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秋雨前線が南下し、一時の秋晴れとなった一日でした。
しかし、台風が接近中でいつ前線が刺激され北上、もしくは台風が北上するか予断を許さない状況です。
明日からまた雨模様とのこと・・
外仕事の参段に苦悩する毎日です。
そんななか、ようやくの晴れ間をぬって各地で稲刈りが最盛期を迎えています。
先週からずっと様子をうかがっていて、ようやく晴れたのもつかの間、17日には台風が北上してくるとのことで、できるかぎり稲を刈っておきたい所です。
そんな努力をよそに、日本の食料自給率は40%を下回っています。
農業は採算がとれなくなってきています。
豊作ならば単価が下がり、不作ならば収入が減る・・
どちらにころんでも存続が危うくなってきている。
木材もやはり40%の自給率です。
エネルギーも殆ど輸入に頼っています。
電力は60%の自給率(原子力、水力のみ)
原油は当然、100%輸入。
先日、NHKスペシャルにて「日本の食卓からマグロが消える」という、ショッキングなドキュメント番組が放映されていましたが、高経済成長を迎えている中国が世界から高級食材を輸入し始めている・・マグロが日本の商社にまわされなくなってきたという現状です。
金のある日本だからこそ、食糧が輸入できたのでしょうが、中国の勢力が強くなり、輸入もままならなくなってきた。
5年後、10年後は全く予想がつかないそうです。
日本はいつかは見放されてしまうのでしょうか?
そうなったら、農業や林業が、戦後の状況のように強くなるのでしょうか?
ロシアや北朝鮮では家庭菜園での自給が必修となっています。
日本もそうならない保証はどこにもありません。
一次産業が弱い立場で、さらに跡継ぎがなく技術も忘れ去られようとしています。
輸入がストップしたとき、忘れかけていた伝統技術が活かされる時代となるのでしょうか??
そんな想いを抱きながら、黄色い大地を見つめています。