古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

鶴亀句会12月例会 2021-12-17

2021-12-26 19:42:25 | 鶴亀句会

会日時   2021-12-17  10時

句会場         パレア9F 鶴屋東館

出席人数   10 (不在投句者1人)

指導者   山澄陽子(ホトトキス同人) 

出句要領  3句投句 5句選   兼 題  初しぐれ

佐藤武敬 096-364-60612 出席希望の方は左

次 会   1月21日(金)10時パレア9F  兼題 寒卵

  

 山澄陽子選

ぬる燗でちびりちびりと冬温し    純子
山眠る里は湯けむり長閑なり      〃

姉逝きて柊花をこぼしけり      小夜子
山眠る姉と唄ひし童歌         〃

冬ざれや解体されし古アパート    武敬
老友の元気な電話冬ぬくし      〃

茎漬けのすつぱくなりし老二人    和作
朝焼けの静かなりけり山眠る     〃

柿花火豊作山に捨て置きし      優子
山眠り白い草食む白馬かな      〃

山眠る途切れとぎれに渓の音     安月子
久に訪ふ子の住む町へ小六月      〃

路地裏のこぼるるばかり実南天    宣子
極月や工事現場の深夜の灯      〃

田舎道焚火の跡に霜柱        一九
大相撲まけても愛し郷土力士     〃

金峰山の深き眠りや年明く      礁舎
短日の行かねばならぬ用一つ     〃

蝕明けの冬の満月西空に       良一
山眠る面影ゆらぐ亡き親友(とも
)の   〃