お年寄りでもない年齢だと、なかなか無いのが実情です。

昨日も、病院から紹介していただいた、リハビリ専門病院を見学に行ってきました。

結果は…でした。

やはり、そこの病院は、ほとんどの方がご高齢で、
「歩けて、ご飯が1人で食べられるように」くらいまでの回復を目指しているところで、
今の主人には、あまりに物足りない感じがするんです。

すでに、1人でご飯が食べられるし、少し介助がいりますが、
歩けるようになってきました。
なのに、なのに、です。

やはり、ここは、主人のこれからの一生がかかってくるわけで、
なんとしても、普通に生活、うまくすれば、仕事復帰も視野に入れてくれるくらいの
「積極的なリハビリ」をしてくれる病院を探さなきゃと思います。

限られた時間の中で、どれだけ出来るかわからないけど、
後になって、後悔の無いようにしてあげたいと思っています。


今日は、コーヒーが飲みたいって言ってたっけ…

まだ、とろみがあるものでないと、むせてしまうので、
無理ですが、コーヒーゼリーでもいいやって言ってました

早く好きなものが食べられるようになれればいいなあと思います

さて、我が家の今夜のご飯です

       

これは、以前より、大変お世話になっている方で、Iさんという方が、
作って、届けてくださった、「牛すじの煮込み」です
大好きな、小鹿田焼き(おんたやき)の小鉢に盛り付けて戴きました。
この小鹿田焼きの器は、主人との新婚旅行で行った、九州の焼き物で、
針で引っかいたような、特有の柄が一面につけてある、めずらしいものです。
何とも土の色が素朴で、気に入っています。
確か、今テレビコマーシャルで、水車でことこと土を引いている様子が流れた後、
焼き物を作るろくろを回しているのがあると思うのですが、
多分あれは、小鹿田焼きの水車だと思います。

…あれ、話題がそれちゃったすみません
そうです、この牛すじの煮込み、すんごく美味しくて、
今度作り方を教えていただくことにしました。
毎日晩酌をしていた主人がもっとも好きそうなお料理です

他にも    
鮭のマリネも戴き、とっても豪勢なお食事になりました

Iさんには、以前にも、豚の角煮などを届けてくださいました。
いつも、私たちのことを気にかけていただいて、本当にありがたいです。
この気持ちは、いくら言葉にしてもしきれないくらい感謝しています。

ここのところ、夕食のほとんどを母にお任せしていて、
申し訳ないと思いつつも、何にも出来ずにいましたので、
本当に有難かったです

早く主人もこんな自分の好きな料理が食べられるように、
頑張って治療に専念して欲しいものです
コメント
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