古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

鶴亀句会 6月例会    2023-6-16

2023-07-11 21:01:45 | 植物
鶴亀句会6月例会 
句会場         紙上句会
出席人数  9 人
選 者   平川礁舎(俳誌「松」会員) 
出句要領  3句投句 5句選   兼 題 夏木立
代 表   平川礁舎 096-367-1655 出席希望の方は左記 へ

礁舎選

昼散歩蔭を求めて夏木立      一 九
田原坂古戦場跡の夏木立       〃

幾星霜耐えて今ある夏木立       和 作 
ウオーキング木立の陰に汗を拭く   〃

でで虫の歌聴かせても殻の中    小夜子
ビル街のヒナ巣立ち行く夏木立    〃

夜明け前深く息する夏木立     田の子
夏木立ワシワシ音す肥後の空     〃

夏木立透けて定時の新幹線     良 一
並び合い氏神様の茅の輪かな     〃

クール便千葉の枝豆さあ一杯    純 子
見上ぐれば空青々と夏木立      〃

大空におほむらさきを放ちけり   優 子
人去りて香りのこして夏木立     〃

幼な子の駆け回る声夏木立     菊 子
夏木立キッズシニアの散歩道     〃

道の辺の落梅いつか青は黄に    宣 子
待ちわびし本到着す梅雨最中     〃

百貨店前の舗道の夏木立      礁 舎
蜂来れば蜂を喜び茄子の花      〃


鶴亀句会1月句会  2023-1-20

2023-01-22 21:39:01 | 植物
鶴亀句会12月例会 平川礁舎選
句会場         パレア
出席人数  5 人(不在投句者6人)
選 者   平川礁舎(俳誌「松」会員) 
出句要領  3句投句 5句選   兼 題  初○○
代 表   平川礁舎 096-367-1655 出席希望の方は左記 へ
 
礁舎選
 
霧晴れてどんどの煙のぼりゆく   宣 子
初暦めくれば何故か胸躍る      〃
 
今か今かと待ちわびし本初買ひへ  純 子
エピソード聞くも涙の初笑ひ     〃
 
新年や亀年なきを問ふ曾孫     武 敬
初売や客殺到の福袋         〃
 
マンションの人来ぬ門の松飾り   和 作
若き日は年の数ほど食いしひし餅   〃
 
晴れやかな社内放送発電者     優 子
千羽鶴折れば更けゆく冬の夜     〃
 
また一羽庭下駄近く寒雀      小夜子
恙なく一人のたつき冬菫       〃
 
平穏の日々を願ひて初詣      安月子
蒼天に煌めく千木や初景色      〃
 
初お札差し出す巫女の白き指    洋 子
新春や土鈴のうさぎ鳴兔       〃
 
冬夕焼人の通らぬ世安橋       良 一
公園のベンチにそよと六花(むつのはな)  〃
 
書き初めは筆ぺん文字の写経かな   一 九
初詣コロナ退散今年こそ        〃
 
駅伝の襷なびかせ東海道       礁 舎 
階段を女が登る寒さかな        〃
 
 
 
 
 

鶴亀句会12月例会  2022-12-16

2022-12-29 21:23:06 | 植物

鶴亀句会12月例会 平川礁舎選

句会場         コロナ蔓延のため紙上句会となる

出席人数  11 人

選 者   平川礁舎(俳誌「松」会員) 

出句要領  3句投句 5句選   兼 題  師走

代 表   佐藤武敬 096-364-60612 出席希望の方は左記 へ

 

雑踏を抜けて師走の喫茶店   小夜子
若き日の記憶埋めて山眠る    〃

百畳に響く読経や親鸞忌    安月子
百選の渚極めし冬入日      〃

寒風やワクチン5回目完了す  宜 子
それぞれの家風あるらし吊るし柿 〃

師走よな車連なる夕間暮    良 一
加湿器の湯気のほのかに賀状書く 〃

喫茶店一人楽しむクリスマス  一 九
厳しさの街に漂う師走風     〃

早師走喧噪間近道の駅     純 子
はたき掛け姐さん被り師走かな  〃

冬鳥の命あふるる浮寝かな   洋 子
共白髪大事な余生日短か     〃

本題は追伸にあり野菊晴    優 子
透明な空に太きや木守柿     〃

期限まで投句の出来ぬ師走かな 和 作
忙しさ時計止めたき師走かな   〃

白菜の八分の一売る八百屋   武 敬
七秒で着替え完了冬の朝     〃

数へ日や午後のカラオケ盛り上がり 礁 舎
タンバリン鳴らし伝道街師走     〃

 


鶴亀句会 5月句会 2022-5-17

2022-06-08 17:37:04 | 植物

会日時   2022-5-17  コロナ蔓延のため紙上句会となる

句会場         

出席人数   8

指導者   山澄陽子(ホトトキス同人) 

出句要領  5句投句 5句選   兼 題  更衣

佐藤武敬 096-364-60612 出席希望の方は左

次 会   6月17日(金)  兼題 風薫る

山澄陽子選  (ホトトギス同人)

