古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

鶴亀句会五月例会

2019-05-17 17:06:43 | 鶴亀句会

会日時   2019-5-17  10時

句会場        パレア9F 鶴屋東館

出席人数   6 

指導者    山澄陽子先生(ホトトギス同人)

出句要領  5句投句 5句選   兼 題  新茶

近田綾子 096-352-6664 出席希望の方は左

次 会   6月21日(金)10時パレア9F  兼題 火取虫

 

山澄陽子選

とびとびの夢を繫ぎて明易し    安月子
蛍や遠ざかり行く一つの忌      〃

わが脚に余る飛石菖蒲園      礁 舎
口開けて落ちんばかりや燕の子    〃
青嵐や大楠はただ鳴るばかり     〃

句帳手に老女見てをりえごの花   武 敬
白髪のふたり手つなぐ木下闇     〃

新緑や刻々古びゆく平成      小夜子
神なびの空きらめける青嵐      〃

母の日や友より届く薔薇真っ赤    興

会合に何を着やうか夏近し     綾 子


※ 
神奈備(かむなび・かんなび・かみなび)とは、神道において、神霊(御霊)が宿る  御霊代(みたましろ)・依り代(よりしろ)を擁した領域のこと。または、神代(かみしろ)として自然環境を神体(しんたい)とすること。

※ えごの花
 山野に自生する落葉高木。五月から六月頃、枝先に白い小鈴のよ うな五弁花が群れ咲く。 地面に散った様も美しく風情がある

 

※ 今日は見学者がありました。天草松嶋から来られた女性会員の西本ひとみさん。加入したいけど遠いので迷っているとのこと。それでは投句だけでもどうですかと勧めておきました。