blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

話半分の人では・・・。

2011-01-24 21:56:10 | 日記
金曜の飲み会では、わが倉庫にいるK氏のことも話題になった。
先輩のTK氏も同席したO氏も、K氏とはゴルフなどで付き合いがあるからよく知っている。
私はゴルフはヘタクソなのでまずしないとは思うが、K氏はゴルフの時はどういう感じなのか聞いてみたら、楽しむというより自分のプレーに没頭している雰囲気だそうだ。
レベルは低くはないらしいが、アマチュアのゴルフはまずは楽しく、というのが同席していた二人の意見だったから、言葉は悪いが「一緒に行っているだけ」なのかもしれない。

私が二日酔いで部屋で横になっていた土曜、TK氏はK氏を富山市内某所に誘っていた。
K氏からは「行く」という返事をもらっていたが、結局その場に来なかったらしい。
今朝、仕事場で二人が顔を合わせた時、TK氏は穏やかな調子ながら「お前とはしゃべらん」と言っていた。
遊び場であるから自分で楽しんでいながら、一方ではいつK氏が来るかと待つ気持ちもあったろう。
そんな状況で、行くと言っておきながら特に連絡もしないで行かなかったというのは全くもっていただけない。

誘いを断るという行為はそれ自体は悪いことは何もない。
各人いろんな事情を抱えているし、急な用事ができることもあるだろう。
そんなものがたとえなくても、何となく面倒ということであれば、うまいこと理由をつけて連絡さえしてしまえばよいのだ。
「断る」という行為が自分の善人キャラを壊すと考えているとすればあまりに浅いし、まるで子供のようでもある。
そんなものを恐れたがために、結局はTK氏の信頼を下げることになったからだ。

この話を今朝TK氏から聞いたとき、私は「金曜の一次会で言った通りでしょう?」と返した。
つまり、私や同期のM氏あたりに食事の誘いをしょっちゅうかけていながら結局実現させる気がないという話と構造としては同じようなものだからだ。
奇しくもO氏のほうから「外交辞令」という言葉が出たが、一事が万事、こういった「その場しのぎ」の対応しかできないのがK氏という人なのだ。

K氏は他人と付き合うのが本当は面倒なのかもしれない。
しかし表向きには他人に嫌われたくないという思いがかなり強いようにも見える。
取って付けたような無理やりっぽいコミュニケーションに走ることも多い。
本当の気持ちを隠して善人を演じてみても周囲の反応は思ったほどではないから本人の中にイライラや不満がたまる、という悪循環にハマってしまっているのが現状だろう。

誰にも嫌われないように生きて、本当に誰にも嫌われない人は絶対にいない。
私だったら「他人に嫌われたくない」という気持ちばかりが優先する人を「好きになることはできない」と思う。
「ウソつき」は言い過ぎとしても、話半分であったりやや偽善ぎみの態度だったりが変わってくればもう少し気楽に生きられるのに、とK氏を見ていていつも感じているところである。

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