競べ馬騎手なき馬のゴールせり    武 敬
葉桜や閉店告ぐる小さき紙       〃

定まらぬ季(とき)に迷ひつ衣更    宣 子
花柚子の香りひとしほ真夜の庭      〃

青芝にころころまろび子も犬も    洋 子
草むしり小さき花へ小さき蝶      〃

片蔭に自転車とめて立話       礁 舎
衣替へてすることもなく爪を剪る    〃

癌いえて身体髪膚衣更        和 作
配膳のナース衣を替へて来る      〃

道をしへ子らとたはむれ橋わたる   良 一
初夏や雨にけぶりて阿蘇山地      〃

名水が自慢の故郷(さと)の冷奴     一 九
遠来の客をもてなす水を打つ      〃

草笛の子とすれ違ふ野の小道     小夜子
さみどりに狭庭煙るや五月雨      〃

 

 

 


ハヤト瓜の花

2017-10-18 20:36:33 | 植物

 今年もハヤト瓜の花が咲きました。一本の蔓に写真のように一円玉大の花をたくさん着けますがこれは雄花で雌花は別の蔓に咲きそれに実が着きます。受粉を媒介するのは上の写真のように足長蜂です。この花には来ません。朝からぶんぶん飛び回ってにぎやかです。


辛島公園界隈

2017-02-03 22:32:42 | 植物

辛島公園から工事中の交通センター跡地を観る。ここにビルが建てば景観は一変してこのようなナアングルの写真は撮れなくなります。今のうちですね。

久しぶりに市内中心部へ出ました。肥後銀行本店ギャラリーで堅山南風展をやっているのでそれを観に行ったのです。徳富蘇峰の人物画がよかったですね。これは前にも観たことがあるのですが、なんべん観ても感銘をうけます。蘇峰の内面がにゆっと出ています。並大抵の技量ではこんな絵は描けないです。

白・紫・黄の三色すみれ。公園の花壇に植えてあります。造園業者が手入れを請け負っているので、さすがに立派な花が咲いている。


白菜・桜紅葉

2016-12-27 23:01:14 | 植物

11月に苗を定植した白菜が巻き始めました。あと一ヶ月くらいで収穫できそうです。巻きはじめはこんな具合ですよ。

菜園の近くに20,30本の桜並木があって10月には落葉してしまって今は枯れ木同前なのですが、どうしたことか幹の下の方に生えている短い小枝の葉は今美しく紅葉しています。


収穫されない大豆

2016-12-14 10:34:54 | 植物

嘉島町の大豆田です。かなり広い面積に植え付けてありますが収 

穫されないようです。手間をかけて出荷しても手間賃がでないとい

う事情があるのだとおもいますが、なにか考えさせられます。こ

れって補助金農政の弊ですよね。

鞘が弾けて実が飛び出しています。もったいないですね。


冬の蝶

2016-12-12 11:10:13 | 植物

秋の初め頃よりあちこちで見かけていた蝶にまた出会いました。江津湖畔の枇杷の花に来て蜜を吸っているのです。羽はボロボロになり哀れな姿になっていますがこの間の風雨に耐えてきた命だなあと感慨ひとしおでした。


穭田

2016-12-10 14:35:36 | 植物

正面に見える寺は専行寺です。背景の山は金望山です。

専行寺近辺の穭田。稲を刈り取った後に切り株からまた芽が伸びてきます。それが穭、穭に覆われた田が穭田です。

穭にも穂が生じ、籾のようなものが形成されますが、これに実が入ることはありません。

こぼれ穂を捧げてもゆる穭かな 泊 雲

藁塚の二つ並べる穭かな     鴻 一

穭田を犬は走るや畦を行く    虚 子


川尻専行寺鐘楼及びハウス茄

2016-12-09 18:45:41 | 植物

川尻専行寺で古文書の会をやっております。熊本近世史の第一

人者、新熊本市史近世部会責任者、松本寿三郎先生の教室で

す。熊本ではトップクラスの教室です。写真は専行寺の鐘楼です

山茶花の下に水仙が咲き出したいます

専行寺近辺のハウスでは茄がが出荷の最盛期を迎えています。ハウ

スの中を見せてもらいました。茄の品種は筑陽、ハウス内の気温は常

時13℃に保たれているそうです。交配はホルモン剤をスプレーでふり

かけるそうでこの作業は毎日午前中にやるそうです。出荷は農協が一

括して受け持ち京阪神地方、中部地方へ価格を見ながら配送している

とか。

 


家庭菜園 萵苣(ちしゃ)

2016-12-07 11:48:36 | 植物

紫がかった色をもつ野菜が萵苣です。早く植えたものは下の写真

のように花芽が着いています。

わたしはこれを長い間ムラサキレタスと呼んでいたのですが、本当

は萵苣でした。

落語に「夏の医者」というのがあり、医者と萵苣をかけて落ちとした

大変面白い噺なのですが、そこに出て来る萵苣がレタスとは知ら

なかったのです。