きみぱんのひとりごと

東京の清瀬市にある、小さな小さなパン屋さん「きみぱん」のブログです!

三歩進んで二歩下がる…?

2008-06-16 13:25:25 | 家族

ここのところ、ずっといい調子でリハビリも出来てきたし、
病室以外でも、階段の上り下りなど、筋力強化も始まっていたので、
このまま行くんだろうと、思っていた矢先、またまた、昨日、緊急手術になってしまいました

実は、先週半ばごろから、
「頭が痛い」 と訴えるようになっていました。
若干、右目横のこめかみあたりが、腫れぼったい感じはしていたんだけど、
先生も、採血や、CTの結果が、そんなに悪くなかったので、
きっと、表面の傷跡の炎症でしょう、という診断でした。

ところが、毎日日を追うごとに腫れがひどくなるばかりで、
本人の頭が痛いと訴える、度合いが、だんだんひどくなって来ていました…

昨日の、父の日にも、子供たちが持っていった、プレゼントを開けることもなく、
ずっと臥せっていたので、こりゃあ、おかしいなあ…と思っていたら、
先生登場で、

「今日の午後、手術になります」

なんと、頭蓋形成術のときに使った、「人工硬膜」が、感染を起こしているらしいと言うんです

「今日は日曜日で、手術の予定もなく、手術室も空いているし、スタッフはそろっているから、
今日がベストだと思います。一刻も早く取りましょう」

先生の説明から、急にあわただしくなってきた病室。
いろんな同意書にサインをし、あとは、手術を待つだけだったんです…

ところが、昼ご飯時には手術の予定が入ってなかったため、
「血栓予防の血液さらさら薬」も、飲んでしまった後。
コレの効きがあると、手術で、血が止まりにくいから、ということで、
予定時間の、3時半をず~っと伸ばして、手術開始は、なんと夕方6時から

それでも、念には念をとのことで、成分輸血の血小板輸血を受け、手術開始となりました。

………待っても待っても、終了のお呼びがかからないまま、日付が変わり
開始から、6時間経っていました。

やっとお呼びがかかったのが、0時15分過ぎ。
先生には、感謝しても感謝してもしきれないくらい、お世話になりました。

骨と硬膜に膿がべったり張り付いていて、それを取りきり、
生理食塩水で繰り返し洗浄していたので時間がかかったとのことでした。

今回は、人工硬膜を使わずに、大腿筋膜を、左太ももから取り、それを使用したので、
感染は大丈夫とのこと、しかし、今回はずした頭蓋骨は、感染していたため、
もう使えなくなるらしく、この腫れが引いて、化膿の所見が完全に無くなった時には、
人工骨で、作った頭蓋骨を、はめるそうです。
…人工骨って、また人工なら感染のリスクがあるんではないのかしら
「ありますが、彼の場合、けっこう大きい部分の頭蓋骨をはずしているので、
既成のプレートでは、合わないから」とのこと、
もう、運を天に任せるしかなさそうです。

最後まで残ってくれた、末娘と1時過ぎまで、病室にいた後、タクシーで帰宅。

娘いわく、「夜のタクシーって、何かスゴイネ」だって
はしゃいでる場合か…まったく…

リハビリ、けっこう進んでいたから、本人が一番ショックでしょう

今まで、いろんなことが起こって、その時に全て乗り越えてきたんですもの、
ここでめげてちゃぁいけません

良くなることだけを信じて、私も頑張りま~す
コメント (2)
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