句会日時 2021-12-17 10時
句会場 パレア9F 鶴屋東館
出席人数 10人 (不在投句者1人)
指導者 山澄陽子(ホトトキス同人)
出句要領 3句投句 5句選 兼 題 初しぐれ
佐藤武敬 096-364-60612 出席希望の方は左記 へ
次 会 1月21日(金)10時パレア9F 兼題 寒卵
山澄陽子選
ぬる燗でちびりちびりと冬温し 純子
山眠る里は湯けむり長閑なり 〃
姉逝きて柊花をこぼしけり 小夜子
山眠る姉と唄ひし童歌 〃
冬ざれや解体されし古アパート 武敬
老友の元気な電話冬ぬくし 〃
茎漬けのすつぱくなりし老二人 和作
朝焼けの静かなりけり山眠る 〃
柿花火豊作山に捨て置きし 優子
山眠り白い草食む白馬かな 〃
山眠る途切れとぎれに渓の音 安月子
久に訪ふ子の住む町へ小六月 〃
路地裏のこぼるるばかり実南天 宣子
極月や工事現場の深夜の灯 〃
田舎道焚火の跡に霜柱 一九
大相撲まけても愛し郷土力士 〃
金峰山の深き眠りや年明く 礁舎
短日の行かねばならぬ用一つ 〃
蝕明けの冬の満月西空に 良一
山眠る面影ゆらぐ亡き親友(とも)の 〃