古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

講演会「学んで守ろう熊本の歴史遺産」

2017-03-07 12:00:48 | 歴研

熊本被災史料レスキューネットワーク主催講演会「学んで守ろう熊本の歴史遺産」

大慈禅寺と本妙寺―被災寺院の知られざる歴史と現在―

開催趣旨

昨年の熊本地震では、多くの文化財とともに未指定の寺社建造物や仏神像、石造物も被災しました。
しかし、寺社の歴史について、市民的な理解度は決して高いとはいえません。
大慈禅寺と本妙寺を対象に、その豊かな歴史を知り、復興への取り組み方を考えてみましょう。



日 時:2017年3月18日(土)13:00~17:00

場 所:熊本県立美術館講堂(熊本城二の丸)

講 演:伊藤幸司(九州大学大学院准教授)…大慈禅寺

中野 等 (九州大学大学院教授) …本妙寺

コメント:上田純一(京都府立大学特任教授)

平川 新 (宮城学院女子大学学長)


熊本平野の秋 川尻護藤地区

2016-11-03 20:16:48 | 歴研

 写真手前の稲は既に刈り取られ秋草が生えていますが、奥は晩稲らしくまだ残っています。今年の夏は猛暑つづきで日照時間も長く水稲にとっては豊作型の天候でしたから稔りは上々のようです。

 正面の低い山脈は宇土半島の山々で、三角は右先端部に位置します。山脈の手前には有明海が入り込んでいるのですが、写真には写りません。

 この稲が刈取られてしまうと刈田の風景が広がりますが、それもほんの一時の間でやがて単調で変化に乏しい冬田の景に変わりそれが翌春までつづくことになります。

 わたしはこの近くの専行寺で行われる古文書の会に月2回通っているので、この辺りの風景には四季折々親しんでいますが最も趣深く感じるのはやはり秋の田ですね。


熊本歴史学研究会10月例会のご案内

2016-10-01 12:39:02 | 歴研

 菊池川歴史文化の中心をなす、菊池一族について考察致します。漸進なる切り口に皆さまびくっりなさることでしょう。

     花岡興史さんのお話

 菊池一族の研究は、研究史上では歴史的総体の中で再検討されており、一定

の成果を得ている。しかし、一般的には、南朝に対する「純忠」「勤王」という史

観のまま放置されているのが、現状であろう。菊池一族は、歴史的には決して

主流に躍り出る場面が多かったわけではない。また、合戦無しには、その存在と

発展をうかがうことが出来なかった。 

 この一族は、同時代の人々にとってどの様な存在だったのか、また、現在我々 

が認識している菊池一族像は如何にして形成されて来たかを明らかにする。

月 日  10 月22 日(土)14:00 ~
場 所  熊本市立図書館 集会室
報 告   花岡興史氏 九州文化財研究所
     「菊池一族とはなにか・・・近代における受容と認識」

出席希望の方事務局までご一報ください。℡096-385-2645(本田)