blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

市長のメッセージ

2008-11-05 20:25:22 | 日記
今のところは調べ物ばかりで日々が過ぎていくと書いたが、時間のある今のうちに難しい法律や約款に目を通しておくことは悪くない。
もうわずかな時間で「旅行業の立ち上げ」にかかわることができる。
こういう経験ができる人間はほとんどいないだろう。
退屈な毎日ももうすぐ終わりとなる。
自分なりにイメージを作っておけば今後の動きもとりやすい。

さて、今日は富山市のウェブサイトを中心にいろいろ調べた。
自分が富山市民になったこともあるが、面接の時に市が外国人の誘致に力を入れていることを聞いていた。
社長室には現在の森市長と社長のツーショットが飾られていたことも覚えていた。

仕事なので、とりあえずは観光に関する施策あたりから調べ始めたが、森市長が毎月1回、サイト内にエッセイを寄せているのが分かった。
更新日付を見るときっちり毎月5日になっていたから、今日は更新したての文章がのっていたことになる。
今日は「青春18きっぷ」について書かれていた。
趣味の1つに「雑文」とあったから、文章をつづるのはお好きなのだろう。
富山市長という立場で書かれたものだから多少は市の政策に関する宣伝的な記述もあるが、全体としては読みやすく、また中身も大変やわらかくて面白い。
ついつい仕事を忘れ(?)バックナンバーまで読んでしまった。

ちなみに市長が文章の中で使っている1人称は「僕」である。
一般に公開している文章、また市長としての立場でのものながら「私」ではなく「僕」であるのは意外な感じがした。
あえて堅苦しいイメージを避けるためかもしれないし、市民に伝えるという意味合いもあるとは思うが、誠実な人柄が伝わってくるようで好感が持てた。

ブログなどでも1人称はいろいろで、「私」「僕」「オレ様」などキリがない。
私は「私」を使ってきたから、たぶんこれからもそうする。
有名人のように数万のアクセスはなくても、誰かが読んでくれていると思えば、それなりの節度は必要になる。
ひとりよがりでは、なかなか親しんではもらえないと思う。

それにしても、市長のエッセイには最後に必ず「落ち」があって楽しい。
本欄は、ややもすると重い感じになってしまうのは本人も分かっている。
市長を見習って、もう少しいい意味で「軽い」感じのブログにしたいとも思うのだが、こればかりは性格で仕方がないのだろう。
あくまで自分らしく、が第一だ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする