仕事始め

三が日をベッタリと休んで心身ともにリセットできた。
今日からはまた通常の生活に戻る。
年初といえども月初はいつも忙しい。
長い休みでなかなかエンジンもかからない中でも容赦ない数量の出荷があった。
私はいつもの自動倉庫に回って、次から次へと吐き出されるダンボ－ルと格闘する一日だった。

さて、わが倉庫には四社の運送業者さんが出入りしている。
本日はなんとそのうちの二社がまだお休みであったため、残りのY運輸さんとS急便さんの二社に荷物が集中することになった。
ただでさえ数が多い月初だが、特にいつもはT運輸さんまたはS運輸さんで運んでいる取引先の荷物が軒並みS急便さんに回ることになり、いったい車を何台用意すればいいのかと思うくらいになった。
今日は私は18時半で上がってきたが、S急便の荷物が大量にまだ残っていて、いったい何時になるのだろうという感じであった。
明日からは四社揃い踏みということになるだろうが、年初から大変だったのは実は私たちではなかったようだ。

四社の中で言うとT運輸さんにお願いする量がいつも圧倒的に多いため、自動倉庫をやる時には送り先ごとに分けて積んでいる。
これはかつて派遣で来ていたときから変わっていない。
他の三社にはそこまでの配慮はしていないので不公平にも思えるが、定着しているものを崩すのは難しい。
しかし今日はT運輸さんの分がほぼそっくりS急便さんということになり、取引先ごとに分ける手間が省けた。
取り扱い数もさることながら、それ以上に「分ける」ことに神経を使うことが多い。
本当にキチっとやろうとすれば時間が足らず自動倉庫の中があふれてしまいそうになるのだが、今日はとにかく空いているカーゴ車にどんどん放り込めばよかったので案外ラクだった。
今日だけの特殊なケースとはいえ、年初からなかなかツキがある。
むしろ明日の担当者のほうが大変かもしれない。

今年最初の勤務日は特にミスもなくいい滑り出しになった。
いい仕事もまずは健康あってである。
いろんな仕事を覚えたくてもまずは会社に出て来れないと始まらない。
毎度毎度繰り返しになるが、平日はお子様以上に早く寝るというのが私の一番の健康法である。

それにしても、よく付き合ってきたTK氏が今日出社してこなかった。
正当な理由があるならよいが、年初の一日目、しかも忙しいと分かっている日であり「自己管理は？」と問いたくもなる。
夜の酒グセ女グセはどうしようもなくとも、仕事面でもだらしなさが先に立つような感じだと今後の見通しは厳しいし、個人的にも付き合いにくい。
本人の目指すところである俳優の高田純次氏にはまだまだ遠いというべきであろう。
高田氏を目指すには少なくともジェントルマンでなくてはおぼつかない。

今週いっぱいはやや押し込み気味の感じで続くだろうから、体に気をつけて何とか乗り切っていきたいと思う。