べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

来年の深沢W邸の材料・・

2006-11-09 20:46:55 | 長岡市深沢町 山の木


本日も昨日に続いて心地よい快晴です。土合町T邸の外部塞ぎに多人数を導入して一気に終わらせたいところです。(夕方はどうなったか見に行ってませんが・・)

午前中は、栄町のお客さんとオーゴシ建設さんの(紹介した)家を見学しました。
その後、オーゴシさんの社長さんと専務さん(娘さん)と交えて土合町K邸を見学してもらいました。
伝統構法と大黒柱、居間の明るい吹き抜け天井、円形階段に感動していたようです。

その後、村松のマルユー木材に来年の深沢町のW邸新築工事の構造材を品定めに行きました。
この春、伐採して葉枯らし乾燥後、大割りにして乾燥させた材料を、その伐採した山主の家に使うのです。

2~3日前から徹夜に近い状態で材料拾いをしていて、どこにこの材料を使うかを吟味していました。
実際に、切った丸太を見ると、その大きさに驚かされます。
伝統構法では、下の部分になるべく重くて大きい材料を使って、重心を低くして耐震のバランスをとります。
特に、「差鴨居」は大きくて重い材料だと有効です。通し柱を低い位置で結ぶのでガッチリした家となるのです。
この重要な材料こそ、裏山の木を使う価値があります。
遠いご先祖が、子孫のために植えた木に守られながら安心して暮らせる家となります。これこそご先祖が願った形なのではないでしょうか?


マルユーさんに材料を指定したので、あとは工場に材料が搬入されてくるのを楽しみに待っていましょう・・。
それまで、栄町T邸を仕上げるのに全力を使いましょう。

コメント
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