鶴亀句会12月例会 平川礁舎選
句会場 コロナ蔓延のため紙上句会となる
出席人数 11 人
選 者 平川礁舎(俳誌「松」会員)
出句要領 3句投句 5句選 兼 題 師走
代 表 佐藤武敬 096-364-60612 出席希望の方は左記 へ
雑踏を抜けて師走の喫茶店 小夜子
若き日の記憶埋めて山眠る 〃
百畳に響く読経や親鸞忌 安月子
百選の渚極めし冬入日 〃
寒風やワクチン5回目完了す 宜 子
それぞれの家風あるらし吊るし柿 〃
師走よな車連なる夕間暮 良 一
加湿器の湯気のほのかに賀状書く 〃
喫茶店一人楽しむクリスマス 一 九
厳しさの街に漂う師走風 〃
早師走喧噪間近道の駅 純 子
はたき掛け姐さん被り師走かな 〃
冬鳥の命あふるる浮寝かな 洋 子
共白髪大事な余生日短か 〃
本題は追伸にあり野菊晴 優 子
透明な空に太きや木守柿 〃
期限まで投句の出来ぬ師走かな 和 作
忙しさ時計止めたき師走かな 〃
白菜の八分の一売る八百屋 武 敬
七秒で着替え完了冬の朝 〃
数へ日や午後のカラオケ盛り上がり 礁 舎
タンバリン鳴らし伝道街師走 〃