鶴亀句会4月例会
句会場 紙上句会
出席人数 9 人
選 者 平川礁舎(俳誌「松」会員)
出句要領 3句投句 5句選 兼 題 春深し
代 表 平川礁舎 096-367-1655 出席希望の方は左記 へ
礁舎選
春深し古き友逝く一人旅 和 作
癌見舞ふ庭広くして草若葉 〃
あら嬉し筍づくし晩ごはん 純 子
麗らかや船頭唄う川下り 〃
胃カメラのモニター見入る春灯下 優 子
陽炎に歪みて黒きドーベルマン 〃
春深し草野球の子のペッパーミル 小夜子
青空を円く映してシャボン玉 〃
春深し遠友(とも)の便りと鳩サブレ 良 一
桜しべマスク外して立ちばなし 〃
新入生色とりどりのランドセル 一 九
野火を得てやがて新緑阿蘇五岳 〃
あと少し我に力を桜花 宣 子
花冷や親友(とも)の訃報の突然に 〃
筍を湯がく間も孫思う 菊 子
菜種梅雨杖の代わりの傘広げ 〃
菜園の人去りてより蝶の昼 礁 舎
木漏れ日といふ明るさに著莪咲けり 〃