べんりや日記

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自立する柱

2006-06-09 15:37:46 | 旧栄町 T邸(越後杉)


関東地方は入梅したそうですが、新潟はまだまだねばりそうです。
午前中に雨模様だった天気も、午後は晴れ、これから1週間くらいは晴れ間が続くようです。

旧栄町T邸も丁度いい時期に建て方を向かえています。

写真は、土台の刺さった柱が自立しているところです。
通常行われている在来工法の短ホゾの柱は自立するどころか、控えがなければ手も離せない状態となりますが、伝統構法の柱は柱に土台が刺さり、その土台を固定することで柱が自立します。

このような柱が何ヶ所もあるので、筋交いがなくても丈夫な構造となります。
実際にはこの柱に横架材が降ろされ、柱と柱同士を結ぶことになります。

通し柱の場合は「差し鴨居(さしがもい)」で結ばれるので更に柱同士が強く固定されます。

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どんな建物になったかは旧栄町T邸の日記をご覧ください
コメント
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