blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

静かな一日

2011-01-06 20:34:52 | 日記
年初から猛烈な仕事量でほとほと疲れていたが、今日はそれも一段落して落ち着いた流れになった。
本当の最終局面にかけて急な出荷が追加になったが数としてはそれほど多くなく、ほとんどの人が定時で帰ることができた。
長い目で考えれば、分かりきっている繁忙日を除けば今日くらいのペースで毎日が流れていくのが体の負担の面でもいいだろう。
四十の私にして「若手」という恐るべき部署にあっては、年長者が感じる負担は私あたりよりは大きいはずで、その積み重ねがいらぬ不満やイライラにもつながる。
会社の売り上げのこともあるので身勝手なことは言えないが、わが部署の実態が全社的な理解を得られるような努力は必要かもしれない。

さて、今朝の朝礼ではやや首をかしげたくなる場面があった。
Kリーダーが代表するような形での発言だったが、曰く、早朝残業が一部の人間に片寄っているのでできれば他の人も進んで手をあげてくれないかという内容だった。
確かに、出荷が忙しく翌日に向けての準備作業が不足した日などは、中間職を中心に次の日の始業二時間前とか三時間前に出てきて準備作業をしている。
年末のかけてのある時期はその状態が何日も続いたようだから、心身の負担は木っ端の私のような人間の比ではないので気の毒なことである。
ただ、いかにも中間の人間が負担を感じているから他の人も頼む、という言い方はやや的を外れている。
そこまで負担を感じているのならば、いつぞやの段階で私なり「ほぼ同期」のM氏なりが「召集」されていておかしくない。
しかしこれまでを見ていると、口ではつらいつらいと言いながら、中間の三名なり四名が残業手当を目的にむしろ「積極的」に出てきているのが実情だ。
やたらに時間がかかるとはいえ体力的にそれほどつらいものではなく、手当が付くからおいしいということになればオイソレと下の者には回ってこないという構造で、しかも下の立場の人間が誰もいないところでいつも勝手に決められているのだから既得権益もいいところだ。
今日の話は、思わず口を開けて天井を見上げてしまったほどのバカバカしさだった。

大まかに言ってしまえば、年長者は半分野放し状態でキツいオトガメもなく、中間層は下から奪うだけ奪ってそれほど汗はかかずオイシイ部分だけは持っていく。
いみじくも別の日にKリーダーが「来年も同じメンバーで新年を迎えたい」と言ったが、こういう一部上場企業にあるまじき理不尽が充満している中、わが部署はやたらに若い人の出入りが激しかったのが真実の姿である。

私は昨年五月に入って以来、仕事にベストを尽くし力をつけることは当然としても、ある時は計算ずくで暴れるなど、あらゆる攻撃にも決して屈しないという姿勢も見せながら乗り切ってきた。
今のメンバー構成なら、一目も二目も置かれるような物を出していかないと毎日容赦ない攻撃を受け早晩挫折していたかもしれない。
幸い、現在はYマネージャーはじめ信頼を置いてくれる人が多くなった。
最初の頃を考えれば、ずいぶん精神的には楽な感じで仕事ができている。
失うものがほとんどない私だから、遠慮のようなものをまったくしていないことがかえっていい方向に働いていると感じる。

明日は朝礼当番だ。
健康に恵まれ入社以来一日も休んでいないことから、とりあえず今年も皆勤を続けることが目標という内容にしたいと思っている。

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